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57話:街を守る剣、王の覚悟

街道を荒らす盗賊団の討伐は、王としての剣を抜く覚悟を試す戦いだった。

 街を剣で縛るのではなく、街を守るために剣を抜く――それがフィン・グリムリーフの決意だ。

 仲間たちと共に臨んだ戦いの中で、フィンは改めて街の声と街の未来をその剣に刻むことになる。

 街に戻ったとき、待ち受けるのは歓声だけではない。

 街の声とともに、影が忍び寄る――街を守る剣の王として、フィンが歩むべき道とは。

アルディア王国。

 この地を治めるフィン・グリムリーフは、街の復興と王都の統治に心血を注いでいた。

 かつて塔の暴政がこの国を蝕み、街の人々は長い恐怖と混乱の中で暮らしてきた。

 フィンが王となってからというもの、街の瓦礫は少しずつ片付き、剣ではなく声で人々を導く統治がようやく根を張り始めたばかりだった。


 だが今、街道沿いの被害報告が王城に届き、フィンの決意を揺さぶっていた。

 「王様、街道を行き交う商隊や旅人が次々と盗賊団に襲われています。」

 栗色の髪を揺らしながら資料を手に進み出たのは、王の側近であるノーラだ。

 「被害者の証言によると、盗賊たちは近郊の森を根城にしており、夜な夜な街道を荒らし、市民の命を脅かしています。」

 ノーラの声は冷静だったが、その瞳の奥には怒りが宿っていた。


 「街の復興を進めようにも、街道の安全が保たれなければ物資の流通は止まり、街は再び飢えと恐怖に沈む。」

 フィンは地図の上で街道に指を走らせ、顔を上げる。

 「盗賊団がこの街を再び混乱に陥れようとしているなら、剣を抜かねばなるまい。」

 その言葉にリナが頷き、腰の剣に手をかけた。

 「王様、街を守るために私も戦います。あの森の拠点、私の斥候隊が既に位置を特定済みです。」


 フィンは小さく頷き、剣の柄に手を置いた。

 「仲間の命、市民の暮らし――俺はこの国の王として、それを守る義務がある。盗賊どもには、剣の意味を教えてやらねばならない。」

 その声に、ノーラとリナの背筋が伸びた。


 翌朝、フィンたちは王都の広場で遠征の支度を整えた。

 街の人々が作業の手を止め、フィンの一行を見送る。

 「王様、気をつけてください!」

 「街を、どうかお守りください!」

 泥だらけの服で声を上げる子どもたちの瞳には、恐怖と期待が交錯していた。

 フィンは剣に手を添え、彼らの目をまっすぐ見つめた。

 「この街を必ず守る。俺の剣は、街を生かすための剣だ。」

 その声に、民たちは深く頭を下げ、祈るように見送った。


 街を出て街道沿いを駆ける馬上で、ノーラが口を開いた。

 「王様、あの盗賊団、ただの寄せ集めではありません。塔残党の生き残りが一部潜んでいるとの噂があります。」

 フィンの瞳が鋭さを増す。

 「街を混乱させ、民の声を奪う連中か。」

 「はい。市民の恐怖を煽り、街の復興を邪魔する目的で動いている可能性が高いです。」


 リナが前を向いたまま剣に手をかけた。

 「王様の声で街を導いてきたあの街を、また恐怖で染めようなんて許せません。」

 フィンは短く息を吐いた。

 「そうだな。声を奪う連中には、声で応えることはできない。剣で示すしかない時もある。」

 その言葉に、リナもノーラも静かに頷いた。


 やがて森の入り口に差し掛かり、湿った土の匂いとともに薄い煙の筋が見えた。

 「奴らの焚き火の匂いだ。」

 ノーラが馬を止め、慎重に辺りを見渡す。

 クラリスが弓を手に、低く声を上げる。

 「王様、戦闘の準備は整っています。合図をお願いします。」


 フィンは剣を抜いた。

 その刃は、街を守る誓いの証。

 「行くぞ――街の未来は俺たちが切り拓く!」

 一陣の風のように、フィンと仲間たちが森の中へ駆け出した。

 街を守るため、剣を抜いた王の姿に、朝霧の向こうで街の灯が揺れていた。

森の奥には湿った土の匂いが漂い、焚き火の煙が細い筋となって夜気を漂わせていた。

 アルディア王国の王都を揺るがす盗賊団の拠点は、闇の中で息を潜めている。

 その前に立つフィン・グリムリーフは、剣の柄を握りしめ、仲間たちとともに息を潜めていた。


 「王様、焚き火の周辺に盗賊が五人、見張りが二人。さらに、人質を見張る者が一人確認できました。」

 ノーラが淡い声で告げた。

 フィンは視線を焚き火の先へ向ける。街道を荒らし、物資を奪い、人質を盾にする盗賊たち。市民の暮らしを脅かす者たちを、許すわけにはいかない。

 「街の声を奪うような真似……断じて許さない。」

 その言葉に、リナが剣を引き抜き、瞳を細めた。

 「王様、私が先行して敵の注意を引きつけます。その隙に人質を解放してください。」

 だが、フィンはゆるく首を振った。

 「いや、街の声は俺が守る。俺が剣を抜く。」

 その声は夜気に溶け込み、仲間たちの胸に刻まれた。

 リナとノーラは顔を見合わせ、小さく頷くと、それぞれの武器を手に静かに散開した。


 焚き火のはぜる音が耳に残る。夜風が葉を揺らし、湿気を帯びた空気が戦場の匂いを漂わせる。

 フィンは剣を引き抜き、息を潜めた。

 (街を守る剣は、暴力ではない。だが、奪われた声を取り戻すためなら、剣を抜く覚悟はある。)

 胸に決意を刻み込むと、森の静寂を切り裂くように盗賊たちの叫びが上がった。

 「敵襲だ! 王国軍か!?」

 焚き火の周辺が騒然とする。

 フィンは足音を殺し、一気に距離を詰めると、見張りの一人を一閃のもとに斬り伏せた。

 「くそっ、王様か!? こんな所まで来やがって!」

 盗賊の一人が刃を構え、闇に火花が散った。

 フィンは刃を弾き、剣先をその男の喉元に突きつける。

 「街を脅かす者には、剣で裁きを下す。」

 夜風に乗せたその声は、焚き火を囲む盗賊たちを震えさせた。


 ノーラの矢が夜気を切り裂き、盗賊の剣を弾き飛ばす。

 リナの剣が赤い火花を散らし、盗賊の包囲網を切り裂いた。

 「王様、人質のところへ!」

 クラリスの声が戦場を駆け抜ける。

 フィンは焚き火の中央へ踏み込み、怯えた子どもと、その首に剣を突きつける盗賊を視界に収めた。

 「動くな! こいつの首を落とすぞ!」

 盗賊の瞳は血走り、剣先が子どもの首筋をかすめた。

 「街の未来を人質に取るのか……。」

 フィンは怒りを押し殺し、剣を閃かせた。

 刃が盗賊の剣を弾き飛ばし、夜気に火花が散った。

 「ひっ……!」

 盗賊が声を上げた瞬間、フィンは子どもを抱き寄せ、背後へと下がった。

 「剣を捨てろ。お前の罪は、この剣で裁かれる。」

 盗賊は怯え、手元の剣を取り落とした。


 その時、森の奥から矢が放たれ、フィンの肩をかすめて血が散った。

 「王様!」

 リナの叫びが届く。

 振り返ると、別の盗賊が弓を引き絞り、冷たい光を放っていた。

 「王を討てば、一攫千金だ!」

 フィンは剣を構え、背後に駆け寄るリナの気配を感じ取った。

 「街を剣で縛る者は許さない。だが、街を守るためなら剣を抜く!」

 その言葉とともに剣を一閃し、弓矢を弾き飛ばす。

 盗賊は悲鳴を上げ、闇の奥へと転がった。

 「くそっ、王国の犬め……!」

 最後の一人が逃げ出そうとしたその背を、ノーラの矢が正確に貫いた。


 戦場に再び静寂が戻った。焚き火の明かりが揺れ、焦げた木の香りが夜気に漂う。

 フィンは肩の傷を押さえながらも、真っ直ぐに立ち上がった。

 「街は……街の未来は、もう二度と奴らに奪わせない。」

 ノーラが駆け寄り、王の肩口を押さえ、眉をひそめた。

 「傷が深い。応急処置を……。」

 フィンはゆるく首を振る。

 「大丈夫だ。街の人々が待っている。すぐに戻ろう。」

 その声に、仲間たちは剣を収め、安堵の息を吐いた。

 夜明け前の森には、鳥たちのさえずりが微かに響き始めていた。

 フィンはその声を聞きながら、剣を握る自分の手を見つめる。

 (この剣は街を守るための剣だ。街の声を守るためなら、何度でも抜く。)

 その決意を胸に刻み、フィンは剣を収めた。

 王の剣はまだ血に濡れていたが、その刃は街の未来を切り拓くための光でもあった。

盗賊討伐を終えた森には、夜明けの気配が色濃く漂っていた。

 焚き火の残り火が赤々と揺れ、その明かりが血の跡を照らしている。

 フィン・グリムリーフは、剣を収めた手をそっと下ろした。

 肩口の傷がずきりと痛むが、それでも背筋は伸びていた。

 街で待つ人々の声が、この痛みを越える力を与えてくれるのだ。


 ノーラが駆け寄り、心配そうに声をかけた。

 「王様、その傷……応急処置をしないと。」

 フィンは軽く首を振り、微笑を浮かべた。

 「大丈夫だ、ノーラ。街の人々が待っている。あの街こそ、俺が剣を抜く理由だ。」

 その言葉に、ノーラは僅かに眉をひそめたものの、諦めたように小さく息を吐いた。

 「了解です。ですが、王様の身は私たちが必ず守ります。」


 リナが盗賊団の残党を捕縛し終え、ゆっくりと近づいてきた。

 その剣には泥がつき、息遣いは荒い。

 「王様、すべての盗賊を捕らえました。これで街道は安全です。」

 フィンはリナの報告に頷くと、森の入り口を見やった。

 朝日が木々の間から差し込み、霧を溶かしていく。

 「街道の安全を取り戻せば、街の物流も活気を取り戻す。街は必ず立ち直る。」

 その声には、街と共に戦い抜く決意が宿っていた。


 街への帰路、馬を並べて進む仲間たちは、それぞれの胸に思いを抱えていた。

 ノーラは視線をフィンの背に向け、静かに考えていた。

 (王様は剣を抜くことを選んだけれど、それは暴力ではなく、街を守るための剣だ。その剣があったからこそ、この街は希望を取り戻せる。)

 剣を振るう意味を噛みしめながら、ノーラは自らの矢筒をそっと握り締めた。


 リナは、森で交わした剣戟の余韻がまだ体から抜けきらない様子だった。

 (あの時、王様が子どもを助けたあの一閃――あの剣があったから、子どもは笑顔を取り戻せたんだ。)

 剣を握りしめた手に、街を守る責任と誇りを感じていた。


 クラリスは手綱を握りしめ、馬の首筋を撫でていた。

 (記録官として、あの場面を記す責任がある。だが、それだけじゃない。王様の剣が、街を守る人の声になっている。そんな気がする。)

 焚き火の明かりに照らされた王の剣が、街を守る光だったことを、彼女は胸に刻んでいた。


 一行は森を抜け、街の輪郭が見える丘の上にたどり着いた。

 朝霧に霞む街並みには、復興の兆しが確かにあった。

 瓦礫が片付けられ、商人たちが露店を開き始める姿。

 通りには子どもたちが走り回り、大人たちは朝の支度に追われている。

 街の営みが戻りつつあるその景色を見て、フィンは胸の奥で熱いものが湧き上がるのを感じた。

 (この街を守るためなら、何度でも剣を抜く。それが、王の剣だ。)


 馬を下り、街門へと歩を進めると、門兵たちが一斉に頭を下げた。

 「王様、お帰りなさいませ!」

 フィンは手を挙げ、小さく笑みを浮かべた。

 「街道は安全を取り戻した。皆の協力のおかげだ。」

 門兵たちの瞳に、誇りと安堵が混じった色が見えた。


 街の大通りへ入ると、露店の主人が声をあげた。

 「王様が戻られたぞ! 盗賊団を討伐された!」

 その声が一瞬で広がり、あちこちで人々が顔を上げる。

 「よかった……これで荷物が届く……」

 「王様のおかげだ……!」

 その声のひとつひとつが、剣を抜いて戦った理由を教えてくれた。

 フィンは剣を握る手をそっと見つめ、深い息を吐いた。

 (この剣は暴力の剣ではない。街を守り、街の声を守る剣だ。)


 その時、街角の小さな子どもがフィンに駆け寄った。

 「王様、ありがとう!」

 泣きそうな瞳で笑うその顔に、フィンはゆっくりと膝をつき、微笑んだ。

 「これからも、街を守り続ける。安心して暮らせる街にする。約束する。」

 その声に、子どもは涙を拭い、嬉しそうに頷いた。


 リナとノーラが近くで微笑みを交わし、クラリスは記録帳を取り出してその光景をしたためていた。

 フィンは立ち上がり、仲間たちに視線を送った。

 「この街を取り戻すために、剣を抜いた。これからも剣を抜く。そのたびに、俺はお前たちの声を守り続ける。」

 仲間たちは一斉に頷き、その剣に誇りを宿した瞳を向けた。

 王の剣は、街の希望であり、仲間たちの信頼の証でもあった。


 街の空に朝日が昇り始めた。

 その光は、街とフィン・グリムリーフの新たな物語の始まりを祝福するように、柔らかく街路を照らしていた。

街の大通りを抜け、王都の中心部に差し掛かる頃、フィン・グリムリーフは馬を降り、歩いて街の声を感じ取ろうとした。

 まだ傷跡の残る建物の壁には修復の足場が組まれ、街路の片隅では子どもたちが笑い声をあげていた。

 「お母さん、王様が盗賊をやっつけたんだって!」

 「そうさ、街道は安全になったんだよ。」

 その声に、フィンは微笑みを浮かべ、剣を腰に手を添えた。


 剣を抜いた夜の戦いが、こうして街の暮らしを取り戻したのだと思うと、胸の奥に熱いものが込み上げてきた。

 (この剣は暴力のためのものじゃない。街の笑顔を守る剣だ。そう決めたはずだ。)

 その想いが、肩口の傷の痛みを和らげてくれる気がした。


 城門をくぐり、王都の広場に戻ると、そこには多くの市民が集まっていた。

 フィンが姿を現すと、一斉に歓声が上がる。

 「王様、お帰りなさいませ!」

 「街を守ってくれてありがとう!」

 涙を浮かべる者、拳を握りしめる者、それぞれがこの街の未来を信じようとしていた。


 フィンはその声にゆっくりと頷き、深く息を吐いた。

 「街道を荒らした盗賊団は討伐した。物流も復活し、街は再び動き出すだろう。だが……」

 声を落とすと、街の空気が一瞬止まったように感じられた。

 「だが、街を蝕むのは盗賊だけじゃない。街の陰で、声を奪おうとする者がいるかもしれない。街を脅かす者には、これからも剣を抜く。」

 その声は、街の中央に立つ像のように、揺るぎない王の誓いだった。


 ノーラが静かに前に進み出る。

 「王様、塔残党の生き残りや、街の影に潜む者たちの動きも完全に止まったわけではありません。ですが、街の人々の声は確かに王様に届いています。」

 その言葉に、フィンは剣の柄をそっと撫でた。

 (声は剣よりも強い。だが、声を奪う者には剣で応えるしかないときもある。)

 「ありがとう、ノーラ。街を守るため、これからも共に戦おう。」

 ノーラは深く頭を下げ、目を細めた。


 リナが、剣の鍔を握りしめながら口を開いた。

 「王様、街の治安が回復すれば、物流も商人たちの往来も活発になります。経済を立て直すには絶好の機会です。ですが、商人ギルドの一部には街の混乱を逆手に私腹を肥やす連中もいると聞きます。」

 その瞳には、戦場で見せたのと同じ鋭さがあった。

 フィンは真っ直ぐにその瞳を見据えた。

 「剣で街を脅かす者も、言葉で街を惑わす者も、どちらも許さない。俺は剣を抜くと決めた。街のためなら、どんな相手にも立ち向かう。」

 その声に、リナは瞳を伏せ、一度だけ深く頷いた。


 広場の片隅ではクラリスが記録帳を広げてペンを走らせていた。

 その筆先は震えていなかった。

 (この戦いも、この街も、すべてを記録に刻む。それが私の役目。)

 クラリスは顔を上げ、真っ直ぐにフィンを見つめた。

 「王様、この戦いの記録は、街の歴史となり、人々の心を繋ぐ物語になります。私も街の声を守る一員でありたいと思っています。」

 その声に、フィンはわずかに笑みを浮かべ、剣の柄を軽く叩いた。

 「ありがとう、クラリス。その物語を、街の未来の礎にしてほしい。」


 朝日が昇り、街の瓦礫を金色に染めた。

 街の復興の先に、フィンの心には次なる課題があった。

 街を守るための統治令――街の未来を剣と声で守るための新たな決断が、すぐそこに迫っている。

 (剣だけでも、声だけでも、この街は救えない。だが、その両方があれば、この街は必ず立ち直る。)

 フィンは空を仰ぎ、その光の中に街の未来を見た。

 その目には、剣を握る覚悟と街の声を抱く決意が同時に宿っていた。


 王の剣は、街を守る誓いと共に、街の未来を切り拓く光となる。

 そして今、その剣は再び試されようとしていた。

 剣を握る理由――それは街を、仲間を、人々を守るため。

 それが、剣を抜く王の覚悟だった。

街の声を守るため、そして街を生かすために、フィン・グリムリーフは剣を抜いた。

 その剣は血に濡れても、街の未来を照らす光でもあった。

 仲間たちが支え、街の人々の声がフィンを王として育てていく。

 だが、剣を抜いたその夜明けは、新たな戦いの幕開けでもあった。

 街の混乱を利用し、私腹を肥やそうとする商人ギルドの陰謀、街の裏に潜む塔残党の影――

 剣と声の王の戦いは、まだ終わらない。

 次なる戦いは、街の秩序を築くための統治令。

 フィンの剣と声は、街を導くためにこれからも抜かれ続ける。

 街の未来を切り拓くために。

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