表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/34

お茶会 後半


 お菓子も進まないほど落ち込んでいると

「…どうかされましたか?」

 とても優しい眼差しで目の前にいる女の子が話しかけてきた。1人でお菓子を前にして食べない私はさほど可笑しかったのであろう。

「あ…えー。お腹いっぱいで…」

 咄嗟に嘘をついた。流石にあの出来事は言えない。なるべく隠そうと決めた。

「ここにあるもの全て美味しいですものね。あっ、ごめんなさい。セシル•ルーセルと申します。ぼーっとしていらっしゃったので、思わず声をかけてしまいました。」

 ブラウンの髪に髪色より少し明るい瞳の私に比べて少し背の低い女の子。とても大人しそうな子。

「私は、ソフィア•ナーヴァルです。美味しいですね!」

 今まで周りの人がとても明るい髪色ばかりで、ここの世界はこれが普通かと少し違和感を覚えていたが、ブラウンの髪とても馴染み深い色を見て少し親近感を覚えた。

「とても落ち着いた髪色ですね。その色とても好きです」

「あ、ありがとうございます!」

 ちょっと戸惑いながらそう言った。流石に初対面にこれは変だった。

「貴方は1人で来られたのですか?私はお兄様と来たのですがどこかに行ってしまいました。」

 私は少し笑いながら話した。

「私はお姉様方としましたが…あまり賑やかで大勢が得意ではなくて、1人でいました…」

 少し悲しそうな表情だった。

「そうなのですね!私もあまり得意ではないので、2人で何はかなしましょう」

 私は堅苦しいのが苦手なだけだが、せっかくの出会いからは仲良くなるチャンス!


 2人はお茶会が終わるまで一緒にいた。今まで勉強に苦労したことや、セシルの好きな本の話題、まるで初対面とは思えないほど話が続いたのであった。


――――――――


「ソフィアー!」

 遠くからお兄様の声がした。

「あ、お兄様だわ!セシル私そろそろ帰らなくては、今日は楽しかった!またお話ししましょう!ぜひ、私の家にも遊びに来て!」

 セシルに手を振りまた遊ぶことを約束した。

「ソフィア友達できたのかい?よかったね」

「はい!とても落ち着いた子でずっとお話ししていました!今度遊びに来てもらうことになりました!」

 私はセシルの話しや、お菓子の話などをお兄様に話しながら帰宅した。

 それをルイは優しく頷き聞いてくれたのだ。


読んでくださりありがとうございました。

また次回作読んでいただいたり

コメント等していただけるととても嬉しいです

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ