勉強どころじゃありません。後半
そんな中アラン達はまだ捜索していた。
「一体どこまで行ったんだ」
ボルが巨大化しその背中にアランはのりひたすらに匂いを頼りに進んでいた。
すると匂いは急に途切れてしまったみたいで、ボルが止まってしまった。
「どうした?ボル、もしや、匂いが途切れたのか…よくやったよありがとうボル」
そして止まったのは、とても広い森の手前、見渡す限り真っ暗闇の森だ。
「まさかこの中にいるのか…早く見つけないとな」
ボルにドッペルをさせて森の捜索をお願いした。
アランは名前を呼びながら進んでいくことにした。
「ああー。眠れないわ…」
ソフィアはとりあえず朝が来てから歩こうと考えており、寝ようとしていたが、全く眠れずにいた。
すると、ボロボロの古屋の外から何やら物音が聞こえた。
「え、何かしらやっぱり魔獣いるのね…」
ソフィアはかなり日々の入った小さな小窓から外の様子をのぞいた。
森の奥から怪しく目だけ光って見えるものが徐々に近づいてくる。
「あぁ、やっぱり魔獣だわ…とりあえず身を潜めておかないと」
ソフィアはとりあえず折れてしまっている箒と鍋の蓋のようなものを持ちとりあえず隅にしゃがんだ。
「バレませんように…バレませんように…」
すると、扉をカリカリと爪で研ぐような音がした。
「バレているのね…絶対これはこじ開けられるわ…もう何でこの古屋はオンボロなのよー!」
ソフィアはそう絶望に溢れていたが、何やらその音が突然と消えた。
ソフィアは不思議に思い小窓からまた様子を見ると、そこには魔獣が逃げていく姿と、その隣にも何やら大きな魔獣の影があった。
「あー、なるほど弱肉強食的な何かが魔獣にもあるのね、大きい魔獣に恐れ逃げていったのね…ってことは今度は大きな魔獣ってこと!?」
少し感心もつかの間さらなる恐怖に襲われたソフィアはすぐさま隅にまた隠れた。
だが、扉を開けてくる様子がない、何か少し変だとは思っていたが油断のできないソフィアはしばらく隠れることにした。
すると、何やら遠くから聞こえてきたと思うと扉がそのまま開いた。
ソフィアは思わずぎゅっと目を瞑った。
「***!***!…ソフィア!」
ソフィアはゆっくり目を開けると、目の前には心配そうな顔のアランが名前を呼びかけていた。
「アラン!アランだったのね!そしたら大きい魔獣はボルね!」
見つけてくれた嬉しさと感動でそのままアランに飛びついた。
アランは驚きはしたが見つかって良かった安心からそのままソフィアの頭を撫でた。
「本当に心配しましたよ、クロちゃんが教えてくれました」
アランの肩からクロちゃんが何だか俺が見つけたぞと自慢げな顔で現れた。
「クロちゃーん、ありがとう貴方は最高の相棒よ」
「さ、もう暗いので帰りましょう、みんなボルの上に」
そして、ソフィアは無事帰ることができ、布団に入るとすぐさま爆睡した。
――――――――――
一方その頃
「ちゃんと、森に捨ててきたんでしょうね」
謎の女がソフィアを森に置き去りにした謎の男に話しかけ
「もちろんです!魔獣も出るような森に飛ばしてやりました」
「あははっ、これであの子は終わりね。やっと私にチャンスが来たのですわ。まぁ、ありがとう貴方は帰っていいわ」
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