―始まり―
あんまり話が進んでいないかもしれません・・・・。
すいません。
家に帰った私。
夕飯を食べて、お風呂に入り、寝ようとしてベッドの中に入った時、どこかから声が聞こえた。
冷静で澄んだ声・・・
「シン!?」
大声で言ってしまった私。
お母さんに怒られる。
シンはお母さんには見えないらしい。
お母さんの説教が終わりシンに小さい声で呟く。
「どうしてココに!?」
「私は忠告しにきただけだ。お前封筒の中身読んでないんだろ?」
「あっ!忘れてた。」
「任務には期限がある。最初の任務は明日までとしている。」
明日!?時間ないじゃん!
取りに行きたいけど・・・・制服が洗面所にあってそこに行くにはお母さんにあっちゃうんだよな・・・・・・。
さっき怒ってたし行きづらいよぉ・・・。
「お前の気持ちは分かった。じゃあ・・・・・ティアル・マーレ。」
シンはそう言うと手のひらを見せた。
『ポウッ』と音がして手のひらの中からピンク色の封筒が現れた。
「スゴーイ!」
私は自然に拍手していた。
「今ので貸し1だ。覚えとけ。」
シンはそう言い放った。
「貸し1とかあっちゃうわけ!?」
ビックリ・・・。シンって意外とケチ?
「どうでもいいから早く封筒を開けて見ろ。」
私は封筒を開けた。
『あこがれ 暗い闇への橋』
と書いてあった。
「あこがれ? 暗い闇への橋? 意味わかんないよー!」
わめく私。
「意味はいずれ分かるだろう。今日はここで。」
サッとまた姿を消してしまった・・・・。
「えぇ―――――――!?」
だって明日までなんでしょ?こんな紙切れ一つしかヒントがでないままなにしろって言うのよ?
―次の日―
全然寝れなかった・・・・。
てか「あこがれ」と「暗い闇」と「橋」に何の共通点があるか全然分かんないんだもん。
まぁしょうがないから学校行くか・・・・。
学校に着く。
いつもとみんなの様子が変だ。落ち着きがない。騒いでいる。混乱しているようだ。先生までもが。
「怖〜い!」「どういう事?」「まさか。」
とか口々にしている。
大勢の人の中に絢香と美帆の姿がある。
「絢香。美帆。どうかしたの?」
「あっ!智奈!やばいよ〜!生徒会長が行方不明なんだって〜!!!」
絢香がすごい勢いで言ってくる。
「なんか昨日の夜コンビニに行くって親に言ってから帰ってこないらしいわよ。」
冷静に淡々とした口調で喋る美帆。
あの会長が?
あの超人気の会長が!?
あの成績いい会長が?
あの―――――――
「いいかげんにしろ」
この声は・・・・・
「シン!」
「智奈? 何大声だしてんの?」
「うるさいよ〜。」
「だって〜シンが・・・・・」
ってシンの事私以外には見えてないんだった!すっかり忘れてた・・・・
「智奈? シンって誰よ?」
と美帆。
「シン?? もしかして彼氏!?」
と絢香。
「違うよ〜!!!!」
おぉ・・・危なかった・・・・。
「お前バカだな。」
何ですって!と言いたいところだけど綾香と美帆が居る前ではさすがにムリだな。
って話が変わってる?
えーっと・・・・あっそうそう会長!
会長はなぜ居なくなったのか?だった!
どうでしたか?
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