第4話 興奮
さて・・・と。どうしよう。
とりあえずオレの体をじっくりと観察しよう。
目線をそのまま下げる。
オレはほぼほぼ無に等しいであろう双丘を見た。
見事に壁だった。
厳密に言えば、オレの体でロッククライミングができそうな壁だった。
そういえば、OPIがでかい女の子ってあれ凄い走りにくいし、重いし、視界が狭くなって辛いらしいな。
将来大きくなりませんように。
というかこのまま体も大きくなりませんように・・・ってあれ!!
誰か来た。何かを抱えて。
あれは・・・・幼女か?
幼女が幼女を抱えている異様な光景だった。
そんなことはどうでもいい!!とにかくここから出してほしい。
「おーい!聞こえるかそこの人!!」
気付いたようだが、なにかあっけにとられている様子だ。
「死体が・・・・しゃべった!?」
おーいそこの人、私は死体じゃないぞ。
「とにかくマサミ様に報告だ!」
幼女を抱えたままで行ってしまった。
どうすっかな。
まあいいや。待っていればまた誰か来るだろう。
言ってるそばから。
マサミのようだ。
「すまなかった!!ハジメ!!!」
「とりあえずここから出そう!!」
「ごめんなさい。なんでもします。」
ん?今なんでもするって(ry
「もう死んでしまうと思ったから・・・」
「おいおい冗談キツイぜ。たかが鼻血で」
「死んでしまったロリコン達はみんな出血多量で死んだ。」
どれだけ鼻血を出せば死ぬんだよ。
確かに俺もそれで死にかけたようだが。
「そうそう、話の続きをしよう。恐らく君はもう女の子に興奮しないのではないか?」
なにを言っている。女の子は大好きだ。
「じゃあ私が興奮しそうなものを用意してくれ。」
「・・・・わかった。あまり気は進まないがすぐ用意しよう。」
やっほい!!
さあどんなものがくるのかな?
「おまたせ!!」
あれは!?