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心情


「ソフィア…!」

「あっ…いてて。えへへ、躓いちゃった」

「大丈夫ですか。最近は特に教室にずっと座っていたり、ソフィアらしくないですよ。」

ソフィアはこの間の出来事からソフィアはぼーっとすることが増えていた。

「大丈夫!大丈夫ー!あ、お先に〜」

ソフィアはアランを置いて早足で教室へ向かった。


 教室に着くとまたあの時のことを無意識に何度も思い返していた。

「フーク様大丈夫かしら…」

 あの出来事の後から、ソフィアはフークのことをかなり心配していた。


 授業が始まってからも考えていた。

「よし!今日は思い切って手紙を書きますわ!!」

「ソフィア、手紙は授業終わってからにしなさい」

「あ…すみません。」

 決断したソフィアは思わず声に出してしまい、クラスのみんなに笑われた。

 だが、隣にいたアランはなんだか浮かない顔をしていた。

 そして、授業も終わりソフィアはすぐ寮へと戻った。


「クロちゃん、私は今からものすごく集中するから!」

 ソフィアは意気込み、何回も書き直してようやく手紙を書き終えた頃にはすっかり外は明るくなっていた。

「終わったー!って朝じゃないの!」

 仕方なく身支度などを済ませ寝ずにそのまま学校へ。

「流石に…寝ないのはかなりのダメージだわ…」

 ソフィアはあまり目も開けれず陽の光で溶けそうなよろよろ歩いていた。

「ソフィア、随分疲れているようですが。」

「あ、アランおはよう。ちょっと手紙書くのに必死になってしまって気づいたら朝だったのよ。」

 ソフィアはひきつった顔で笑うと。

「そうなんですね…」

 そう言ったアランの顔は少し構って見えた。


 

 ソフィアは案の定授業中は起きていられず、ほとんど寝てしまい、何度も先生には注意される1日となった。

「今日は全然頭に入りませんでしたわ…」

「ほとんど寝てましたからねー」

 アランは少し微笑んだ。

「あ!アラン笑ったー!」

「え…」

「今日なんだか元気なさそうだったから、体調でも悪いのかと思って」

「ソフィアよりは僕の方が元気ですよ。」

「へへ、そっか、そうだよね」

「じゃあ、僕は図書室で勉強するので。」

「はーい、また明日。」



 ソフィアはアランと別れ寮に帰っている途中、忘れ物をしたことを思い出し、教室に戻ることになった。

「はぁ…今日はついてないわね。早く帰って寝たいところだったのに。」

 あまり寝れていないのもあり、ソフィアの体はクタクタで今にも倒れそうだった。

「おっと…大丈夫?」

「あ、アラン…」

 そんな姿を見かけたアランが支えてくれた。

「すごい熱じゃないですか…どうしてこんなときに早く帰らないのですか。」

「ちょっと忘れ物しちゃって取りに帰ってたら、だんだん体が疲れてきちゃって。」

 ソフィアはそのままアランに支えられながら保健室は向かった。


「かなりの熱ですね。ベットで横になって安静にしていてください。私はメイドの方を呼んできますから。」

 保健室に着くと先生がベットに案内してくれた。

「アラン、ありがとう」

「いいえ、体調の悪い人を放っては置けないですから。」

 しばらく沈黙が続いた。

「アラン、私はここにいるから帰っていいわよ」

「まだ起きてたんですか、病人は黙って寝てください。メイドが来たら僕は帰るので。」

「ありがとう…」

 そう言ってソフィアは眠りについた。


――――――――――――――――


 あの後メイドが到着しアランも寮に帰った。

「…なんだこの気持ちは。」

 アランの心はざわついていた。



読んでくださりありがとうございました。

長いこと続きを書いておらず、少し変なところあるかと思います。

もう少し長くする予定が…悩みまくってます。

申し訳ない。



コメント等していただけるととても嬉しいです

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