誘惑０１
今
丘を越えて
下った坂道
人生におけるのは数字ではない
今
俺のここに捧げる日々
無頓着
今
言えることって
なんだろう
俺は随分
長い夢を覚醒させここまで歩いてきた
雨の日はピザを頼みたい
そんな
日々に
あの人は文句
日々を
呑み込めないのであれば
人生を肯定しろ
ジャングルジムにような
この生き様を誰に告げるのか
あの人のありがとう
この居場所
俺は月への風を
自在にとは言えないが
廻し続ける
そんなに人を否定したいのなら
もうひとり
自分でも作っておけ
そんなに
自分だけが可愛いのなら
鏡にキスでもしていろ
ここは何色
人類に
愛と夢に浸かる時間を頂戴
ここに
集結するべき輪
心の向こうに沁みるのなら
風を吹かせて
俺は喉が渇いた
水を飲む
猫が鳴く
水が欲しいと猫が鳴く
猫が鳴く
母が欲しいと猫が鳴く
猫が鳴く
日々が欲しいと猫が鳴く
このままでは
何か
何か
俺は
日々に問う
俺は
水を飲み
ここにいる
ＴＩＭＥＳ
