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魚の国  作者: ひつじつじ
11/11

ゲンゴロウブナ族




ーーーーーーーー


リリリリリリ


ちゃんとアラームで起きれた。

9時前か。


アラームを止め準備を始める。


(今日はヴァルとミラの付き添い…)


改めて緊張感が戻ってくる。



ーーーーーーーー



食堂へ行くと、既にヴァルとミラがいた。


ヴァル「おーっす!今日よろしくな!クララ!」


ミラ「お、お願い…します」


クララ「よろしくお願いします。どこ行きたいか決まってるんですか?」


ヴァル「ミラが星がみたいって言っててな。俺が一番お気に入りの場所があるんだ」


ミラは恥ずかしそうにしている。


クララ「どこなんですか?」


ヴァル「それはサプライズだよ。後のお楽しみってことだな」


笑顔が眩しい。

ヴァルも色々考えてるんだな。


クララ「じゃあ…行きましょう」



出る直前にジョセフに人間用のスーツを貸してもらった。

所謂ダイバースーツの様な物で少し安心した。


ジョセフ「お気をつけテ」


ーーーーーーーー



魚の国から出て少し泳いだ。


(湖の中ってこんな感じなんだ…)


魚の数は少ないが、様々な魚が泳いでいる。

上を見上げると太陽の光だろうか。明るい光が差し込んでいる。


クララ「湖の中からみるとこんな感じなんだ…」


ヴァル「初めて見るだろ。感動するよな。人間から見た湖の見え方も今度教えてくれ!」


クララ「もちろん!」


ヴァル「ミラ、もう少し水面近くまで行こうぜ!」


ミラ「う、うん…」


そういって楽しそうに泳いでいった。



ーーーーーーーー




(もう夕方くらいかなあ。)


夕日が見えたのでヴァルとミラを呼んだ。


ヴァルが笑顔で泳いでくる。良いことでもあったのだろうか。



その時、


「ミラ!!」


ヴァルが振り向き大声で叫んでいる。


クララ「ヴァル…?」


ミラの方を見ると、キラッと光る何かが見えた。


ヴァルは急いで水面に戻りバシャバシャと音を立てた。


すると一瞬でヴァルが消えてしまった。



クララ「え…?」


ミラ「ヴァル!ヴァル!」


普段大人しいミラが叫んでいる。


あの一瞬鳥の足が見えた気がした。

頭が真っ白になった。




その日からヴァルが魚の国から消えた。



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