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紳士

 

「アランおはようー」

「お、おはようございます」

 アランは前日なんと声をかけようかなんて悩ませた自分がバカらしくなるくらい、いつも通り話しかけてきたソフィアに戸惑った。


「あれからちょっと考えてさー好きってなんだと思う?」

「えっ、突然?えー、趣味が一緒で気が合うとか上部だけじゃなくて心の内を明かせされる人とか…」

「なるほどねー」

「え、突然どうしたんですか」

「私はそもそも、フーク様と面と向かって何かするってことをしたことがないから、改め直そうと思って、それからちゃんと決断するのがお互いにいいのかなと」

「珍しく真面目なんですね、まあ頑張ってください」



「今度の休日に一緒にお出かけでもいかがですか…っと」

 ソフィアは早速フークに誘いの手紙を送る。


 そして約束の日バザーを行っている小さな村へ2人は向かった。

「ソフィアから珍しく誘われると思ってもいなかったです。ありがとうございます」

 フークは笑顔でお礼を言う。


「うわー、どれも綺麗ね。全て手作りなのですか?」

「はい、私の娘と一緒に作りました」

「あら、とても器用なのね、これ頂くわ!」

 ソフィアはいつものように気に入ったものは買ったり、食べたらととても楽しんだ。

 それを隣で見ているだけでもフークは幸せそうだった。

「今日はありがとうございます。とても楽しかっですわ!」

「こちらこそ、お招きいただきありがとうございます」

 2人で迎えの馬車がある方向へ向かっていると、ソフィアの足元に大きめの石があり躓いてしまう。

「おっと、大丈夫ですか?ソフィア」

「ありがとうございます」

 倒れそうになるソフィアをフークは受け止めた。

 その行動に少し顔が熱くなるのを感じすぐ顔を伏せながら戻る。


 思わずドキッとしてしまいましたわ。

 前世で男性にこんなことをされたことがなかったがゆえに、免疫がなかったですわ。

 危ない危ない。

 心の中でソフィアは呟き心を落ち着かせる。


「では、また」

 お互い家に着き1日が終わった。


 前から思っていましたが、フーク様はとても紳士な方ですわね。

 どこに行っても王子様!って感じで、私と一緒に遊ぶときくらいはだらけても良いのになー、なんてね。


  それからも、ソフィアは何度かフークと2人きりで出かけ交流を増やしていく。


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