さぁ!目覚めよ!神よ!・・・あれ?
書き溜め放出中…
導入はどうでもいい!本編はよ!って人は次の投稿で本編ですのでお待ちください。
D・E・M ・P - Deus ex machine Project –
人類は持てる限り知識を利用し神を創りだそうとしたのだ。
見た目はヒトと同じ。14歳前後の女性型。
大きすぎると被弾率が上がり消費エネルギーも増える。
人格は軍部で軍事教育された14歳の少女の人格をそのまま移植。
装甲は魔力により陥没や亀裂程度なら修復され銃弾程度ならたやすく跳ね返し人工筋肉は魔力により強度、身体強化され片手で5トンまでのものなら持ち上げられるように設計された。
問題は動力源だ。
人形の兵器に搭載するには動力を小さくしなければならず、それだと出力が落ちてしまい本末転倒だ。
既存の技術ではどうしても動力源を小型化できない。
とある科学者が呟いた。
“実験段階の技術ならどうだ。”っと。
魔力を分解した際に発生する高エネルギーを利用し原子炉ならぬ魔力炉を作ろうと。
魔力は分解されると魔素と言うものに変化し、魔素から魔力へ戻ろうとする時に高エネルギーが発生しそれが事象を発生させる。
ならこれを無限に連鎖反応させ、エネルギーだけを取り出そうということだった。
動力炉以外は完成し後は動力炉を埋め込むだけだった。
掛かった年月は5年。
核攻撃により被害はゆるやかになっていたがそれでも人口は減りつつあった。
魔力炉改め魔導炉は心臓サイズに収められ、エネルギー出力は予想より大幅に大きいものとなっていた。
兵士100人分なんて甘かったのだ
この魔導炉は一個師団に相当するエネルギーを生み出し続けるのだ。
完成と同時に喜びと不安が彼らの感情を支配していた。
“もし暴走したらどうなるのか”
暴走したら止めればいい、と思うだろうが時間も無い彼らに無限に反応し続ける魔力を止める考えは微塵もなかったのだ。
少女の形をした兵器に魔導炉が組み込まれ神は完成したかと思われた。
しかしそれは叶わなかった。
起動シーケンスでエラーが発生するのだ。
魔導炉オンライン。
聴覚オンライン。
視覚オンライン。
感覚オンライン。
駆動部オンライン。
人格オフライン –エラー-
軍部。いや人類自体が困惑した。
頼りにしていた神が起動しないのだ。
科学者は原因の究明に急いだ…。
1年後核攻撃による地球規模の放射能汚染によりUnknown、人間以外の生物は死に絶え、人口も残り僅かになってしまった。
神は完成間近にてプロジェクトは凍結。
研究所の隔壁の奥へ封印された。
神作成の副産物である魔導炉を使い人類は最終手段を実行。
地球に生きるすべての生き物、Unknown、人間を抹消する惑星級魔術を発動。
これにより地球は”何も居ない”惑星となった。
完・・・・!
なわけない。
漢字の間違い、句読点、表現の揺らぎはデフォです。
理由はマイペ。
追記1
誤字修正