表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/41

8



「君は確かに頭が良いようだけど、自己評価が間違っているな。」



言われた意味がわからなくて、顔を顰める。



ゆっくりと伸びてきた手が、頬を撫でるように触れる。



「私は命を狙われている。炙り出すために、婚約者という弱みも準備した。婚約者は後ろ盾のない令嬢である必要があったけど、そんな令嬢はいくらでもいる。君よりもっと御し易い性格の人もね。寧ろ、第二王女配下の君を婚約者にするのは厄介だと思わないか?」



彼はずっと楽しそうに笑っている。

それは普段の作り物のような微笑みとは違ったけど、私は寧ろこっちの方が怖いと感じた。



「私は敢えて君を選んだんだ。殺したりしないさ。

婚前契約を結ぼうか?…君に、2年間だけの契約妻になって貰いたい。」



彼が楽しそうに笑い、さっきまでの殺伐とした雰囲気とは変わったけど、絡め取られるような息苦しさが私を包んでいた。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ