ゲンゴロウブナ族
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リリリリリリ
ちゃんとアラームで起きれた。
9時前か。
アラームを止め準備を始める。
(今日はヴァルとミラの付き添い…)
改めて緊張感が戻ってくる。
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食堂へ行くと、既にヴァルとミラがいた。
ヴァル「おーっす!今日よろしくな!クララ!」
ミラ「お、お願い…します」
クララ「よろしくお願いします。どこ行きたいか決まってるんですか?」
ヴァル「ミラが星がみたいって言っててな。俺が一番お気に入りの場所があるんだ」
ミラは恥ずかしそうにしている。
クララ「どこなんですか?」
ヴァル「それはサプライズだよ。後のお楽しみってことだな」
笑顔が眩しい。
ヴァルも色々考えてるんだな。
クララ「じゃあ…行きましょう」
出る直前にジョセフに人間用のスーツを貸してもらった。
所謂ダイバースーツの様な物で少し安心した。
ジョセフ「お気をつけテ」
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魚の国から出て少し泳いだ。
(湖の中ってこんな感じなんだ…)
魚の数は少ないが、様々な魚が泳いでいる。
上を見上げると太陽の光だろうか。明るい光が差し込んでいる。
クララ「湖の中からみるとこんな感じなんだ…」
ヴァル「初めて見るだろ。感動するよな。人間から見た湖の見え方も今度教えてくれ!」
クララ「もちろん!」
ヴァル「ミラ、もう少し水面近くまで行こうぜ!」
ミラ「う、うん…」
そういって楽しそうに泳いでいった。
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(もう夕方くらいかなあ。)
夕日が見えたのでヴァルとミラを呼んだ。
ヴァルが笑顔で泳いでくる。良いことでもあったのだろうか。
その時、
「ミラ!!」
ヴァルが振り向き大声で叫んでいる。
クララ「ヴァル…?」
ミラの方を見ると、キラッと光る何かが見えた。
ヴァルは急いで水面に戻りバシャバシャと音を立てた。
すると一瞬でヴァルが消えてしまった。
クララ「え…?」
ミラ「ヴァル!ヴァル!」
普段大人しいミラが叫んでいる。
あの一瞬鳥の足が見えた気がした。
頭が真っ白になった。
その日からヴァルが魚の国から消えた。




