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まだ勉強中

 卒業して数日が経ち、ソフィアは魔獣学校と進学した。

 セシルとアンナとも離れ更なるスタートとなる。

「よし!クロちゃん頑張ろうね!」

 そう意気込み、早速1日目。

 自己紹介含め属性分けが行われた。

「ソフィア•ナーヴァルです!私の魔獣はクロちゃんです!よろしくお願い致します」

 よし!問題なく自己紹介はできたわね!

 と、ソフィアは思ったのだが、他のみんなは少しざわついていた。

 あれ?何か変だったかしら、制服前後ろ逆?

 ソフィアにはすっかり令嬢と言う自覚が抜けており気づかなかったが、令嬢は婚約者と早くに籍を入れその家に嫁ぐと言うのが本来なはずで、進学などする事例がなく、それにみんな驚いていた。

 それと、魔獣の蛇クロちゃん、それによるインパクトが強すぎたのだ。

「はーい今日はここまでになります!明日はそれぞれ別れての学習になるので明日また発表致します」

 最初はすごく短く授業が終わり解散となった。

 ソフィアは今までセシルとアンナと一緒にいたため1人が心細すぎて、早く友達を作りたいが、令嬢と言うことがすぐに噂が広がり完全に孤立していた。

「あの…よかったらお友達に…」

 勇気を出して近くにいた女の子に話しかけてみるが

「あ、ソフィア様、そんなありがたいお言葉ですが、私なんてとても似つかわしくないですわ」

 と、お辞儀をしてどこか行ってしまった。

「お友達作るのってこんなに難しいのね…」

 早くもセシルとアンナが恋しくなったソフィアは1人廊下を歩き部屋へと迎えっていた。

 すると、前が見えないほど本を積み歩いている人が躓き本が落ちてしまった。 

「大丈夫ですか?」

 ソフィアも思わず広い手伝った。

「沢山持って大変ですね手伝いますか?」

 ソフィアは目の前にいる黒髪にメガネをかけた大人しそうな男性に伝えるととても小さな声で男性が

「大丈夫です。手伝っていただきありがとうございました」

 そう言いまた前が見えないほど本を積み歩き出した。

「大丈夫かしらー、と言うか私嫌われすぎじゃない?ねぇクロちゃん私そんなに変かしら」

 クロちゃんは首を振って私を慰めてくれた。

「あー、クロちゃんは一生相棒よ」

 そして翌日、属性分けが行われ、ソフィアはクロちゃんが闇属性なのでそのまま闇属性のクラスになった、闇属性はあまり選ぶ人がいないらしく他より人数が少ないらしい。

「失礼します」

 授業が始まる前に教室に入ったソフィアは、特に席は決められていないので、1番後ろの左端の席についた。

 何だか新しい教室ってワクワクするのよねー、なんてソフィアが浮かれていると。

 隣に誰がが座ったので、気にせずソフィアは挨拶した。

「こんにちは、同じクラス頑張りましょうね」

 そう言い隣の人に目を向けると、

「あー!昨日の黒髪メガネくん!」

 昨日の本の人だったので思わず大きめの声を出してしまい、みんながこちらを向いてしまった。

「あー、すみません…」

 ソフィアは小声で咄嗟に謝り、そのままの声のボリュームで

「昨日の本沢山持っていた人ですよね!あれからちゃんと運べましたか?」

「あ、はい…」

 そんなソフィアに困った顔を見せながら返事をした。

 なんかやっぱり私怖いかしら…ちょっと困っているわよね。

「ごめんなさい、いきなり、私はソフィア•ナーヴァルです。よろしくお願いします」

 その小声のまま自己紹介したが、その途端先生が入ってきて相手の名前も聞くことすらできず会話は終わった。

「じゃーここまで、明日は続きからやるからなー」

 1日の授業が終わったが、ソフィアは完全に寝ていた。

 クロちゃんが頑張って起こしてくれていたがダメであった。

 すると、誰かに肩を優しく叩かれてソフィアは目が覚めた。

「んあ!あれ、みんなは」

 授業が終わりみんなはもうすでに教室から出ており、隣には黒髪メガネくんがいた。

「ソフィアさん授業は終わりましたよ」

 黒髪メガネくんが優しく肩を叩き起こしてくれていた。

「初めから寝ているなんてすごい度胸ですね」

「あ、いや…ちょっと難しくて…」

 初めからこんな失態を晒してしまいとても恥ずかしくなったソフィアに対し少し黒髪メガネくんは笑っていた。

「あ、それと、僕は黒髪メガネくんではなく、アラン•ロットです。よろしく」

「よろしくお願いします」

 アランは自己紹介を終えそのまま教室をでて行った。

「最初は嫌われてるかと思ったけど、大人しくて優しい人なのね、さっ私達も帰りましょ」

 ソフィアは部屋に戻り、セシル達へ手紙を書いた。

「今日はこんなことがあったよーっと、みんな元気かな、と言うか、まさかシェネル兄弟からも来てるとは思わなかったわよ…あはは」

 フークとユーリからもしっかり手紙が来ていたので、それなりに返信をソフィアは書いた。



―――――――


 離れてしまったからには手紙でも書いて僕の存在を忘れないようにしなくては、とフークは手紙を書き。

 諦めないと決めたからには、積極的にと思い短い文章だがフークに負けじと手紙を書いたユーリ。

 セシルからは早速新しい出会いがないかなどといろいろ質問の多い手紙が届き。

 アンナの手紙には心配事はないかなど、まるでお母さんのような手紙が来ていた。

読んでくださりありがとうございました。

また次回作読んでいただいたり

コメント等していただけるととても嬉しいです

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