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101話:風を結ぶ会議

いつも『ついホビ』をお読みいただき、ありがとうございます。一つの節目である100話を超え、いよいよ物語は後半戦に突入しました。


 今回は、精霊たちが主導する「評議会」の場を通して、王となったフィンが“剣”ではなく“言葉”で未来を切り拓こうとする姿を描いています。国と国、人と精霊のあいだにある隔たり――その深さと、乗り越えるための“風”の意味が、少しでも伝われば幸いです。

王都ルベル=グレイスの空は澄み渡っていた。


 遠く高く、雲一つない蒼穹を白い鳥が旋回し、その羽ばたきが、どこか祝福のように風に乗って広がっていく。夏の終わりの優しい陽射しが、広場を満たしていた。


 フィンは、ゆっくりと王城の石段を上っていた。


 その隣には、セリアの姿があった。


 長い旅路の名残を引きずるように、二人の衣服にはまだ野の香りと森の土の色が染み付いていたが、その足取りはしっかりとしていた。


 ――《深き森》での戦いを終えてから、ちょうど十日。


 ようやく、王都に戻ってきた。


 「……変わってないね。王都って、あんなに賑やかなのに、帰ってくると落ち着く」


 セリアが言った。


 彼女の頬には旅の疲れが色濃く残っていたが、その声はどこか嬉しそうだった。


 「変わってるさ。けど、それでいい。変わるべきは“形”じゃなくて、“在り方”だから」


 そう答えたフィンの表情は、以前より少しだけ大人びていた。


 “守る者”として、剣を振るった経験が、彼の目に新たな影を落としている。


 風の龍・ノスタルドラグとの契約が深まり、彼はもう「ただの旅人」ではなく、「風の王」として確かな立場を得ていた。


 王城の門をくぐった瞬間、迎えに出ていた摂政の一人――カイの姿があった。


 「お帰りなさい、陛下。予想より三日早いご帰還ですね。……怪我は?」


 「少し焼けただけさ。戦いは終わった。でも、戦いの先にある会議は、これからだ」


 フィンの言葉に、カイは静かに頷く。


 「精霊たちが、あなたの帰還を待ち望んでいました。会議は今夕から、“風の聖域”にて執り行われます」


 「ノーラとリナは?」


 「すでに王都に入っています。王妃候補のアレシア様も同席の予定です」


 「……なら、行こう」


 フィンは振り返り、セリアに軽く頷いた。


 セリアもまた、真剣な面持ちで返した。


 彼女は“風の巫女”として、そして旅を共にした唯一の理解者として、これからの議論に同席する資格を持っていた。


 その日の夕刻、“風の聖域”と呼ばれる精霊の森の外縁に築かれた円形議場には、大小さまざまな姿の精霊たちが集っていた。


 空気は張り詰め、木々の間を流れる風すらも、言葉を選んでいるような静寂に包まれている。


 「――風の王、フィン陛下のご入場です」


 静かな声が響いた。


 精霊と人の合同による特別議会《大陸連携評議会》が、いま開かれようとしていた。


 出席者はフィン、セリア、カイ、リナ、ノーラ、アレシア。そして、各国の大使級代表として、アゼル連邦の使者ヤルノ、ヴァルメリア王国の摂政代行ルクレア、東方山脈の氏族代表など、多種多様な顔ぶれが揃っていた。


 森の精霊族長エイリンが、静かに口を開く。


 「本評議会の議題は、“契約なき国家群”の不安定化、ならびに近年増加する“魔の種”の自生領域についてです」


 その言葉に、会場内に一瞬の緊張が走った。


 「ヴァルメリア南部では、精霊との契約を放棄した武装政権が成立し、国境線での小規模な衝突が続いている。アゼル連邦では、精霊との意思疎通が困難になりつつある……これを看過するべきではありません」


 「精霊を失えば、大地の力も、空の流れも断絶される。人と精霊が共に歩まなければ、魔の種の再侵食を招くだけだ」


 ヤルノの声は静かだったが、憤りを帯びていた。


 カイが資料を読み上げ、続けてノーラが各国との交易の乱れを報告した。


 会議は、一気に緊迫した空気へと傾いていく。


 そんな中、フィンは静かに立ち上がった。


 「――剣で国境を切り裂くのではなく、風で“繋ぐ”べきだと、私は思う」


 その声が、議場の全員を制した。


 「世界が裂けたのなら、精霊と人の協定によって、もう一度“境界”を塗り替えよう。風は遮るものではなく、運ぶもの。国境は守るためにあるのではなく、超えるためにあると、私は信じたい」


 風が、フィンの言葉に応えるように、そっと草木を揺らした。


 エイリンは、その様子をしばし見つめ、そして微笑を浮かべた。


 「――ならば、風の王よ。我らに“その道”を示してもらおう」


 会議は、静かに次の段階へと進み始めていた。

陽が西に傾き、議場の天蓋を透かして琥珀色の光が差し込む頃――精霊評議会は中盤に差しかかっていた。


 中央には《風紋の台座》が据えられ、その周囲を囲むように各国の代表者たちが半円状に着席している。背後には随行員や通訳官、精霊たちの姿もあったが、今は誰もが口を閉ざし、議論の余韻に耳を傾けていた。


 フィンは、自らの席に静かに腰を下ろしながら、さきほどの発言がもたらした反応を慎重に見極めていた。


 「……剣ではなく、風でつなぐ、か。口当たりのいい理想論に聞こえるが、実際に“繋げる”手段はあるのか?」


 鋭い声が響いた。発言したのは、ヴァルメリア王国の摂政代理・ルクレアだった。赤銅色の髪を後ろで一つに結い上げ、黒と紅を基調にした軍装を身に纏う彼女は、国の実権を握るだけでなく、軍部出身としても知られる冷徹な現実主義者だった。


 彼女はかつて、建国直後のフィンに対し「幻想に逃げる幼王」と公の場で評したことがある。その因縁を知る者たちは、思わず息を飲んだ。


 「ヴァルメリアは、精霊との強制契約を段階的に解除した。それにより、民に“選ぶ自由”を与えた。――それを、陛下は否定するのか?」


 「否定はしません。ただ、自由には“責任”が伴う。風は、境界を選ばずに吹き渡る。選ばぬがゆえに、つなぐことができる。国を、民を、大地を」


 フィンの返答は柔らかく、それでいて芯が通っていた。対するルクレアは、その言葉の真意を量るように視線を細める。


 すると、フィンの隣に控えていたカイが立ち上がり、手元の文書を議場中央の台座に置いた。


 「近年、契約破棄地域で“魔の種”の繁殖が加速しているという報告が、複数の観測点から上がっています。精霊拒絶反応による土壌の腐敗が主因と見られ、精霊の浄化作用が届いていない証です」


 資料には、黒く変色した土壌や、蔓延する異形の花の写し絵が添えられていた。どれも、“契約なき地”にて発生している。


 「その“魔の種”の核心にあたる《深き森》の一件は、すでに各国でも共有されているはずです。風の契約者・フィン陛下が剣を掲げ、大地を浄めた――それは、精霊との共存の証明でした」


 沈黙が落ちた議場の中で、静かに声を上げたのは、フィンの補佐官――ノーラだった。


 「……私たちは、遠くの土地で起きたことを“他国の問題”として見てきました。でも、それが国境を越えて広がるのに、そう時間はかかりません」


 ノーラの言葉は静かだったが、その語調には、戦場を知る者ならではの冷徹な実感があった。かつて“声なき者”として育ち、今なお王の影として動き続ける彼女の発言には、誰もが自然と耳を傾けていた。


 「精霊との契約とは、大地との対話です。それを断つことは、土壌との断絶でもあります。戦を起こさずとも、いずれ飢えと病が民を蝕むでしょう」


 セリアがゆっくりと手を挙げる。


 「……私たちが《深き森》で見たのは、“声を忘れられた精霊たちの嘆き”でした」


 彼女の頬を撫でるように、ひとすじの風が吹いた。


 「風のノスタルドラグは、いまも人と精霊が共に生きる未来を信じています。私たちがその“声”を聞き取れる限り、つながる道はあると……私は思います」


 そのとき、彼女の額に一瞬だけ《風の紋章》が淡く輝いた。


 それは契約者ではなく、“共に旅をした者”に残された痕跡。ノスタルドラグが認めた者に一時的に宿る印だった。


 誰もその光に異を唱えなかった。むしろ場の空気は、かすかに和らいでいった。


 「……たしかに、精霊を拒絶する国々がある。けれど、それを理由に対立を深めるのではなく、風で繋ぐ方法を探したい。話し合える余地がある限り、僕はあきらめたくない」


 フィンがそう結んだ時、議場の奥から、ゆっくりとひとりの老人が立ち上がった。


 灰色の獣毛で覆われた外套、木彫りの仮面――それは、東の山岳部族を代表する長老だった。


 「かつて我らの祖も、風を頼りに峠を越え、交易の道を築いた。風を拒まず、受け入れることが道を開くと知っていた……風の王よ。我らの峠も、貴殿の望みとあらば“風の道”として開こう」


 「……感謝します」


 フィンは席を立ち、深く頭を下げた。


 その瞬間、風が舞った。


 突風ではない。誰かが息を吹きかけたような、優しく穏やかな風だった。


 風は、議場の中心――《風紋の台座》の上で、静かに渦を巻いた。


 そして――聞こえたのは、“声”だった。


 《我が名は、ノスタルドラグ――風の記憶を運ぶもの》


 音ではない。それは、心に直接届く響きだった。


 フィンとセリア、そして一部の精霊族のみが、確かにそれを“感じ取った”。


 風は、各国の代表者の頬をなで、衣を揺らし、そして天蓋へと昇っていった。


 誰もが息を呑み、言葉を失っていた。


 ――この王と、この風は、幻想ではない。


 世界を動かす“兆し”である。


 それが、この場にいた全員の直感だった。

夜が更けるにつれて、議場の天蓋に浮かぶ精霊灯が、かすかな音を立てて揺れ始めていた。光は色を変えながら天井に淡い模様を描き、まるで風の軌跡を可視化するかのように、議論の熱を受け取っていた。


 フィンは、硬い背もたれに深く腰を預けながら、目を閉じた。言葉のやり取りひとつひとつが、刃物のように心を削る。たしかに、彼は王となった。剣を掲げ、命を守り、精霊と契り、国家の象徴として歩いてきた。だが、その足元は、決して盤石ではなかった。


 「……つなぐ、か」


 その言葉を、再び口の内で反芻する。


 隣席のセリアが、わずかに彼の横顔に視線を送る。


 「フィン、疲れてる?」


 「いや……考えてた。僕は、どこまで“王”になれているんだろうって」


 「……風は、答えを急がない。あなた自身がどう在りたいかを、ずっと見てるの」


 その一言に、フィンは目を開けた。セリアの横顔は、まるで風そのものだった。掴めず、しかしどこまでも寄り添う存在。


 その瞬間――議場の扉が軋む音を立てて開かれた。


 「失礼する」


 低く、しかし通る声。入ってきたのは、アゼル連邦の大使、カルノだった。白銀のマントに身を包み、手には精霊樹の枝を象った杖。長身痩躯に、隠しきれない老獪さをにじませたその男は、場の空気を一変させる力を持っていた。


 「会議の再開を要請する。――“精霊との共存”が議題である以上、我々アゼルも黙ってはいられない」


 「共存を語るには、まず精霊を“対話の対象”と見る姿勢が必要だ。だが君たちは、長らく“資源”として扱ってきたはずだ」


 その声は、フィンの右手側――リナのものだった。


 青い外套を羽織ったまま、彼女は半身を乗り出すようにしてカルノを睨んでいた。彼女は今、王国軍の臨時代表でもあり、かつフィンの古くからの同志でもある。


 「リナ……」


 「いいの。私たちは、はっきり言葉にしなきゃいけない。もう、“曖昧”で誤魔化してはいけない時代なの」


 カルノは静かに歩みを止め、彼女の正面に立つ。そして、口元だけをわずかに持ち上げた。


 「ならば問おう。“曖昧”でしか保たれていない平和を、剣を抜かずに貫く術があると、本当に信じるのか?」


 それは、この会議の核心を突く問いだった。


 議場が凍りつくような静けさに包まれる。


 フィンは、静かに立ち上がった。そして、壇の中央――《風紋の台座》へと歩を進めた。


 「信じる」


 短く、しかし揺るぎない声。


 「僕は剣を抜いた。守るために。そして、失わないために。けれど、同じ剣を“繋ぐため”に使うべきじゃない」


 「言葉は理想だ、王よ。現実を知らぬ者が語る戯言に過ぎぬ」


 「現実は、変えられる。理想がなければ、誰も歩き出せない。僕たちはいま、精霊と共に生きる“道”の途中にいる。争うためではなく、選び取るために」


 再び、風が吹いた。


 それは、天井の灯りを一瞬かすませるほどの風。誰もその源を見ていなかった。だが確かに、それは“意思”を帯びていた。


 《……言葉に、風は宿る》


 心の中に響くような感覚――それは、ノスタルドラグの囁きだった。


 フィンだけでなく、セリア、そして一部の精霊使いたちも、その“気配”を感じ取っていた。


 「言葉が通じる。ならば、もう一度だけ……僕たちの未来を、信じてみてほしい」


 その声は、壇の天蓋に届き、反響し、そして静かに溶けていった。


 やがて、誰からともなく拍手が起こった。


 初めは一人、次にもう一人。やがてその音は連なり、議場全体に広がっていった。


 それは賛成でも、反対でもない。


 “耳を傾ける”という意思の現れだった。


 ノーラの姿がその隙間からちらりと見える。彼女は何も言わない。ただ、薄く微笑んでいた。


 ――それが意味するものは、今は誰にもわからない。


 けれど、たしかに風は動き始めていた。

会議が終盤に差しかかると、天蓋の精霊灯が緩やかに明滅し始めた。精霊たちの関心と呼応するように、光の色は青から緑へ、緑から白へと移り変わる。その揺らぎはまるで、議場そのものが呼吸をしているようだった。


 発言の機会は、王妃候補として陪席していたアレシアへと移った。


 「……私は、言葉では何も語れません。けれど――精霊の祝福を受けたこの地で、命を繋ぐ役目を預かった者として、願います」


 彼女は立ち上がり、胸元に下げた“霊樹の種子”を両手でそっと包んだ。


 「この命が続く限り、誰かを守りたいと願う心が絶えませんように」


 その一言が、言葉にならない共感を生んだ。ヴァルメリアの摂政代理ルクレアさえも、目を伏せていた。アレシアの存在は、この場において政治ではなく“祈り”の象徴となっていた。


 そして、満を持して最後の発言者が立ち上がる。フィンだった。


 「この場に、僕が立っているのは――戦ったからではありません。守ると決めたからです」


 その声は、静かだった。しかし、確かにすべての耳に届いていた。


 「かつて僕は、ただの旅人でした。国も名誉も持たず、剣だけを手に持ち……気がつけば、いろんなものを背負っていた」


 フィンはゆっくりと右手を挙げると、腰に佩いていた剣を外し、壇の上にそっと置いた。刃は抜かれず、鞘に収められたままだ。


 「この剣で多くのものを守った。でも、これだけじゃ、何も“繋げなかった”んです」


 その言葉に、リナがわずかに眉を動かした。隣席のセリアも、静かに頷く。


 「だから今、僕は違う剣を掲げたい。……風の剣です。精霊と人の意思を結ぶ、目に見えないもう一つの“力”を」


 《風の剣》――それは、風のノスタルドラグとの契約によって呼び覚まされた新たな力。


 会議場の天井に刻まれた文様が微かに震え、空気が張り詰める。その場にいた者すべてが、何かを感じ取った。


 ――それは、風の龍の“気配”だった。


 《……言葉に宿る風よ。汝らが望むならば、我が翼で結び直そう》


 声は、誰にも聞こえたわけではなかった。だが、その場にいた全員が同時に、同じ“意味”を理解していた。


 カルノ、ルクレア、ノーラ、リナ、アレシア、そして無言で見守っていた他国の代表たちさえも。


 風が、彼らの頬を撫でた。やわらかく、穏やかで、そして決意に満ちた風だった。


 セリアがそっとつぶやいた。


 「……聞こえたね。ノスタルドラグの声が」


 「ええ」と応じたのは、リナだった。「あの龍、本気で“信じてる”のね。人間ってやつを」


 「精霊たちは、過去を見ていない。“これから”を見ているんだよ」


 フィンの声が、それを締めくくるように議場に響いた。


 「……僕たちは、まだ旅の途中です。国家も、民も、精霊も。ならば、その旅路を“分かち合う”ために、共に風を選びましょう」


 それは、新たな宣言だった。


 王としての立場でもなく、剣士としての技でもなく、“人”としてのフィンが語った言葉だった。


 その言葉に、議場が静まり返る。


 次の瞬間――


 「賛同を表明する」


 最初に立ち上がったのは、ルクレアだった。


 「我がヴァルメリアは、精霊との協定を一から見直す。王国同盟との“再契約”を望む」


 「アゼル連邦も続こう」


 カルノが杖を打ち鳴らした。


 「この男の言葉が、どこまで実を結ぶか……見届けてみたくなった」


 続けて、各国の代表が次々と同意の意を示す。その波は次第に広がり、精霊評議会は静かな熱を帯びていった。


 フィンは一歩退き、壇の下に戻った。セリアと目が合う。


 「やっぱり……あなたは王様だね」


 その言葉に、フィンはわずかに笑った。


 「違うよ。僕は、“繋ぐ者”になりたいだけなんだ」


 そのとき――


 会議場の天井が開き、夜空が広がった。


 それは儀式の終わりを告げる“風の解放”の合図だった。星々がきらめく空を背景に、精霊たちの光が舞い上がる。まるで、未来への祝福のように。


 そして、誰よりも先にその光を見上げていたのは――フィンだった。


 旅の終わりでも、始まりでもない。


 今は、ただ“風を結ぶ”その瞬間。


 剣ではなく、言葉と想いと風で、世界を繋ごうとする者たちの物語は、静かに新章へと歩を進めていく。

ご覧いただきありがとうございました。


 第101話『風を結ぶ会議』では、ついにフィンが“王”としての初めての国際的な場に立ち、「剣を抜かない決意」を言葉にしました。これまでの冒険を通して得たもの、守ったものが、ここで一つの形になったと思います。


 この会議は、物語後半の“繋がり”と“葛藤”の序章でもあります。国々の思惑や精霊の声、そして仲間たちとの絆……。今後、それらがさらに交錯していく予定です。


 ブックマーク、感想、レビュー、ポイント、励みになります! 次回からの展開もぜひお楽しみに!

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