第4話 跳馬キック特訓
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奈寺の体操クラブ。念気と朝奈が特訓をするため二人しかいない。
朝奈は背中に届くほどの長いポニーテールにしており、黒いレオタード姿の裸足で動きやすい。彼女は跳馬のところにおり、着地するマットには人型のサンドバッグが立っていた。
「いくわよ!!」
朝奈は片手をあげ、オーラで身体能力をあげて、特訓を始める。
「どうぞ」
青い団員服姿で裸足の念気は式神端末で撮影している。あとで彼女も見ることができ、いろいろ分かる。
朝奈は跳馬へ向かって走る。走るとレオタードが股間と尻にくいこんだ。
「とう!!」
踏切板がなく、タイミングよく両脚の力で跳び、跳馬に両手をついて高く跳んだ。体をひねって回転し、勢いをつけて、キックをする。
人型のサンドバッグに向かっていき、キックが当たった。サンドバッグは壊れなかったが、ふっとび、朝奈は着地した。
彼女はずれたレオタードを直し、サンドバッグを同じ場所に立たせて戻り、キックの特訓をくり返す。
◇
違う回転などでサンドバッグを蹴っていき、今度は二人で特訓をする。念気は式神端末を固定して撮影し、サンドバッグをどかして同じ場所に立った。
「いくわよ!!」
朝奈は片手をあげて、念気を見る。
「どうぞ!!」
念気が構えると彼女は走って跳び、跳馬に両手をついて高く跳んだ。体をひねって回転し、キックをする。
優れた動体視力なので朝奈のキックが遅く見え、足の裏がよく見える。
(美しい!!)
裸足で特訓をしているので足の裏は汚れており、タコがあって、皮がむけている汚い足だが、念気は見とれている。
朝奈は胸部を狙い、キックに耐える特訓なので念気は力をいれて受ける。
「ぐっ!!」
彼はキックに耐え、彼女はなんとか着地した。オーラで回復し、キックのダメージは消えた。
「次は私だ」
「じゃあ私がサンドバッグね」
二人は交代した。
「いくぞ!!」
念気は両手と両足にオーラをまとい、銀色にした。
「いいわよ!!」
朝奈は構え、念気は走り、強化した銀色の両足で跳んだ。跳馬に強化した銀色の両手をついて高く跳び、体をひねって回転し、キックをする。
彼女も優れた動体視力で念気のキックが遅く見え、銀色の足の裏がよく見える。
かわす特訓なのでキックを限界まで見て、やわらかい体を反らしてかわした。
「ととっ!!」
かわされたので念気は着地してよろけた。キックを当てる課題ができた。
「次は私」
「どうぞ」
二人はまた交代した。時間になるまで、この特訓を続ける。
器械体操をしている人はマネしないでください。
「美女能力者のお腹にある別空間で特訓をして強くなった中途半端な能力者」と「名門貴族の男の娘の残酷オスガキ無双」と「非正規団員の小事件集」も連載中です。




