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RE・VERSE  作者: 夏
2章 命のアースランド編
11/14

水都へ

 水都へ



「レイヤ様、お起きください」

声を掛けられた。

眼を開けるとそこには鈍い色の甲冑姿のキリングがいた。

驚きのまま、名を呟く。

「………キリング…?」

「強行する形での、この討伐隊でお疲れのようですがもうすぐ例の魔獣の生息地に入るという事ですのでここからは徒歩になります」

「あ、ああ」

そう答えておれはすぐそばに立てていた剣を取り、乗っていた馬車から降りた。

キリングの背後から部下が一人感心する声を上げた。

「そろそろその愛剣も刃こぼれが激しいので交換すべきですね、レイヤ様」

「ああ、王との約束も間近だ。よく保ってくれたと思うな。この剣が折れるまで魔獣討伐で地下を平定しろという王命が果たされる。恐らくはこの魔獣戦が最後だろう。皆頼むぞ」

「は」

俺は手に持っていた剣をよく見ると使い込まれたその剣には歴戦の後と思わしき傷がいくつもついていた。

装飾など一切ない頑丈なだけの剣で二つの魔法が組まれてある剣だった。

その魔法もどこにでもある付与魔法なので少し金を積めば手に入る代物で、所謂どこにでもある量産品ともいう剣だった。

「普通ならば一国の王子、それも後継者たるものがこんな辺境の魔獣討伐になど率先して行う者など居ないのにレイヤ様は違うのはさすが賢者様が推されるだけはあります」

「おべっか使いならいらん、帰れ」

俺はじろりと明らかにおべっかを使ってきた現地の騎士を睨んだ。

「案内役は案内だけにしておけ。近寄らせるな」

「申し訳ありません」

そうして魔獣の生息地に歩を進める。

しばらく警戒しながら奥に進んでいくとやがて大きな生き物の気配が強まる。

その気配から俺たちは腰に下げた剣の柄を握りながら足音を立てないように気配を消しながら慎重に進んだ。

更に少し進むと前方に大きな茶色の毛並みを持った魔獣の体躯が見えた。

こちらからは風下なので魔獣に匂いでバレることはない。すぐ横のキリングに視線を送る。

無言のままキリングは頷き音もたてずに他の者たちに合図を送る。

その合図とともに全員が音もたてずに戦闘準備に入る。

おれも剣を音もなく抜いた。

更に近寄ると大きな咀嚼音と共に血の匂いが周囲に漂っていた。


近寄るとさすがに俺たちに魔獣は気がついた。

食事の邪魔をされて横取りされるとでも思ったのか大きく咆哮して威嚇してきた。


その咆哮から威圧感が増した魔獣はそれでも逃げない俺たちに向かって襲い掛かってきた。

大きな体躯と大きな爪は予想よりも大きく早かった。

俺よりも前に居た盾持ちのガードがその爪を受け止めると大きな金属音が辺りに響く。

その音が響くのを確認する前に俺の背後にいた術師が魔獣に向けて炎の魔法を魔獣に向けて繰り出していた。

盾を抜けて炎が魔獣に当たる。

その炎にひるんだすきに俺は魔獣に向けて持っていた剣で利き腕らしき前足を切り落とした。


魔獣が大きな悲鳴にも似た声を上げてさらに暴れだす。

暴れている魔獣の爪を避けながらおれは止めの剣を魔獣の急所である体の中央に背中の上から刺し貫いた。

魔獣から大きな悲鳴が上がるとそのまま息絶えるように地面に大きな音と地響きを伴い崩れ落ちた。

その衝撃から俺の持っていた剣はぽっきりと折れてしまった。

崩れ落ちた衝撃から避けるように俺は魔獣から飛び離れて地面に降りた。

持っていた折れた剣柄を見つめたその後息絶えた魔獣を見やる。

「任務完了……だな」

一息つくようにして呟いた。

ラルフとキリングが近寄って来てきた。

「解体いたしますので休憩をなさってください。いまご用意しておりますので」

「ああ」

そうして言われるままに木の根で座るとなぜか景色が大きく変化した。

俺は大きな広間の一段高い椅子に腰かけていた。

さすがに驚いて周囲を見回すとどこかの城の中だった。

すぐ隣で同じ椅子に座っている金髪の中年男性が声を掛けてきた。

ラインハルト様だった。

「何をよそ見している。お前のためのパーティーだぞ!」

「………」

正面では年頃の女性が次々と挨拶していた。

しばらく挨拶を聞いているとラインハルト様が声を掛けてきた。

「気になる令嬢がいれば気にせずに声を掛けなさい。お前の婚約者の選定パーティーなんだからな」

そう言われても俺としては、どの令嬢も同じにしか見えなかった。

「………………」

おれは首を横に振る。

なぜか瑞穂に会いたくなった。おそらくドレスの形と髪色は違えども存在自体がどの女性も変わらないと感じているためだろう。

しかも令嬢にもよるが震えている者もいるようだった。

長々と続いた挨拶が終わるとラインハルトは合図をだして音楽を流し始めた。

するとそれぞれ気に入った相手とダンスを始める男女が踊りだす。

そんな彼らをおれは見るだけにとどめていた。

誰かと踊るという気がおきなかったのだ。

すると令嬢たちの父親がそれぞれ声をかけてきて自分の娘自慢を始める。


しばらく聞いていたのだがうんざりしてきたので席を立つととなりのラインハルト叔父上に声を掛けた。

「少し席を外します」

その言葉にラインハルトは眉根を寄せた。

「許さん。席を外すならだれかと一曲踊れ。お前のための宴だぞ。主役が踊らんでどうするのだ」

「誰も俺となぞ踊りたくはないだろうよ。さっきまでの和やかが一気に冷えたと見えるが……。叔父上?」

「……………」

そう、俺が視線を令嬢たちに向けるとなぜが合わせようとしない者たちばかりだった。

権力欲しさに父親が売り込みはしているのだが権力以上に俺が怖いらしく令嬢たちはだれも寄ってこなかった。

「俺はいないほうが楽しいようですから失礼いたします。義父上」

そう言って俺はその広間から出て行く。

「レイヤ!」

後ろからラインハルトが呼び止めていたが俺はもう気にしなかった。

おれは広間を出た足でそのまま見たことのない城散策をすることにした。

通路の端まで行くと庭に出る扉を見つけたのでそこから庭に出た。

綺麗に手入れされている庭をゆっくりと散策していると夜なはずなのにそれなりに明るいのが不思議に思い空を見ると赤と青の月が両端に浮かんでいた。


地下世界なはずの空に月があるのが不思議におもったが不思議でも何でもない事に思い当たる。

 地上の裏の世界というから月もあるんだな。地下が夜なら地上は昼という事か

少し歩くと庭でも石畳の開けた場所に出る。

風が嬉しそうに纏わりつき舞を強請るので、俺はその風に誘われるように月明かりの元、舞った。

風の舞は豊穣の舞である。


煌びやかな舞踏用の服が月明かりで瞬くように煌めいた。

ラルフに憑依していた時に覚えた風の舞はレイヤで舞うのは初めてだった。

それでも風の舞は間違えることなく舞えた。

しばらく舞っていたが息が上がりだしたので舞うのを止めた。


息を整えていると遠巻きで俺の舞を見ていた女の子が居た。

視線が合うと驚いたのか深くお辞儀をして一礼をした後にそそくさと屋敷に入っていった。

「?」

何だか妙に気になった女の子だったがすぐに意識から外す。

命の舞も舞うつもりだったが気分が乗らなくなったので傍にあった庭用の椅子に腰かけてしばらく二つの月を見上げていた。


そしていつの間にか意識が飛んでいた。


意識が浮上すると唇が温かいものでふさがれていることを知って眼を開けるとさすがに驚いてしまった。

全体の顔が見えないほどに間近に迫った瑞穂の目が合ったからだ。

「………んん?」

くぐもった声が上がる。

口の中に水分が注がれた。

さすがに嚥下して瑞穂の肩を握る。

その反応から瑞穂が離れた。

「玲也、目を覚ましたのね」

確認するように見つめてきた。

「瑞穂?」

俺は自分がベッドに寝かされていることを知った。

「二日も目を覚まさないから心配してたのよ」

瑞穂の指が頬を撫でる。

「二日も?」

「ええ」

やっと密着していた体を剥してベッドから離れた。

「気付け薬が効いて何よりです」

ラルフが声を掛けてきた。

「心配かけてしまったらしいな。すまなかった」

緩慢な動きで起き上がり、座ると寝すぎたのか軽くめまいが起こった。

反射的に目頭を押さえ目を瞑ってめまいをやり過ごす。

「大丈夫ですか?」

「寝すぎただけだ。心配いらん。それよりも予定が二日も遅れたのはまずいな」

「もう少し予定を遅らせたほうが良いでしょう。体調が悪いのでは移動するにも負担になりますし」

「体調は悪くはない。ただ過去視をしただけだからな」

「あ」

俺は頭を掻いた。

「時々、突発的に過去視が起こるから気を付けてはいるんだが…」

「どんな過去を視てたの?」

瑞穂が興味津々に聞いてきた。

「………………。キリングと魔獣討伐の旅、……と婚約者選別会…だな」

「婚約者……選別…?」

俺は一息ついた。

「気にするな。確か幾度となく行われたパーティーだが終ぞ、選別できなかったものだからな」

「ですね。あまりにもレイヤ様の悪名が高すぎて、すべての令嬢が指名拒否しましたから婚約者が決まらなかった逸話も有名ですし…」

ラルフがそう補足した。

「どんな悪名よ?」

「……冷酷王子。あまりにも非情な判断と感情が乏しいからついたと思ったが…」

ちらりとラルフを見た。

「当時の王子は冥王様に快く思っていない領主たちを様々の罪を盾に顔色一つ変えずに断罪した事実が誇張されて広まっていましたから間違ってはいませんね」

「令嬢たちに婚約者になっただけでも断罪されるとまで言われていたらしいから、視線を合わせただけで震える令嬢がいたな」

「それも見ていらしたのですか…」

ラルフが呆れるように俺を見た。

「過去視だからな。夢ではない以上、視るものは選べないさ」

その時扉にノック音が響き兄貴が入ってきた。

「目を覚ましたと聞いたが、また過去視か?」

「ああ、地下に行った後を見たよ。初めてだったな。恐らくこの体と同じ年齢時期じゃないかな」

「その体感は間違いありませんよ、レイヤ様」

ラルフはキリングと共に魔獣討伐に繰り出していた時期は一五歳から一七歳の間なのだと言った。

「お前が眠っているこの二日間でこの周辺に散っていた結晶を領主から預かっているぞ」

ライヤはそうって握りこぶし大の結晶を俺の脚に放り投げてきた。

ボスリと軽く音をたてて俺の腿に落ちてきた。

「兄貴、乱暴すぎるな」

「そう言ってもな。その結晶はそう簡単に壊れない代物だからな。今更だろう」

「でも、そのそう簡単に壊れない水晶が壊されたから前のレイヤは死んだのよね?」

「あ、ああ。まあそうだな」

「おそらく生命の剣を使ったのだろうと叔父上はいっていたか」

ライヤはそう言った。

「生命の剣?」

瑞穂は首をかしげる。

「読んで字のごとく生命の剣。この世界人なら一生に一度だけ使える命の剣で、単体だが何でも望んだモノを切る聖剣。使えばその者は存在全てが消滅する諸刃の剣だ」

「有名な剣ですね。大昔、世界を恐怖と死で包んだという邪神を勇気ある者がその剣をもって滅ぼしたという」

「生命という属性上、世界破壊に関わるモノはできないものの、切れないものはない剣。使えば最後、使用した者も死ぬ。それが生命の剣だ」

「じゃあ、命がけで前のレイヤの死を望んだ人がいたという事?」

「そうなる」

おれは眼の前に転がる結晶を見た。

そして指先で撫でる。

結晶は淡く白く輝いて吸い込まれるように俺の中に消えた。

何だか少し充たされる感じがした。

無意識に掌を握る。

顔を上げて兄貴を見た。

「だからといってそいつらの望むように死ぬわけにはいかない。一度死んだからこそ、この世界はこんなにも傾いているのにできるわけがない」

「玲也…」

その声につられるように瑞穂を見た。

「たとえ、世界が冥王の後継者として必要とされているだけだとしても俺は以前の死ぬ前の俺じゃない」

俺はそのまま手元を見つめる。

「冥王の後継者じゃなくても俺を必要としてくれる人たちがいることを、俺を大事と思ってくれる人たちがいるって知ってるから俺は大丈夫。昔と違って信頼という事が何なのか知ってるから今度こそ間違えたくない」

ライヤが俺の頭に手のひらを置いた。

「もう、冷酷王子なんて呼ばせないさ」

瑞穂がそっと俺の両手を握ってきた。

「玲也が冷酷なんて呼ばれてたってほうが驚きだわ。確かに冷たいときもあるけどそれだけじゃないことくらい知っているもの」

そう言った瑞穂の手はおもむろに俺の頬を引っ張る。

「…………い……った……」

瑞穂は極上の笑みを浮かべた。

「らしくないわよ、玲也」

その瑞穂に見惚れた。

照れ隠しにつねられた頬を剥した。

「……るせえな」

そう言ったものの頬が朱に散っていることは誰が見ても明らかだった。


結局、出立は翌朝になった。

ライヤ達もそのまま同行することになった。同行するつもりで来たとのことだった。

元々お忍びで同行するというのは各賢者たちには報告済みだからだ。

俺が眠っていた間にラルフがここの領主のお礼の報酬を受け取っていたことに後から聞かされた俺だった。


サレドからの水都までの旅はさほどかからず車だと半日でつく距離だ。

その近さからサレドと水都アクアリムは交易が激しい都市間だ。

当然だが俺たちの旅は水都の賢者には既に報告済みであり、またサレドと水都アクアリム間での道中は比較的安全な道程となる。

つまりサレドを出たという事は知られていたという事だ。

その事は水都に到着したときに判明した。

と、同時に報告にもあったが、水都周辺に近付くにつれて天気が悪くなり雨が降り始めていた。

初めは大した量は降っていなかったのだが水都に到着することにはかなりの量になっていた。

水都の門番に身分証明をして水都入りした後、水都の王城へとそのまま車をゆっくり走らせていると王城の門番に智の賢者と全の後継者一行と早々に気がついたのか恭しく礼をされた。


「そのまま王城に入る許可は貰っている」

ライヤは水都入りした直後にそう言った。


「このまま王城に入りますのでこの上着を羽織っていただきますよ、レイヤ様」

ラルフがそう言って黒の上着を手渡してきた。

軽く上着を調べると上着というよりも繊細な刺繍が施されたローブのようなコートだった。

そのまま羽織ると目の前で装飾過多なロープのような紐で前を結った。

「ミズホ様も、これを」

そういって侍女が同じものを瑞穂に手渡してきた。瑞穂の上着は紐ではなく大き目のリボンを使い、腰で留めるドレスローブだった。

「お揃いだわ」

瑞穂は嬉しそうに俺を見てきた。

「地下で瑞穂の存在を正式に認めてきたからな。その事実も広める為にもそろいのローブのほうが映える」

そう言ってきたのはライヤだった。

「もう少し時間がかかると思ったんだけど、意外と早かったな」

俺のその言葉にライヤは苦笑した。

「それだけお前の婚約者選出に苦労した経緯が酷すぎたという事だろう」

その言葉に俺は笑うしかできないでいた。

「瑞穂が未だ未覚醒状態であることも把握済みだ。その上で側室候補だけは一人だけだが希望者が居るという話だがそれもお前たち次第という事も聞いている。全ては地下にお前が入れるようになってからだがな」

「側室希望者が一人いる……?」

さすがに驚いた。

「ああ、なんでも成人して間がない令嬢だそうで再生前のお前とはあまり面識がなかったらしい」

「そんな令嬢がなぜ側室希望なんだ……?」

「詳しいことは聞いていないが、どうしてもお前がいいといって親ですらも手を焼いて聞かないらしい」

「………………。先方の事情はどうあれ、そんな貴重な希望者は粗雑に扱うことなどできないとか言っていそうだな」

「その通りだ」

俺はさすがに呆れた。

「俺の意志なぞお構いなしだな…」

そんな感じで呆れていると隣にいた瑞穂が俺の袖を握ってきた。

不安に感じているのだろう。

瑞穂の瞳がとまどいの色を帯びていた。

「心配するな。決定されたことじゃない。その前に覚醒すれば問題ないんだからな」

「………うん」

瑞穂を安心させようとして抱き寄せた。

後頭部を撫でる。

幾らかもしないうちに水都の王城の入り口をくぐる。

正面に王城が見えてきた。

その王城は青い色の城だった。東洋風とでもいうのか独特の形をした城でどこか懐かしい城だった。

「まるで青い中華風ね」

そんなことを瑞穂が言った。

「そうだな、和風じゃなくて中華寄りだな」

おれは瑞穂の切り替えの早さに笑みを浮かべた。


城に近づくにつれて立っている衛兵の数も増える。

雨が降る中、立っているのである。苦労がしのばれた。

 この雨には苦労しているようだな…

そして正面に乗っていた車が停車した。

正面には馬車が乗り降りすることも想定してあるのだろう、大きな屋根が城と繋がるように設置されていた。いわゆる、雨避けだった。

「なんだか緊張してきたわ」

「いつもの瑞穂でいい」

ライヤが言った。

「でも」

「心配いらん。いつも通りでいいんだよ。それで充分だ」

助手席に座っていたラルフが後部ドアを恭しく開けた。

入り口に近かったライヤが初めに降りた。

続くようにして俺が降りると正面に王族が立って待っていた。

それを確認して後に続く瑞穂をエスコートするように手を差し伸べる。

彼女はおずおずと手を握り、俺は瑞穂を降ろした。

すると降りたことを見届けたのか正面の王族が声を掛けてきた。

「我が国に来訪、歓迎いたします。知の賢者殿、全の後継者殿」

「お久しぶりです。命の賢者、地龍=ザイ=アースランド殿と海龍皇子殿」

俺はわずかに首を垂れて自己紹介した。

「レイヤ=ジルド=クロノスです。彼女は婚約者のミズホ。しばらく厄介になります」

「我らの事を記憶にないと話には聞いているよ。記憶がないのは残念だがこれから幾らでも交流ができる」

「はい」


その日水都入りした俺たちを彼らは歓待してくれたのだった。



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