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52話: 揺れる想いと決断の狭間で

新たな仲間、そして新たな決意が交錯する第52話。

少しずつフィン王国の輪郭が形作られていく中で、仲間たちの心にもさざ波が広がり始めます。

信頼と疑念、笑顔と涙。そのすべてが旅の彩りです。

今回もよろしくお願いします!

朝の王都は雨雲に覆われ、重い空気が街路を覆っていた。

 塔の崩壊後、語り庁が国を支える新たな柱となったものの、その移行は決して滑らかではなかった。

 塔残党と名乗る者たちが夜陰に紛れて人々を煽り、街角には血気を孕んだ噂が渦巻いていた。

 昨日の暴動未遂では、中央市場の露店がいくつも焼かれ、語り庁の役人が取り囲まれて詰め寄られたという。

 剣で解決するならば、簡単だったかもしれない。

 だが、フィンが選んだのは、語りで国を治めるという覚悟だった。


 


 「塔の正義を取り戻せ!」

 「語り庁など偽りの王政だ!」

 市場で飛び交ったその声が、夜明けまでフィンの耳から離れなかった。

 民を恐怖に叩き落とす言葉は、剣よりも鋭いと痛感する。

 (塔の時代に戻りたいわけじゃない。

 でも、語り庁だけでは守れない人がいるのかもしれない――)


 


 執務室の扉が重く開き、栗色の髪を揺らしてカレンが飛び込んできた。

 「王様、昨日の暴動の詳細がまとまりました。

 露店の火災で十数軒が焼失、市民二十名以上が負傷しています。

 中には避難途中で暴徒に殴られた子どもも……」

 その声が震えるのを、フィンは見逃さなかった。


 


 「……分かった。

 怪我をした人たちの手当てと、語り庁からの支援金をすぐに手配してほしい。

 剣でなく語りで守る国だと、皆に示したい」

 だがその声は、自分でも驚くほどの怒気を含んでいた。


 


 カレンは一瞬だけ瞳を揺らし、深く頷く。

 「はい。

 王様の語りを記録し、私の手で届けます。

 “声”の国を信じたいから」

 その言葉に、フィンは小さく息を吐き、感謝の念を胸に刻んだ。


 


 その時、執務室の扉が激しく開き、リナが駆け込んできた。

 銀髪を乱し、腰の剣に手をかけたその姿は、街の緊張をそのまま背負っていた。

 「王様、中央市場周辺の暴動が昨夜よりさらに拡大しています!

 塔残党が“塔の正義を取り戻す”と叫びながら、民家に火を放ち始めました!

 治安部隊が応戦中ですが、市民の避難が追いつきません!」


 


 フィンの喉が詰まった。

 (語りで守る――その言葉が、今この時、この街に届くのか?)

 「負傷者は?」


 


 「はい、火傷を負った市民が数名、逃げ遅れた老人が一人行方不明です!」

 リナの声は、怒りと焦燥で震えていた。

 「王様、このままでは“語り”が市民を守るどころか、塔残党の恐怖で飲み込まれます!

 剣を抜くべきです! それとも――」


 


 フィンは目を閉じ、震える拳を握り締めた。

 (剣を抜けば、暴力が暴力を呼ぶ。

 だけど、語りで全てが止まるのか……)


 


 「リナ、剣は最後の手段だ。

 治安部隊を増援させ、市民を最優先で守る。

 俺は語りで暴動を止める。

 そのために、中央市場に行く」

 その声には、決意の刃が宿っていた。


 


 リナは剣を握り締め、瞳を伏せる。

 「分かりました。

 そのときが来たら、私の剣で王様を守ります」


 


 執務室の奥からノーラが姿を現した。

 その腰には双刀が光り、塔残党を斬り捨てた修羅場の気配を漂わせていた。

 「王様、中央市場の暴動の中に塔の記録官だった奴の姿を見たという報告がありました。

 名前は不明ですが、あの時代のやり方を知ってる連中です。

 火を放ち、市民の命を脅かす奴ら――許せない」

 その声には、剣を抜く覚悟がにじんでいた。


 


 フィンはその目をしっかりと見据えた。

 (塔の記録官がいようが、あの時代を引き戻させはしない。

 だが、その声を聞かずに切り捨てるのも違う。

 俺は、この国を語りで導くと決めた)

 「ノーラ、その情報を生かして市民を守れ。

 そして、語りで解決できない相手が現れた時は……剣を頼む」


 


 ノーラは瞳を細め、力強く頷く。

 「任せて。

 私は王様の剣になる。

 だけど、それまでは王様の語りを信じてみる」

 その言葉が、語り庁を支える最後の盾だと感じた。


 


 窓の外で鐘の音が響き渡る。

 暴動の知らせだ。

 街の片隅で誰かが叫び、誰かが泣いている。

 この国の声を剣でなく語りで守ると誓った王は、その声を聞くために立ち上がった。


 


 (俺の語りで、この国を止める)

 その瞳には、剣よりも強い決意の光が宿っていた。

中央市場へ向かう馬車の車輪が、石畳を激しく弾ませる。

 街路の両脇には火の手が上がり、塔残党の仕業と思しき黒煙が立ち上っていた。

 民衆の叫び声、泣き声、剣戟の音が混じり合い、街を覆う空気は熱と恐怖で満ちている。

 (これが俺の選んだ語りの国か……)

 フィンは胸の奥を締めつけられるような感覚で市場の混乱を見つめた。


 


 「王様、塔残党の連中が市場の外周に潜んでいます!」

 馬車を護衛していた近衛隊の報告が届く。

 「市民を守るためには、一度火点を制圧したほうが――」

 その声に、剣を抜かないと決めた王の心が揺れる。


 


 「剣を抜かずに、この暴動を止められるのか……」

 思わず口をついて出た言葉を、カレンがすぐ横で聞いていた。

 「王様、今の王都には王様の声が必要です。

 火を放つ彼らの声も、決して塔の正義なんかじゃない。

 でも、その声を止めるのは、記録じゃなくて王様の語りです!」

 その瞳は、塔の記録を超える“記憶の語り手”としての誇りを秘めていた。


 


 フィンは頷くと、馬車を降りた。

 石畳の上、火の粉が風に舞い、焦げた果物の匂いが鼻を突く。

 露店は半壊し、商人たちが荷物を抱えて右往左往していた。

 塔残党が放った火矢が屋根を焼き、市民の悲鳴が空を切り裂く。

 「塔の正義を取り戻せ! この国の記録を返せ!」

 暴徒の一人が叫び、剣を振り回して物売りを蹴散らしていく。


 


 「やめろ!!」

 フィンの声が、騒乱の中に響いた。

 暴徒たちが一瞬だけ動きを止め、その視線をフィンに向けた。

 「ここは俺たちの街だ! 剣で脅される街じゃない!

 塔が奪った声を、語りで取り戻す街だ!!」


 


 暴徒の一人が火矢をつがえ、フィンに向かって引き絞った。

 「お前が王を名乗るから、俺たちは声を奪われたんだ!!

 塔の正義を返せ!!」

 その目には怨嗟と絶望が混じっていた。


 


 フィンは一歩、二歩と前に出る。

 その背中を、リナとノーラ、そしてカレンが支えた。

 リナは剣を握りしめ、一瞬でも王を守れるよう構えを取る。

 ノーラは双刀に手をかけ、冷たい視線を暴徒へ向けていた。

 だがフィンは、剣を抜かず、ただ声で応えた。


 


 「塔の正義が声を奪った。

 だから塔を壊した。

 今の俺は、塔に奪われた声を取り戻すためにここに立っている。

 お前の声も、誰かに聞かせたいなら俺に語れ!

 剣を振るうんじゃない!

 声を上げろ!!」

 その声は、焔を抜く剣よりも鋭かった。


 


 火矢を構えた暴徒が、一瞬だけ顔を歪めた。

 剣を振るう腕が震え、その場に崩れ落ちる。

 「声を奪ったのは……塔だったのか……」

 涙を流しながら、その男は弓を落とした。


 


 その瞬間、塔残党の他の者たちがどよめいた。

 「なぜ剣を抜かない!? お前は王だろう!?」

 「塔の正義を守る剣が、この街を作ったんだ!!」

 叫び声が夜気に混じり、街の影が蠢く。


 


 フィンは振り返り、仲間たちを見つめた。

 「剣を抜く王なら、きっと楽だっただろうな。

 でも俺は、この国を剣で縛りたくない。

 語りで、人を繋ぎたいんだ。

 たとえ血で汚れようとも、声を届ける王になる」

 その声に、リナが剣を鞘に収め、深く頷く。


 


 「王様、中央市場の外周に潜んでいた塔残党が撤退を始めました!

 近衛隊が追撃の許可を求めています!」

 ノーラが駆け寄り、双刀に手をかけて尋ねた。


 


 「剣は抜かなくていい。

 声で勝ったなら、声で示す。

 だがこの街に火を放った罪は必ず償わせる」

 その声は、剣よりも重い覚悟を抱いていた。


 


 ノーラが静かに頷き、双刀を下ろす。

 カレンはペンを握りしめ、その場の空気を震わせた。

 「王様、ローザリア公国の特使団が王都に入ったと連絡が入りました。

 暴動鎮圧後、語り庁として正式に迎える準備を……」

 その声には、外交の火種と、そしてフィンの語り庁としての責任が詰まっていた。


 


 フィンは深く頷く。

 「剣なき王の戦いは、これからだ。

 この街を、声で守るために。

 そして、剣を抜かずに隣国とも向き合うために」

 その言葉が、騒然とした市場に新しい風を呼び込んだ。

夜が明け、雨上がりの王都は焦げた匂いと共に朝を迎えた。

 市場の火災は近衛隊と市民の協力でようやく鎮火し、語り庁の役人たちが一軒一軒を回りながら被害状況の確認を行っていた。

 フィンも泥に汚れた長靴のまま、市場の片隅で瓦礫を片付ける人々の声に耳を傾けていた。

 「語り庁が動いてくれて本当に助かったよ」

 「ありがとう、王様。俺たちの声、やっと届いた気がする」

 その言葉の一つひとつが、剣を抜かずに戦った夜を肯定してくれるようで、胸の奥が少しだけ熱くなった。


 


 「王様!」

 振り返ると、ノーラが息を弾ませて駆け寄ってきた。

 「市場周辺の暴動は完全に鎮圧しました。

 塔残党の連中は大半が散り散りに逃げたようですが、一部がまだ地下水路を通じて潜伏しているという報告がありました」

 その目は、剣を抜くべきかどうかを王の一声に委ねる覚悟をたたえていた。


 


 「ありがとう、ノーラ。

 塔残党の影はまだ消えないだろう。

 だが、今日の暴動で分かった。

 剣を抜かずに、声で止められる者たちも確かにいた」

 そう言いながら、フィンは市場の中央で焼け焦げた屋台に目を落とした。

 夜の雨に濡れて黒く煤けたその屋台には、昨日までの商人たちの生活が刻まれていた。

 (守りきれなかったものもある。

 でも、それでも語りを選ぶと決めたんだ――)


 


 「王様、ローザリア公国の特使団が王都に入ったそうです」

 カレンが資料を手に駆け寄ってきた。

 長い髪は雨で濡れ、額には冷たい雫が落ちている。

 「王城での公式謁見の準備が整い次第、語り庁の代表として王様が交渉に臨まれることになります」

 その声は、暴動で疲れた街に新たな緊張感を呼び込んだ。


 


 「分かった。

 剣でこの街を治めるなら簡単だった。

 でも語りを選んだ以上、交渉の場でも剣を抜かずに挑む」

 フィンの声は、雨上がりの空のように澄んでいた。

 (ローザリア公国――

 あの国は塔の時代から王都と微妙な関係を保ってきた。

 今回の暴動を機に、揺さぶりをかけてくるのは間違いない)

 頭の中で、塔残党の動きと外交の駆け引きが絡み合っていく。


 


 「王様……私、語り庁の代表としても、ローザリアとの交渉資料をすべて目を通してきました。

 王様が剣を抜かないと決めたなら、私もその道を信じて支えます」

 カレンの声には揺るぎない決意があった。

 塔の記録官だった家系を持ちながら、今は語り庁の一員としてフィンの語りを守ろうとしている。

 その瞳が、フィンを真っ直ぐに見つめていた。


 


 「ありがとう、カレン。

 お前がいてくれるから、俺は語りの王でいられる」

 フィンはその言葉を胸に刻み、振り返る。

 市場の瓦礫の中で、リナが近衛隊を指揮しながら住民の避難誘導をしていた。

 「王様、避難所の設営はほぼ完了しました。

 ただ、まだ火種が残っている一角があります。

 万一、塔残党が潜んでいたら……」

 リナの瞳が剣士としての責務を伝える。


 


 「リナ、その場には俺も行く。

 剣を抜かずに語りで止める。

 それでも剣が必要なら、お前に託す」

 フィンの声は、戦場で剣を抜く以上の覚悟を示していた。

 リナは剣を握りしめ、深く頷いた。


 


 ノーラがリナの背後から一歩前へ出る。

 「王様、王都に潜む塔残党の背後には、まだ隠れた資金源があるはずです。

 このままだと、火事場泥棒みたいに次の暴動が起こる可能性も高い。

 その時、語りだけで止めきれない相手もいるかもしれない」

 その声には冷たさと、同時に仲間への信頼が滲んでいた。


 


 「分かってる。

 でも、剣を抜かずに語りで止められる限り、俺はその道を選ぶ。

 それがこの国の新しい秩序になると信じてるんだ」

 フィンの瞳は、一夜の暴動を超えた未来を見据えていた。


 


 その時、王都の空に鐘の音が響いた。

 語り庁からの知らせ――

 ローザリア公国の特使団が、王城の大広間へ入ったという報告だった。

 「……いよいよか」

 フィンは小さく呟き、剣ではなく言葉を携えて王都の未来へ歩き出した。

夜明けとともに、王都の空は不穏な灰色をまとっていた。

 暴動の鎮圧が終わったとはいえ、街路のあちこちに黒い煤と焼け焦げた果物の匂いが漂い、語り庁の役人たちが懸命に片付けに走り回っている。

 市場の一角で、剣を抜かずに暴動を鎮めたフィンの姿を見た市民の声が、少しずつ街に広がっていった。

 「王様が剣を抜かずに俺たちを守ってくれたんだ」

 「塔の時代なら、血の雨が降ったかもしれない」

 人々の安堵と感謝が、剣よりも強い力を街に取り戻していた。


 


 王城の大広間。

 語り庁の紋章が新たに掲げられた部屋の中で、フィンは剣を帯びながらも抜かずに立っていた。

 剣を抜けば簡単に人を従わせられる。

 だが、その恐怖に縛られた声は、いつか同じ剣で裏切られる。

 自ら選んだ“語りの王”の道――その覚悟を胸に刻んで、フィンは深く息を吐いた。


 


 「王様」

 控えの間から、栗色の髪を揺らしてカレンが駆け寄ってきた。

 手には書簡の束、瞳には言葉にできない不安と、そして決意の光。

 「ローザリア公国の特使団が到着しました。

 交渉の席には、塔残党の暴動をどう評価するかが必ず問われます。

 剣を抜かないと決めた王様の選択が、試されます」

 その声は、記録官の冷静さを保ちながらも、微かに震えていた。


 


 フィンは一歩近づき、そっとその手に触れた。

 「大丈夫だ。

 俺は剣を抜かず、声でこの国を導くと決めた。

 たとえどんな国が相手でも、その覚悟を曲げるつもりはない」

 その声に、カレンは大きな瞳を見開き、小さく唇を噛んだ。

 「……王様の声が、私には一番大切です。

 記録官としてだけじゃなく、私個人としても――」

 声が震え、少しだけ頬が赤らむ。

 「王様の語りを、この国だけじゃなく、私自身の中でも支えたいんです」

 その告白に、フィンは一瞬だけ驚いたように目を細めた。


 


 「ありがとう、カレン。

 お前がいてくれるから、俺は語りの王でいられる。

 その声を裏切らないように、どんな相手にも胸を張って向き合う」

 その言葉に、カレンは胸に資料を抱えたまま、ほんの少しだけ涙を浮かべた。


 


 大広間の扉が重く開く音が響いた。

 近衛騎士団長のエルシア・ルフェイリアが入室し、その後ろにリナとノーラの姿があった。

 「王様、王都南門付近で暴徒の残党が再び動き出した兆候があります。

 火薬や弓矢を備蓄しているとの報告です」

 エルシアの声には、王妃候補であることを忘れるほどの冷徹さと、騎士団長としての責任が滲んでいた。


 


 フィンは小さく頷き、目を閉じた。

 (暴徒を止めるのは剣じゃなく声だと信じたい。

 けれど市民の命がかかるなら、その声を守るための剣も必要だ)

 「エルシア、万一のときは剣を頼む。

 だが、まずは俺が語りで止める。

 この国は、剣で恐怖を植え付ける国にはしない」

 その言葉に、エルシアは深く頷き、リナとノーラもそれぞれの剣を握りしめた。


 


 「王様、私たちが背中を支えます」

 リナの声が響く。

 「剣を抜く時は、私たちが必ず王様の剣になる」

 ノーラの瞳も鋭く光り、塔残党の影を振り払う覚悟がそこにあった。


 


 そして、扉の向こうから語り庁の使者が駆け込んできた。

 「王様、ローザリア公国の特使団が大広間に到着しました。

 和平交渉の準備が整い次第、入場とのことです!」

 その報告に、場の空気が一瞬止まる。


 


 フィンは深く息を吐き、カレンの瞳を見つめた。

 「俺は剣を抜かずに、この街を守ると決めた。

 その覚悟を、外交の場でも示してみせる」

 その瞳には、暴動で焼けた市場の煙が刻まれていた。

 (あの火を二度と許さない。

 声で止めると決めたのなら、最後までその道を貫く)


 


 カレンが涙を拭い、小さく微笑んだ。

 「王様の語りが、必ずこの国を守ります。

 ……私もその声を信じますから」

 その瞳には、記録官としてだけではなく、一人の少女としての想いが確かに灯っていた。


 


 「ありがとう」

 フィンは小さく頷き、剣を帯びたまま、しかし決して抜かずに、大広間の扉へと歩みを進めた。

 剣ではなく、声で導く――

 その決意が、夜明けの王都に新たな風を運んでいた。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

今回は仲間たちの想いに少しだけ焦点を当ててみました。

小さなきっかけが大きなうねりとなって、彼らの冒険を変えていく予感がします。

次回もどうぞお楽しみに!

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