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人物紹介と次回予告

あたし「早いもので、本作もこれで99話目ですね」

俺「そんなに書いてるのに一向に俺が活躍する気配がないというのはどういうことだ」

あたし「何言ってるの? この話の主人公はあたしでしょ。ヘータはただの脇役よ」

俺「地の文の半分は俺が喋ってるんだぞ。それは労働の搾取だろうが」

あたし「猫に人権なんてないのよ。猫だけに。ぷくくっ」

俺「面白くないよ」

あたし「さて、今回の新キャラはデミでした」

俺「あっ、スルーしたな」

あたし「じゃ、デミ、よろしく」

デミ「はい。 デミ=プラー=ミューネンといいます。マナさんとは寮生時代の友達、というか、知り合いで」

あたし「友達でいいわよ」

デミ「友達で、あんまり個人的に話したことはなかったけど、前から意識してて」

あたし「そうなの?」

デミ「でも、あたしみたいなのが近くにいると迷惑かなと思ったりして、一応勉強とかも頑張ってみたんだけど全然手が届かないし」

あたし「迷惑とか全然大丈夫なのに」

デミ「友達と好きな人を暴露するみたいなことになった時に、ついマナさんのことを言ったら、みんなで協力してくれて、サバイバル実習でマナさんと一緒のグループになったんです」

あたし「最初はびっくりしたよー。だって、まるでラブレターだったんだもん」

デミ「あはは」

俺「『まるで』じゃなくてそのものだったじゃないか」

デミ「ヘータさんっ」

俺「……」

デミ「シーッ」

あたし「何?」

デミ「ななな、なんでもないですぅっ」


あたし「今回はデミの他にも使い魔がたくさん登場しました。その子たちも一緒に紹介しちゃいましょう。まずはデミの使い魔のショコアです」

ショコア「みんなー。こんにちわー。ショコアでーす。ありがとー」

俺「気のせいか、ショコアの周りだけスポットライトが当たってるような……」

ショコア「あたしは、フルムー犬っていう、可愛くてとっても賢い魔法犬なんだよっ。いわば、みんなのアイドルなんだからねっ」

俺「うざい。まじ、うざい。アイドルとかありえない」

あたし「かわいー。やっぱり可愛いよねー。どっかの駄猫とは比べ物にならないわよねー」

俺「何それ、喧嘩売ってんの?」

あたし「はっ。事実を言っただけじゃない」

ショコア「ダメーッ。あたしのために喧嘩をしないでっ」

俺/あたし「うるさい。部外者は引っ込んでろ/て」

ショコア「ひぃっ」


俺「気を取り直して、次行くよ」

あたし「ふん。今日はこのくらいにしておいてあげるわ」

俺「それは負けた奴のセリフだろ」

あたし「何、やるの? あたしは別に人物紹介とか次回予告とかどうなっても気にしないわよ」

俺「いい度胸だなっ」

デミ「あっ、あのっ」

俺/あたし「何っ」

デミ「さ、作者さんから伝言で、『それ以上やってると分かってるよね』だそうです」

俺/あたし「……」

俺「ま、まあ、仕事は仕事だしな」

あたし「そうね」


俺「次はミレイの使い魔のメイ」

メイ「へーい」

俺「自己紹介。よろしく」

メイ「えー? そんなの本編読んでれば分かるでしょ。以上」

あたし「ちょっと。真面目にやりなさいよ」

メイ「さっき、人物紹介とかどうでもいいとか言ってた人に言われたくないわ」

あたし「なぁっ」

俺「一応、これはそういうところなんだから本編で言ったことでも繰り返してもらわないと」

メイ「はぁ。オツムの弱い読者を持つと何回言っても設定が覚えられないから」

デミ「あの、作者さんから『メイ、毒舌キャラはいいけど、読者をネタにした問題発言は慎むように』だそうです」

メイ「どうせ、私のセリフも自分で考えてるくせによく言うね」

俺「ははは。と、ところで、メイはブナラ・クリッターだけど、特技は何かあるの?」

メイ「そんなのはそのうち本編でやるわよ」

俺「そ、そうですよねー」


あたし「次行こ。次」

俺「賛成。これ以上続けたら、いつ地雷を踏むか気が気じゃないよ」

メイ「ふんっ」

あたし「次は、シシーの使い魔のクーです。よろしくー」

デミ「……、あれ? クーさん、どこにいるんですか?」

俺「ここだよ、ここ」

クー「…………」

あたし「あの、クーさん? もしもーし」

クー「…………」

俺「無口なやつだな」

あたし「あのー、一応、自己紹介、してくれないかな?」

クー「…………」

俺「ダメだ、こりゃ」

あたし「えっと、仕方ないから説明すると、クーはテュラス・メレオンという魔法生物で特技は擬態。隠密行動のサポートをする使い魔として有名だけど、野生種の捕獲はすごく難しいから一般に流通しているのは人工繁殖したものなのよ」


あたし「以上っ」

俺「次回予告っ」

あたし「次章は『サバイバル実習<後編>』です」

俺「前章では片鱗しか見せていなかったキリシュ島の謎がとうとう明らかに」

あたし「はたして今回もヘータは生き残れるのか!?」

俺「いや、死なないから」

あたし「はたしてっ!」

俺「ちょっと!!」

あたし「はーい、終わり、終わりー。みんな、ファミレス行こうよー」

俺「ちょっとーー!」

これで、次回予告まで含めて「サバイバル実習<前編>」は終わりです。後編は、また初稿が完成してからの投稿になりますので、数週間程度お待ちください。1ヶ月以内には投稿できるようにしたいと思っています。

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