水色のアイツ
プロローグ的な何かです、楽しんで頂けたら幸いですm(._.)m
~ゴブリンの森洞窟の秘境~
薄暗く湿っているこの場、幅は2メートル程と狭く壁には淡い青い鉱石がいくつも顔を出しており美しく幻想的に光っている、人間にはオリハルコンと呼ばれる金属の鉱石伝説の金属である。
更に奥に進むとピチャ…ピチャ…と音が聞こえる、音のする方へ進むと部屋に出る、そこには水色の透き通った池があり逆三角形型の底には瑠璃色の沈殿物が溜まっている、その天井に縦につらら状のオリハルコンが池と同じであろう液体を滴らせている。
何億年もの時でとうとう池の液体が溢れだそうとしていた。そしてそいつは生れた池の底の沈殿物が動き出す。
のそのそポヨポヨプルンプルンと水色の物体は少しずつ動き池から身体を出すと池からズゴォォォォォとお風呂を抜くときの様な音が出て液体が減っていくアイツは慌てた様に自分の体を分裂させ小さな自分を創り底に投げ入れるとスポンッときもち良い音がして液体の減りが収まる。
「キュピィィ」
一仕事したぜとでも言うように鳴き声を出す。アイツは池の液体を勢いよく飲み干す様に吸収し、全て吸収しつくすと部屋から出て行く。
部屋の外からジュワーと酸の様な音とゴトンとなにかが落ちる音が聞こえ徐々に洞窟が暗くなっていくのであった
~数日後~
ゴブリンの森の小さな村の近く、アイツが出てくる約3メートルもの巨体になって、周囲に強力な魔力を放出しながら。
「キュムムムム…ピィィィィ!」
巨大化しそうな鳴き声とは裏腹に小さく50センチ程になる。そしてアイツ…いや、スライムは動き出す…楽しみを探しにそうスライムが数億年も秘境にいたが動き出したのは理由がある。
暇なのだ。
スライムは秘境に来た生物を脅かしてやろうと企んでいたが全く来なかったのである。伝説と呼ばれるオリハルコンやまだ名前の無い回復薬まで作ったというのに…
話は逸れたがスライムは動き出す…楽しみを求めて…
いい表現が思い付かなくてお風呂を抜くときの音になりました。
最後の最後で台無しにした気がする。
どちらも反省はしてるが後悔はしていない( ・`д・´)
それと分かっていたと思いますけど水色のアイツはもちろんスライムです!
一番大好きなモンスターと言っても過言じゃない!
やっぱねポヨポヨとプルンプルンは正義だと思います。某龍冒険魔物ーズの様な異世界に行けたら確実にスライムをお供にすると思いますはい。