表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30/130

人物紹介と次回予告

あたし「ほれほれほれ」

俺「ふざけんなよ。バカにしてんのか?」

あたし「そんなこと言って、その前足は何かな?」

俺「おうふ、いつの間に」

あたし「減らず口を叩いてても猫は猫ねー。猫じゃらしにじゃれつくなんてかわいー」

俺「黙れ。これは身体が勝手に反応してるだけ……。くっ、こんな屈辱!」

あたし「我慢しなくてもいいのにー。開放しちゃいナよ、自分を」

俺「にゃ、にゃにゃにゃっ!!」


……


俺「ふぅ」

あたし「あ、ところで、今の全部生放送されてたから」

俺「ええっ!」

あたし「かわいい猫ちゃんのお陰で視聴率はうなぎのぼり」

俺「ふ、ふ、ふ、ふざけんなー」

あたし「というわけで、第2章「学園デビュー」編、いかがでしたでしょうか? ヘータ強すぎというか亜竜弱すぎというか、そんなゲームバランスで大丈夫か?」

俺「問題ない」

あたし「若干、今後の展開が不安になる答えでしたが、ひとまず登場人物の紹介をしましょう。まずは、あたしの親友のミレイです」

ミレイ「え、これマイク? あっ、もうスイッチ入ってる。えっと、僕はミレイ=リュフ=ヤン。マナとは違って寮生ではないのですが、マナとは小学校1年の時からの友人です。マナとは違って生産職志望なので戦いはあんまり得意じゃありません」

あたし「それにしてもミレイはちょっと手応えなさすぎだと思う」

ミレイ「君の基準で鍛えたら生産職の範疇から外れちゃうよ」

あたし「そうかな。でも、カルネは戦士職じゃないのに結構強いよ」

カルネ「はい。呼びました?」

あたし「呼んでない」

カルネ「自己紹介ですね」

あたし「呼んでないから」

カルネ「わたくし、カルネ=エンヴォ=ニョークと申します。情報職志望で新聞部記者をやっております。マナさんには日頃からニュースのネタを沢山提供していただいて、ありがたい限りです」

あたし「うるさい。あたしが学園中から変な目で見られるようになったのは、全部カルネのせいなんだからね。反省してるの?」

カルネ「はて、わたくしは、マナさんの活躍を逐一新聞で発表しているだけですが?」

あたし「何言ってんの。「学園女王」とかよくわかんないニックネームをつけてるのはあなたでしょ」

俺「まあまあ。えっと、次はバドアスと、使い魔のオロンだ。じゃ、よろしく」

バドアス「バトアス=ディグ=ラマーツァだ。そして、こいつが僕の使い魔のオロン。僕の家は代々ウィルムを操るウィルム使いの家系で、由緒正しい魔法使いの系譜なんだ。僕の曾祖父さんは教科書にだって乗ってるんだぜ」

あたし「はいはい。その話は耳にタコができたよ」

バドアス「魔法使いたるもの常に清く正しく自分を律して人に優しく自分に厳しく……」

あたし「次っ!」

オロン「俺、喋ってないぞ」

あたし「じゃ、俺、どうぞ」

オロン「ゼオ・ウィルムのオロンだ。最強の使い魔だぜ」

俺「中等部の中でのな。後、俺が勝ったから今度からお前は2位な」

オロン「あんなまぐれの戦い、今度やったら絶対俺が勝つ」

俺「何ならここで天国に送ってやってもいいんだぞ」

ミレイ「ちょっとやめなよ、マナもバドアスくんもヘータくんもオロンくんも。後、カルネさんは写真とってないで何か言ってよ」

カルネ「対戦するならわたくしに知らせてくださいね。ちゃんと取材に行きますから」

ミレイ「もうっ。えっと、ウィルムっていうのは亜竜の中でも主に陸上生活をする種類で、他に亜竜と呼ばれるのには空で生活するワイバーンと水中生活をするサーペントがいます。でも、ドラゴンもウィルムもワイバーンもサーペントも系統的には全部関係ない種類なんだそうですよ」

シシー「誰も聞いてないみたいですね」

ミレイ「もういいわ。シシーくん、次、お願いします」

シシー「はい。俺は、シシー=エンヴォ=リッリです。バドアスのクラスメイトで、カルネとは同じエンヴォ寮の寮生です」

ミレイ「バドアスとカルネ。人生の苦労が忍ばれますね」

シシー「それはお互い様にね。といっても、バドアスはいいやつだし、カルネはちょっと変わってるけど悪いやつじゃないよ。一度寮全体に使い魔を放った時には、寮監さんに絞られてたけど、それ以来もっと目立たないようにやってるみたいだし」

ミレイ「それを苦労って言うんだと思う」

シシー「そんなことないよ。それにバドアスのお陰でミレイにも会えたしね」

ミレイ「なっ。……、そ、それより、そろそろ次回紹介に移らないとねっ、マナ」

あたし「ちょっとオロン。今、あたしの肩にあたったのはあなたでしょ」

ミレイ「……、ヘ、ヘータくん?」

俺「その変な機械で俺を狙うなっ」

ミレイ「はぁー」

シシー「仕方ないから俺たちだけでやっておこうか」

ミレイ「えっ。そ、そうだね」

シシー「次回は学園にお客さんがやってきます。ところがそのお客さんは家柄もよく容姿端麗文武両道の上に昔マナさんと何かあったようで親善試合が行われる運びになるのですが云々というお話です」

ミレイ「なんだか作者さんによるとプロットが2章の2倍くらいの長さになったということで、さすがに一度に全部書いてから投稿とかできないから、前後編と分ける予定だそうです」

シシー「また1ヶ月くらい執筆に時間を取るとしたら、次の投稿は年末かな?」

ミレイ「作者さんは年末年始は投稿しないみたいだから、多分年明けじゃないかな」

シシー「それでは、皆様、良いお年をお迎えください」

ミレイ「良いお年を」

あたし「ヘータぁ、覚悟はいいわよね」

俺「マナの方こそ怖気づいてんじゃねえぞ」

バドアス「ま、待てっ、同じ属性で攻撃魔法同士をぶつけたりしたら」

カルネ「相乗効果で大変なことに」

ミレイ「ちょ、ちょっ、わー。みんな、逃げてー」

あたし、俺「<発火(レムス)>!」

ドッカーン

例によって寸劇をお届けしました。SDキャラが書割の舞台でドタバタ芝居している様子をイメージしていただければと。

閑話の内容は本編には影響しないので、こういうのに興味がなければ読み飛ばしていただければと思います。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この小説は、一定の条件の下、改変、再配布自由です。詳しくはこちらをお読みください。

作者のサイトをチェック
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ