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幼女の楽園で俺は生きる  作者: ianaso
第四章
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第1話 嘘

「アイリのことが好きだ!!!!!」




「はじめ・・・くん?」

目の前に、アイリがいた。

「はじめくん!!!!」

体が折れそうなくらい、メキメキと抱擁された。

いたい。

「ちょっとまて、ちょっとまて。痛いから!」

「ううん、離れない。だって、だって・・・。」

暑いものが流れ込んでくる。

そしてアイリの口が俺の耳元にくる。




「大好きだよ。はじめくん。」



俺は熱くなった。

何だか懐かしい。そんな気分になった。

「ねえはじめくん。唐突なんだけどさ、私と一緒にここから逃げない?」

「どうしたんだ急に。そういえばここはどこなんだ?」

聞くのを忘れていた。

「・・・ああ、ここは異世界・・・かな?」

「異世界?」

「そうだね、はじめくんには縁がないところだと思うよ。」

え?どういう事だろう。

「まっあ、どうでもいいじゃん!早くここから抜け出して、現実に戻ろうよ!」

いやだ。現実に戻りたくない。

「幼女と私、どっちがいいの?」

上目遣いで言われた。

・・・くっ。アイリの上目遣いはなかなかに破壊力がある。




「わかった。」

俺は・・・。





「現実に戻『ドォーン!!!』




なんだ今の音は?

「マサミさまあああああ!ロリコンらしき人を捕まえて来たっす!!」

・・・は?

「おいお前!邪魔するな!!」

・・・え?アイリ?

「はははははいっす!申し訳ないっす!!出ていくっすよ!!」

ここにいるのはアイリと俺だけだ。

ナニガオコッテルンダ?




「・・・ふははははははははは。こんな形で!こんな形で我の野望が消えるのか!!はははははははははは!!!!」

俺は今、どんな表情をしている?





「くそったれええええええあああああああああああ!!!!!!」

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