警戒
それから数日が経ちソフィアも学校に慣れてきたころのある日、突然広場から黄色い歓声と何やら人が集まっていた。
ソフィアは特に気にすることもなく、いつものように教室へ入り隣の席のアランに昨日の復習をしてもらっていた。
するとなにやら教室の前の方が騒がしくなっていき、同じクラスの人もなんだと教室を出始めた。
「なんか有名な人でもきたのかしら?」
ソフィアはやっと気になり始めたが、アランと勉強中の為見に行くことはしなかった。
すると、教室の扉が開きソフィアを呼ぶ声が聞こえた。
「え、はい!」
突然呼ばれ思わず立ち上がり呼びかけた人を見るとそれはシェネル兄弟だった。
「え、あ…なんでお二人がここへ?」
「あのようなお手紙をいただいたら少しこの学校が気になりまして、」
何度かフークは辺りをチラチラ見ながらソフィアに説明した。
なぜならば、ソフィアは手紙に書くことも特にないからと、アランのことを手紙の内容にしていた。
それを見たフークとユーリはもちろんのことアランはどう言った人間なのか気になって仕方がなかったのだ。
「私はこの通りちゃんと勉強していますわよ!」
ソフィアは辺りを気にしてるフーク達に対し自慢げに勉強している教科書を開いてみせた。
「へぇ、ちなみに手紙に書かれていたアランと言うものはどこだ」
ユーリは単刀直入にアランと名前を出した。
「あー、アランのことね!」
ソフィアはアランを呼び紹介した。
「私の隣の席のアラン!頭がいいから勉強をよく教えてもらっているわ!それと唯一の友達よ」
「アラン•ロットです。もちろん、フーク様ユーリ様のことは存じております。よろしくお願いいたします。」
アランはとても迷惑そうにしていた。
アランはシェネル兄弟との面識があったからだ。
ただ、髪色も変えているおかげか気づかれはしなかったが、違う意味で目をつけられてしまいとても迷惑ごとに巻き込まれてしまった。
「私はソフィアと婚約をしているフークと申します。いつもソフィアがお世話になっております」
フークは警戒したような、目の奥が冷たい上部の笑顔をみせわからせるかのように婚約者と言うことをはっきり言いそう挨拶した。
それに比べてユーリは相変わらず無愛想な挨拶をしたが、心の中ではかなりの威嚇てきな態度だった。
それからソフィアはシェネル兄弟に学校の案内をして、午後からの授業がある為ソフィアは勉強、シェネル兄弟は帰って行った。
「なんかごめんなさいね、あの2人は気にしないでいいから、きっともうこないから」
ソフィアはアランに困り顔で伝えると
「ええ、大丈夫ですよ。それより婚約者だったとは、私と話していて大丈夫ですか?」
アランは優しく答えてくれた。
「大丈夫大丈夫よ!」
ソフィアは何も考えずそう返事をしたが、アランは良くないことでしかないと頭を抱えた。
それから、シェネル兄弟は定期的にくるようになってしまった。それも家業に魔獣の知識は必要だなんだとこじつけてきたらしい。
せっかくソフィアは延長兼付き纏わらりをなくすために来たのにあまり変わらなくなっていた。
アランもアランで、バレないようにとなるべく2人の目につかないよう行動をしていた。
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