残光
思ったほど文字数が稼げなかったです。
俺の名はDIO。
いつか伝説の鍛冶屋になる男。今はまだ修行中である。
街中には伝説の鍛冶屋が既に溢れてます。早く伝説になりたーい。
久しぶりに始まりの街に行ってみる。と言っても一週間ぶりか。ランランを探してみたが取り巻きの連中含めて姿がなかった。数日前から拠点を変えたらしい。この街を常駐している生産職の仲間が教えてくれた。城持ちのギルドに加盟したとかしないとか言っている。先週の別れ際に見た頼もしい姿を思い起こす。この子は強くなる色々と輝いていたものな。俺のサポートも力も正直追いつてなく限界が見えていた。そろそろサポートして貰う側にまわる感じだったし、むしろそれを望んでいる所もあった気がする。
取り巻きの戦士と魔法使いもあとひと磨きすれば頼もしい仲間になるのも見えていた。
連載小説の最後の巻を見逃してしまった気分もある。
ランランとはあの日を境に会ってない。
もう始まりの街にはいないらしい。
後日、友人の冒険者からランラン達が竜の巣食う洞窟で狩をしている姿を見たと聞いた。
大量の竜達の死骸の上に立っていたそうだ。
エルザやドラムも単騎で竜と渡り合えるくらい成長しているらしく、ジュリさんも第二のランランを目指しティムやバードスキルの修行に精を出しているそうだ。
BTMか完成すれば単独で危険なダンジョンを制圧できるからな。
扇動でモンスターを同仕打ちさせつつ、ペットで雑魚を蹴散らしたり強いモンスターの体力を削り、魔法でパーティーメンバの回復や支援を行う。
戦士とは違った戦闘センスを要求される戦術メインの飽きない職業である。
欠点は肉弾戦に弱い事。その辺りは盾役の戦士が一人居れば補填できるかな。
そう言えば、あのダンジョンの地下2階、影龍の間でお茶会した事があったな。。




