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僕が怪我をして向かう事が難しくなるまで、
よくヒベルと合流をしていた場所がある。
その場所は、 村の領地ギリギリにある枯れたフェレブレガの巨木だ
フェレブレガの巨木は特殊な木で父さん曰く
魔木らしい
魔木には様々な特徴があるらしいが
フェレブレガの魔木の特徴は聞き忘れてしまった
僕とヒベルはよくそこに集まって
互いの兄弟に関する悩みを相談していた
僕は2人兄妹の長男だが、
ヒベルは4人兄弟の長男で全員男だ。
兄弟がいる同士、
兄弟には話しにくい内容でも自然と溢れて話せる場所は
枯れたフィレブレガの巨木の外に作った
僕ら二人しか知らない 秘密基地しかなかった。
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僕たちの秘密基地
大きな柔らかい雪の壁を乗り越え進んでいると
やっと僕たち目の前に フィレブレガの巨木が見えた
僕はみんながはぐれないように前方の雪を退けることをしていたため
後ろから子供達を見張りながら進んでいるヒベルの声が聞こえた
「よーし!ついたぞ!!」
とヒベルの大きな声と弟妹たちの歓喜の声が前から聞こえ
僕は慌てて前から横に移動した
ヒベルの兄弟であるケックとラベン
そしてサナラも一目散に巨木に向かったのが見えた
前方を歩いて雪をかき分けて進んでいた
僕は疲労感がどっときて肩で呼吸をしていた
雪を何度かき分けて進んだのだろうか、
考えたくもない
僕の手には雪がたくさん付着していて
手は霜焼けで悴んでいてすごく冷えていた
はーっ
手に息を吐くがそんなことをしても焼け石に水だ
「ラルシ〜大丈夫か?」
と後方にいたヒベルの手にはあまり雪が付着していなく
ヒベルは声は心配そうな声だが表情は口元をニヤニヤさせながら一切心配なんてしてなさそうにこちらを見てくる
その顔にイラッときて手元に残っていた雪のかけらを僕の手と共に顔に引っ付けてやった
「っめぇてぇ!」
雪をつけられたヒベルは慌てふためき派手にすっ転んだ
そのトンチンカンな光景が面白くて
僕は声を上げて笑った途端
ヒベルにおもいっきりデコピンを喰らわされた
「ぅぐ」
ヒベルの容赦ないデコピンに僕が呻いている中
ヒベルの兄弟達とサナラはキラキラ目を輝かせて木に登ったり雪遊びをして楽しそうだった




