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天より落ちし光の柱は魔石を運ぶ  作者: えとう えと
第六章 鳥取ダンジョン編
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66話 レッスンつー


 数日後やはり俺はオッサンと対面していた。マジでこの人今日も同じ服に見えるけど大丈夫なのだろうか。別に異臭がする訳じゃないが気になる。


「あの、師匠」


 俺は黒帯の事を師匠と呼ぶがそれには事情がある。別に黒帯の強さに感動して師匠と呼ばせてくださいと言った訳ではない。師匠というのは指導をしてくれる人に付けられた名前である。何を当たり前のことをと思われるかと思うがネストでは教えを乞う場合師匠と呼ばなければならない謎の制度がある。ちなみに師匠に教えを請う為に弟子入りする際には書類を提出しなければならなく結構めんどくさいんだとか。と、他人事のように言っているが実際俺はしていないので仕方ない。と言うよりあいささんが勝手にしてくれていたらしい。本人の同意が必要とか聞いたが知らない。


「なんだ津田」


「あの、いつもその服着ているように見えるんですが……」


 明確にどうとは言っていないもののかなり失礼なことを聞く。とは言えそれは俺もこれくらい話すことのできる関係性になったと言うことでもある。黒帯はあまり喋らないが結構喋りやすい。喋らないと言っても俺よりは喋るが。


「ああ、これか。それは似たような服ばっか持ってるからだ」


「そうなんですね」


 どうやら連続で来ているわけではないらしい。でも今回のことで多くの発見があった。同じような服をたくさん買わない事だ。と言うかデザインから色まで多分全く同じだ。せめて色を変えるとかしたら良かったかもだが。さすが師匠だこんな事まで教えてくれるなんて。


「話はこれくらいにしてここ数日間の成果を見せてもらおう」


「はい」


 ここ数日間、俺は魔力を抑えるために絶えず努力してきた。それを今見せる時。魔力を落ち着かせ波をたてないように意識する。一定の速度で流れるように意識すれば波がたたなくなる。


「随分上達したようだな」


「ありがとうございます」


 短い間ではあったが今回のことで継続は大事だと知った。それを活かして私生活でも例えば……勉き……やっぱやめとこう。やりすぎるのも良くないし。


「なら、早速次に移ろう」


「はい、次は身体強化ですよね」


「ああそうだ、身体強化は体内魔力が操作できてこそ意味を成す。満足に操作ができなければそれはほぼ意味はない」


 と言うことは俺が色葉と戦った時の身体強化はほぼ意味なかったのか?結構スピードとかパワーとか上がった気でいたんだけど。


「何か腑に落ちないような顔だな」


「ええ、まあ、なんて言うか前に使った時は結構効果が出ていたように感じて」


「そう言うことか、それはお前が魔力量が多く出力が高いからだ。お前はその魔力で無理やり身体強化をしていたわけだ」


 俺が体内の魔力をうまく扱えなくとも出来たのはその漏れ出す魔力やうまく活用されない魔力を補うほど馬鹿みたいに魔力を使っていたせいらしい。


「と言うことで兎に角まずは実践だ。今回は魔法なしでやってみろ。前回よりは出来るはずだ」


「わかりました」


 まずは俺がどこまで身体強化が出来るのか試すらしい。魔法を使わずにと言うことだが身体強化を使うことたとができればさして関係ないことだろう。


 身体強化のやり方といえば単純に体の中での循環だ。これは大体呼吸のような仕組みだ。多分。理科よく分からないけどそんな感じのはずだ。まず空気中にある魔素を体内魔力に取り込む。そして魔力を循環させる。それにより第一属性魔力とか言う酸素とか栄養っぽい働きのやつを身体中に届け第二属性魔力とか言う二酸化酸素的なやつを回収すると言うことらしい。


 何故魔素が関係してくるのかといえば身体強化は魔法と違い体外にある魔素を使って発動するからだ。身体強化においては体内を流れる魔力は体に魔素を送り届ける道具にすぎない。かと言って魔力量が関係ないかといえばそんなこともなく身体強化は魔力量に対して比例するらしい。一度に運搬できる魔素は魔力が多いほどたくさん運ぶ事ができる。と言っても魔素は無限にある訳ではないから魔力が沢山あろうともその場の魔力が無くなれば使えない訳でその比例というのもある程度までの話でりあとは技量に左右される。


 と言うことで魔力を循環させる。そして段々スピードを出してゆく。そしてある一定の速さで固定する。今波をたてずに上げれるのはここまでだ。とは言っても前回の魔法だけで加速していた時より速い。


 姿勢を低くして刀を構え脚に力を入れる。次の瞬間には黒帯の目の前へ。だが既に放たれた刀は止められていた。


 オッサン強すぎ。

京都まで行きました。

ホウオウ見ました。

ポ○モンセンターで。

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