3/27
第2話 終焉
やばい。もう夕方になってしまった。結局なにも食ってねえ。
そうだ、コロッケでも買って帰ろう。
「はよ帰れ」
さすがに店員さんに言われてしまった。早く帰ろう。
そして4時間ぶりに店を出たとき、俺は『ソレ』に出会ってしまった。
「なぜこの世には男という存在が!!この世からいなくなれ!!」
ん?今凄いロリボイスが聞こえなかったか?
!?
なんだあの機械は!?
それは、この世のモノとは思えないとてもとても大きな機械だった。
「あとはお前を殺せば・・・」
殺す!?
さっきからあの幼女らしき人が、俺の方を向いている。
俺か!?俺が殺されるのか!?
まあ、幼女に殺されるなら本望だがな!(鼻血ブーーーーーー)
いや、よく見たらこいつは幼女じゃねえ。大人だ!!
やっぱり死にたくない。シニタクナイ。シニタクナイ!!!
「じゃあね」
ア、アカイ?チ?アレ?
チッテコンナニモアカイノカ
イシキガ・・・アッ
俺は、死んだ。幼女と一つになるという未練を残したまま
「また来世で会おうね」