始めからからクライマックス(人類が)
人類は科学技術、魔術を発展させ繁栄し、今滅亡の危機に瀕していた。
突如として現れたUnknownは人類に対し牙を向いた。
最初は楽に殲滅できると誰もが高を括っていた。
しかし、倒しても倒しても数が減らず何処から湧いてきているのかわからなかった。
人類はサンプルとしてUnknownを捕獲し調査した結果、自然破壊が生んだ突然変異種であることが判明。
特徴としては以下の3つ。
1つ目、非常に早い成長速度、繁殖性。2つ目、1つ目の項目のため寿命が短い。3つ目、多少の知能を持っている事。
以上の点がわかったことである。
1つ目の項目を満たすため高カロリーを常に摂取する必要があり、摂取できなければ死に至る。
行動パターンは蟻と同じである。
兵隊が人を借り巣へ運び繁殖のために摂取する。
おこぼれを兵隊が摂取しまた繰り返す。
それは異常な速度で行われ、とてもじゃないが手が出せないことだった。
そこで人類は巣への爆撃を始めた。
巣を塞いでしまえばその特徴ゆえ殲滅は”可能”だと言う調査結果だからだ。
しかし、塞いだ巣穴からは以前より大量のUnknownが出現した。
繁殖性が高いと言う事は進化のスピードも早いのだ。
ヒトを食えず、生き延びるにはどうしたらいいのか。
それは共食いである。
敵は塞がれた巣の中で共食いを始め生き残ったものが繁殖のために食われ新たな個体が生まれる。
これを繰り返し進化したのだ。
Unknownとの戦いから10年が経過し、人類の人口は当初の1/10まで減っていた。
ヒトの兵の一人あたりの戦闘力など高が知れていた。
物理的な弾丸が要らない魔銃は兵士の潜在能力に依存し魔力が切れてしまえばただの鉄の鈍器だ。
ヒトは考えた一人で何百人分の戦闘力を有するにはどうしたら良いか。
これと同時に巣穴への核攻撃が始まり巣穴は消滅し、放射能汚染が発生したのだ。
だが巣穴は多数あることがわかっていた。それに核を撃ち込み続けたらどうなるかも。
人類はひとつのプロジェクトを立ち上げた。
D・E・M ・P - Deus ex machine Project –
人類は持てる限り知識を利用し神を創りだそうとしたのだ。
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