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その後は、お互いの職場の話や趣味の話など、他愛もない話が続いた。


表面的な会話であまり面白い物では無かったけど、お互いに笑顔を浮かべたままだった。



私は今日1日で彼の腹の中が全てわかるとは思っていなかった。


婚約者となった後も、結婚まで度々会うことになる訳だから、その間にゆっくり探っていけばいいと思っていた。



「今度王宮で、お茶でも飲みましょう。」



戦争は終結していて、王国騎士団の団長である彼の職場は現在王宮であった。


私も第二王女付きの侍女であり、職場は王宮だ。



王宮で働く者同士が恋人であれば、昼食や休憩時に王宮で一緒に過ごすのは、何も不自然なことではない。



でも、私はたとえ婚約を受け入れたとしても、なるべく周りに隠しておきたかった。


社交界で1・2を争うほど人気な公爵様と婚約したなんて知れ渡った日には、一体どれだけの嫌がらせや陰口を叩かれることか。



「まあ、それは素敵ですね。嬉しいです。」


にこにこと笑顔で答えながら、絶対に避けなければと心に誓った。


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