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堕賢者日記  作者: 里見レイ
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堕賢者、買い物に行く。

気まぐれ作品。始まります。

 我は堕賢者、里見レイ。俗世に埋もれた隠者なり。

 さあ、今日は待ちに待った日である!金を節約したい我にとって、これほど素晴らしい日は他にあろうか、いや、あるまい。そう、今日は、

    スーパーの肉の特売日だ!!!


 月に三回、駅中のスーパーで開催される特売日。我はいつもこの日に肉を買うことにしている。

 一円を笑うものは一円に泣くのだ。守銭奴の称号は我のものである。


 さてさて、今日もあばら家にて執筆執筆。問題は、いつ買いに行くかだ。

 熱い時間帯はごめんだから、午後四時くらいにするとしよう。買い物から帰ってきたら、風呂に入って調理開始ということになろうからな。

 そう思いながら、ふと電話機能付き小型パソコンに写る天気予報に目を通す。

 自転車で行くので、雨が降っては困るためである。


 そして驚いた。丁度四時に雨ではないか!

 是非もなし。慌ててあばら家を飛び出し買い物に向かう。今は午後二時半。急げば間に合うはずだ。

 と、思いきや。自転車こぎだしてわずかに数分、雨が降ってきたではないか!

 まあ、まだ小雨だ。強行突破くらいできる。我はいつもより強く自転車をこいだ。


 ふう。どうやら本降りになる前にスーパーに着いたようだ。一安心。

 では、始めるとしよう。


 本日の目玉商品は......ないな。

 どれも、最安値ではない。困ったぞ、今回は前回のような肉不足解消のために大量に買おうと思っていたのだが!

 まあ、我は最安値を知っている人間だからな。これでも十分に安いことを自覚しなければ。

 というわけで、豚肉○○グラム二つ、鶏肉○○グラムを選択。

 さらに、千円以上お買い上げで一パック百円になる卵をかごに入れてっと。

 合計金額千六百円。ま、今回は大目に買ったわけだし是非もない値段であろう。


 その後、どこにも寄り道をせずに自転車置き場へ。よし、雨はもう降っていない。気温はちっとも下がってないがな。

 帰り道。むむ、やたらのどが渇く。アイスクリームが食べたい!

 しかし、これ以上金を使うわけにはいかん。節約だ、節約するのだ我!

 何か、何か策はないのか?お金をかけずに甘きうるおいを我が喉元に届ける策は!?


 そうこう葛藤をしながらあばら家に帰還する我。

 食材を冷蔵庫に入れて......

 お、あったぞ!我の喉に甘きうるおいを届ける代物が!!まさしくそれは

       乳・酸・菌・飲・料!!!......だ。

 一気に飲み干し、一件落着。

 夏の欲望というのは、この上なく恐ろしいな。

面白い事、特にありませんでしたが書いてみました。日常、面白く話せることってありませんしね。

里見レイ

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