春が来そうです
セシルとアンナと一緒に街は出たり、シェネル兄弟は相変わらず私の家に訪れてきたりと色々あった長期休みも残りわずか。
初めの頃より暖かくなっていた。
そんな私今日はセシルとアンナと一緒に街の魔獣屋さんに向かっている。
魔獣、名前はすごくおそろいものに感じるが、この世界でいうペットのようなものである。
アンナがお店があると言うのでみんなで行くことにした。
一応学校には申請を出せば飼えるらしい。
「ここが魔獣屋ね!色んな子がいるわ!セシルとアンナはお迎えしようと思っているのですか?」
「私はいい子がいれば!」
「私も何かのご縁があればお迎えしたいですわ」
アンナに続きセシルもその気ではあった。
「へー、その子その子で属性が違うのと姿も違うのねー」
ウサギやキツネの動物もいれば、小さい天狗や妖精がいた。
「私この子に決めた!」
アンナがそう言い連れてきたのが可愛い真っ白な猫。
「可愛いですわね!どのような魔力の子なのですか?」
「この子は私と同じ光属性の子で、最初は光の矢が使えるみたい!私にピッタリでしょ!」
セシルの問いに嬉しそうにそう答えたアンナ。
「すごいわね!ピッタリよ!セシルはいい子見つけた?」
「私はこの子がいいなと思っています」
セシルは小さな妖精を連れてきた。
「とても大人しそうでセシルにピッタリね」
「可愛いですよね!この子は音属性みたいですわ、最初は眠り歌を覚えてるみたいね」
音属性、なかなかの珍しい属性で答えたセシルもあまりわかっていない。
「ヒーリングボイス?」
「相手を眠らせる技みたいですわ、でもまだ能力が低く最初は長く効かないみたいです」
「でも、すごいわね!みんな自分にピッタリな子を見つけているわね!私はどの子がいいかしら…えーと」
私も色んな子をしっかり見ていくと…1匹だけ隅で隠れている子がいた。
「ん?おーい怖くないよおいでー」
ソフィアはそう優しく呼びかけると、その子が顔を出した。
「わっ!可愛い!えー私この子にするわ!」
ソフィアは思わず一目惚れをしてその子を抱き抱えると2人がこちらに振り返りちょっと苦い顔をした。
「ソフィア…その子にするの?」
「ん?セシル私この子にするわ!」
2人の目に映ったのは、真っ黒の蛇。ソフィアの可愛いが斜め上すぎて2人は唖然たした。
「ソフィアがいいなら…いいわね、あはは」
「可愛いでしょ?アンナ!この子は闇属性で最初に覚えているのが、黒い霧ね!」
そして3人は結局魔獣をお迎えして、帰宅した。
ソフィアは帰宅後、まさかの蛇を選びお母様にとても叱られた。
「可愛いもんね!クロちゃん(蛇の名前)今日からよろしくね!学校にも魔獣申請しなくては!ってあれ学校…やばい!宿題終わってなーい!!」
あと残り数日で学校なのに宿題をすっかり忘れていたソフィアは慌ててやり出しなんとか間に合った。
そのおかげで、休み明け学校にはやつれていた。
「ソフィア大丈夫?顔色悪いですわよ」
「ありがとうセシルちょっと頑張りすぎちゃたみたい…」
読んでくださりありがとうございました。
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