表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/26

竜退治

初めてドラゴンを単独で狩った時の思い出です。生死をかけたドキドキの闘いでした。楽しかったな。

俺の名はDIO。

もうすぐGMグランドマスターになる鍛冶屋である。

今日は剣術がGMになった記念に単独ソロでドラゴン退治に行こうと思う。

準備は念入りに。まずは装備、炸裂ポーション30本、解毒ボーション10本、包帯300個、ハイヒール付きのワンド1本、ライトニング付きのワンド2本。あとドラゴン特効の付いたカトラス。炸裂ポーションとワンドは秘密兵器だ。

戦場はデーモンテンプルを選んだ。狩場が広くドラゴン一匹だけをテンプル近くの空き地に誘導して戦えば迷惑かけずに長期戦が出来ると考えた。取り敢えず寺院に飛んだ。


デーモンテンプルの近くに着くとデーモン一匹に遭遇。はぐれデーモンらしい。幸先良いのか悪いのか。。

矛斧ハルバードを握りしめデーモンに殴り掛かる一撃入れては逃げを繰り返す。が、初手はデーモンから魔法攻撃で毒や麻痺パラライズを喰らうので結構キツい。こっちも包帯巻きながら解毒と回復しつつデーモンの体力を削る。奴の体力を削り切ると最後は飛んで逃げ始めるので攻撃が当たらない。テストも兼ねてワンドのライトニングを放ち勝利を得た。デーモンからの回収を終えテンプルに向かった。


テンプルに着くと意外にも人が居なかった。いつも狩場として混んでいるイメージがある。良い感じにドラゴンが単独で徘徊しているの覇気ぶつけて戦いを仕掛けてみる。竜が俺の存在に気付き歩み始めた。上手く行った感じだ。そのまま、寺院の広間を抜け正門を抜けて入り口付近の開けた土地までドラゴンを誘導した。途中ドラゴンブレスをモロに喰らい死にかける。包帯巻き巻き。怖い怖い。


誘導は完了した。ここからが本番である。先ずはワンドを握りライトニングの連打。長距離から攻撃でドラゴンの体力を削る。1本使い切っても半分も削れてない。次いで炸裂ポーションよる攻撃。紫色のフラスコを投げ付ける。途中再度ドラゴンブレスを受けるもダメージは最初の攻撃の半分程度だ。痛い事には変わりが無いが最初の一撃に比べればマシである。最後のフラスコを投げ切った時にはドラゴンへのダメージは半分を超えていた。

ドラゴンの特攻のカトラスに持ち替えドラゴンに肉薄する。ドラゴンにダメージを入れるも反撃を喰らう。ブレスと一撃のコンボを貰ってしまった。堪らず離脱し距離を取る。包帯回復が追いつかない、回復ワンドも併用して緊急回復!

体勢を整えて再戦。どうやら縦スキルが無いので肉薄した戦闘は武が悪そうだ。

戦術をヒットアンドアウェイに切り替える。包帯巻く余裕ができる分こっちの方がマシらしい。

ただ、なかなか決着が付かないのでドラゴンを観察してみると。。

!!!こいつ、回復呪文使ってる。こちらが回復して逃げている間にドラゴンも回復していたのだ。

さてどうするか。ポイズン、毒呪文を唱えてぶつけてみる。最初は弾かれレジストされたが3度目のポイズンは有効だった。毒のダメージは大して無いが効いている間は回復出来ない。この間にヒットアンドアウェイを繰り返す。竜は飛びはじめた。末期だな。飛んでいる相手には攻撃は当てづらいのでワンドを握りライトンイングを連打。

ようやく竜は地にふせた。30分くらいは戦っていただろうか。これで俺もドラゴンスレイヤーだなとか思いつつ。竜から回収を行う。1100ゴールドか。武具もあまり良い品は出なかった。赤字だな。。ナイフで肉取りと皮を剥ぐ。

ドラゴンの肉を焼きながら色々と反省する。死なずに済んだのは幸いだったがバンバン竜狩りは出来そうにない。

取り敢えず明日は鍛冶屋家業に性を出そうと思う。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ