第1話 久々の外出
21才、無職。それが俺、宮本ハジメ。
いや、厳密に言えば職はある。
自宅警備員だ。
この職に就けば、(自分の)パソコンをいじるだけで飯がしっかり三食出るし、風呂にだって入れる。
でも最近食事の時、本来は捨てるはずの野菜の切れ端しか出てこないし、俺のコップにはお米のとぎ汁が注がれている。(鉄腕なんたらの0円食堂か)
だから俺は、食料調達のため3年ぶりに外へ出た。
幸い、給料として月一万円はもらっている。
まあ、いつもならアニメグッズに消えていくのだが、今月はまだ5000円残っている。
少々豪華に、1000円分の幼女を・・・間違えた、飯を食おう。
1000円もあれば幼女を2人くらいは食えるんじゃないかとか思いつつ、俺は近くのコンビニに行った。
ピ↑ロ↓リン♪ピ↑ロ↓リン♪
この音を聞くのはいつぶりだろうか。
さーて、久しぶりに漫画でも立ち読みするか・・・おい待て、あの幼女18禁の本を立ち読みしているではないか。
ネットでそういう画像は見たが、リアルにいるとは思わなかった。
さすが三次元、二次元とはまた別の興奮を覚える。
俺は小一時間、その幼女を眺めていた。
いや、眺めてしまっていたというべきか・・・
まさかあんなことになるとは。