延長希望です!
ソフィアはセシルの話を聞きさらに学校に行くならばと色々資料を読み考えていた。
「料理、魔力、総合…前世と変わらないのねこの辺は。いわば大学みたいなものよねー。」
ソフィアの前世は勉強が嫌すぎて大学など通ったことがなかったので、とても気乗りしなかった。
「ん?魔獣?えーと、主に飼っている魔獣の強化や魔獣の飼育…へぇーいいかも!」
その資料を持ち帰りさらに詳しく調べることにした。
「飼育は自分の魔獣はもちろんのこと、学校で飼育している色々な魔獣のお世話、それぞれの属性に合わせた育て方などを学べます。育て屋や教師になりたい方が多いです…か。これなら私でもできそうよね!」
昔から動物が大好きでお世話も好きなソフィアはやる気が出てきたが最後の文章に目をやると…
「クラスB以上もしくは…試験合格必須…今からクラスBにするのは流石に難しいし…勉強するしかないわね…」
試験は一般的なものばかりなのだが、ソフィアは何せ勉強ができないためいつもギリギリラインだった。
ましてや、ランクはC昇級試験はあるが卒業までに試験を受けている暇はなく勉強一択だ。
「ソフィア!卒業が近いですね!やっと…」
「私は進学することに決めましたので!」
フーク様が私に駆け寄り話しかけたがそれを遮るように進学することを伝えると
「進学するのですか!勉強しなくても私の家に来れば自由な時間が沢山ありますよ!」
フークは驚きソフィアが食いつきそうなことを言うが、ソフィアは結婚から逃れるために進学を決めたので全く食い付きもしなかった。
「いいえ!私はクロちゃんのためにも進学しますわ」
流石に延長したいからなんて言い出せないわよね…
まあ、クロちゃんの為っていうのも間違っていないしいっか!
そう言いソフィアは唖然たしたフークを後にその場をさった。
ただ、ソフィアにとってこれからが戦いとなる。
大の苦手な勉強、セシルとアンナに協力してもらい教科書などを1から目を通し本気で頑張ることになった。
「おい、ソフィア…お前生きてるのか」
「大丈夫よ…」
おかげで学校ではやつれたソフィアその為、ユーリにも声をかけられていても何も思わなくなった。
そしてついに試験を受け、合格発表の日まできた。
試験当日はもちろん、試験後もソフィアはかなりソワソワした様子で普段の授業も落ち着かないほどだった。
「ついにこの時が来たのね。この手紙の中に結果が…あー無理無理!セシル開けて…」
「もちろんですわ!ソフィアはとても頑張っていたのを私たちは知っていますから大丈夫ですわ!」
セシルはアンナと2人で先に手紙を開けて中にある紙に目を通した。
それをソフィアは知りたいようで知りたくない気持ちで、眉間に皺がよるほど薄い目で2人の様子を見た。
「ソフィア…」
アンナは近寄り少しも笑顔を浮かべずソフィアに近寄りそい…
「え、うそ。ダメだったの?…」
アンナのその反応にソフィアはかなり悲しげに問いかけると…
「合格よ!合格!何落ち込んでるのよー」
アンナはイタズラにソフィアの肩を叩きながら言う。
その言葉を聞きソフィアは肩の力が一気に抜け言葉も出なかった。
「流石ですわ!ソフィアこれで学校に行けますわね!」
セシルも私に駆け寄り自分のことのように喜んでくれた。
「2人して私をいじめないでよ…でもよかったわ本当に!」
そして、ソフィアの進学が決まった、それと同時に婚約延長ともなった。
「卒業まで残り少し有意義に過ごすことができるわ!」
大きな課題を乗り越えたソフィアは残りの学校生活をとことん楽しむこととなる。
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