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成長と別れ

多少アレンジが加わってます。本当は全滅して。。

俺の名はDIO。

いずれ伝説になる者、今はエルダーを目指す鍛冶屋である。

先ずはスキルレベル105を目指し鍛冶屋再開です。

称号が取り敢えず鍛冶屋になる!


鍛冶スキル上げが忙しくて、すっかり始まりの街に行かなくて一週間。

鍛冶を鍛えてわデーモンを狩る日々を繰り返していた。兎に角インゴットを大量に使うので資金が追いつかない。

そう思っていたら個人が経営する商店で街の鍛冶屋の半値でインゴットを売っているのを発見。もっと早く知りたかったよ。

そんなこんなで久しぶりに始まりの街へ繰り出す。

街中にはもう彼女ランランの姿は無かった。一週間だものな。初心者の成長は早い。狩場を巡ろうと森に入った時複数人の人影が目に入った。良く見るとランランの姿もある。ジャイアントビートルにまたがりグリズリーを従え赤いローブを身に纏っている。そこにはもう少女の面影はなく大人の女性のたたずまいだ。細部におしゃれを決めている。

そこに居た人の輪に加わると彼女から声をかけて来る。

「あ、DIOさんだ。こんにちは。」

「久しぶり、調子はどう?」そう問うと近況報告が始まる。

魔法はカンストし、ティム、動物学は85。獣医学はそこそこ。もうメイジティマーと言ったところか。今はバードの修行中で音楽を上げている真っ最中らしい。会話している間も音楽が鳴り響いている。

仲間と思われる3人は装備から見ると戦士二人に魔法使いと言ったところか。魔法使いの装備を良く見ると見慣れたワンドを握っているランランのお古かな。

4人は今日の狩場などを話し合っているようだ。ランランのティムスキルが85なのでドレイク(小型の竜)を使うことを提案してみる。

「ランランさんは馬に乗り換えて、ここで待っててくださいね。」俺はドレイクを取りに行った。

戻って来ると熊2頭の骸が転がっている。ランランに処分されたらしい。ドレイクを譲渡する。

「もう1匹連れて来ますね」とDIO。4人は竜だ竜だと騒いでいる。戻って来ると更に動物の死体が増えている。ドレイクの威力確認に使われたらしい。もう1匹を譲渡する。準備はこれで良いかな。取り敢えずオークキャンプで様子をみる事にした。ゲートを開き移動する。ゲートを抜けるとドレイクによる蹂躙が始まっていた。熊よりは格段に強い。魔法使いの子が回収役で忙しく走り回っていた。俺は戦士達の回復役に徹している感じだ。

ただ、30分もしないうちに不満の声が上がる。彼らが思うより稼ぎが少ないらしい。

ならばとドレイクをティムして来た砂漠へ移動する。ここでもサソリが嫌いだの、緊張感が少ないだの、やっぱり稼ぎが少ないだのと不満を言ってくる。君らの実力だと安全な狩場はこのくらいなのだよと思いつつ。

ならばと俺も本気の装備に切り替える。ドラとメアを準備し白龍の住むほこらに移動した。

しばらく祠を進み白龍ホワイトウェルムに攻撃を仕掛けたドラとメアに依る蹂躙を開始する。ランランと魔法使いのジュリさんにはドラとメアの回復役をお願いした。白龍を倒し回収と物色を行う今回は稼ぎに不満はなさそうだ。ただ戦いの見学に飽きた戦士達エルザとドラムが祠の探索に出かけてしまった。嫌な予感はするが兎に角今は忙しい。ランランとジュリの安全確保の為ハイド呪文をかけまくるわ、襲って来た蜘蛛系のモンスは払いのけないといけないわである。


そこへエルザがアイスデーモンを引き連れ戻って来たいわゆるモンスタートレインである。慌ててメアを支援に回す。

今度はドラムが大量のラットマンを連れて帰ってくる。。こっちもか。取り敢えずパラライズフィールドを張りモンス到来に時間差をつける。

ランランにはドレイクでラットマンを一掃する指示を出す。ジュリさんにはエルザの支援に回って貰った。大忙しである。ダメだ俺が持たない。。


戦闘が一段落したタイミングで帰還をお願いした。稼ぎも100000ゴールドはあったのでそれなりに満足してくれたようだ。

先ほどの森まで戻り分配と反省会を開いた。そこで分かったのは彼らは白龍の祠であったようなギリギリの緊張感が好みらしい。

なのでデーモンテンプルのルーンを焼いてあげた。ランランがもう少し強くなる事を条件に。

このパーティーからは兎に角はやく別れたかった。俺には荷が重すぎる。。



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