お庭でサンドイッチを…
爽やかな風が吹く夏が来た。
「マリー!おはよう!」
「おはようございます。今日は自分で起きられたのですね」
今日はマリーに起こされずに自分で早起きをした。
なんてったって今日はセシルとピクニックなのだから!
「今日はセシルとお庭でピクニックをするの!そのためにサンドイッチを作ろうと思うの」
「そうなのですね、手伝いましょうか?」
「大丈夫よ!そのくらいできますわ」
私は自慢げに言った。料理ができなくたって、ただ挟むだけなんてお手のものよ!
それから、色々な具材のサンドイッチを作りセシルを待った。
――――――――
「今日は晴れてよかったですね」
「そうだねセシル!早速ここにしましょう!」
大きな木の少し木陰になっているところにシートを広げ準備をした。
「なんだかワクワクしますね!こんなお外にシートを広げてお話ししながらサンドイッチを食べるなんて初めてです」
すごくキラキラした眼差しで私を見ていた。
「私もよ!セシルとまた思い出が1つできたわね!」
そして2人は最近の出来事など話しながら食事をした。
そうしていると…
「ソフィア様ー」
遠くから私を呼んでいる声がした。その方に目線を向けると、見覚えのある2人がこちらに来ていた。
ま、まさか、今日も来たの…せっかくセシルと2人でいたのに…
「あ…また来たのですねフーク様ユーリ様…」
戸惑いながら私が2人を見ると、
「僕たちもご一緒してよろしいですか?」
フークがそう言った。ユーリはその一歩後ろに少し隠れていた。
「まぁ、いいですわよ…セシルかの方達は…」
そう言いかけると…
「知っています。私、セシル•ルーセルと申します。よろしくお願いします。」
うぁ、なんで大人なんだ。そっか、お茶会出会ってるよね。しっかりしてる…私顔覚えるのも名前も苦手だからそんなちょっとで覚えられないわ。
それから仕方なく、4人でピクニックをした。
意外にも話題にはつかなかったが、ユーリがとても静かだった。
「ユーリ様お口に合わなかったですか?」
あまりサンドイッチを口にしないユーリ様に尋ねると。
「いいえ、とても美味しいです。」
それだけ言った。
おお、気まずい…あ、本の話をしよう!前に何か言いたげだったし!
「ユーリ様はどんな本読まれますか?」
「僕もミステリーを読みます。」
えー意外だ。私と同じだから話がしやすいからラッキー!
本の話で意外とユーリ様と盛り上がった。
あまり笑わないクールな顔立ちだが、なんだか楽しそうな感じがした。
「今日は楽しかったわ!」
「そうですねソフィア様」
フーク様が片付けを手伝いながらそう言ってくれた。
「そう言えば、ユーリと何を話されていたのですか?」
「ミステリーの本の話ですわ!ユーリ様とても詳しくてとても話が弾みました!」
フーク様に素直に伝えた。
「へー、そうなんですね。僕も今度混ぜてくださいね」
「はい!ぜひ話しましょう」
フークが少し曇った表情を浮かべてるとは気づかず、明るく返事をした。
「ありがとうございます!片付けまで手伝っていただいて!またやりましょうね!」
「はい!今度は私のお家でやりましょう!」
セシルと2人きりのピクニックだったが、シェネル兄弟が来てどうなることかと思ったが、案外何事もなく終わった。
今度はセシルと2人きりでやりたいなぁ。
そしてみんなを見送り寝る支度をした。
楽しかったー。今度は何して遊ぼうかしら。商店街でお買い物とかも良さそうね…
自ら早起きし準備をしたからか、次の遊ぶ事を考えていたら寝ていた。
読んでくださりありがとうございました。
また次回作読んでいただいたり
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