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長期休み


 魔法学校にも長期休みが一度だけある。

 冬から春にかけて2ヶ月ほどととても長い。

 この世界はあまり雪は積ったりはしないがパラパラと降る。


「やっと、長期休みね!実家に帰ってたくさんのんびりしましょう」

「いいですね、私もたくさん本を買いに行っておきたいですわ」

 寮生活のためなかなか街へ買い物に行く機会がないため、セシルは大好きな本を買うことに気合を入れていた。

「私は弟が心配だからやっと会えるのを待ち遠しかったのよ!」

 アンナは弟さん思いだなー。弟さんもこんなお姉さんに会えて嬉しいだろうな。

「あっそうだ、2ヶ月もあるからみんなで遊びませんか?」

「いいですわね!ぜひ」

 確か小さい頃に遊んだ古屋があるはずだしそこがいいわね!

 そんな休みに私はとてもワクワクしていたがー

「僕もご一緒してよろしいですか?」

「もちろんですわ!」

 フーク様がそう話しかけてきて、セシルは即答した。

「んーもぅ、セシルったらー。」

「ぜひ、ユーリ様も呼んでくださいね」

 セシルはユーリ様も誘っていた。

「セシルはいったい何を企んでいるのよー。」

「内緒ですわ」

 セシルは何か企んでいるような怪しい笑顔を浮かべた。

「ソフィア、遊ぶのも良いですが、宿題もあるのですからね」

「お兄様!そうですよね…頑張りますわ」

 にしても、どの世界でも宿題はあるのね。しかもかなりあるのよ、まあ2ヶ月だからこれが普通なのかしら…。先が思いやられるわ。

 お兄様のその言葉で一気に現実に戻らされた気分になった。


 その日の授業も終わりそれぞれ家が帰省した。


――――――――


「お母様!お父様!」

「ルイ、ソフィアおかえりなさい」

 お出迎えをしてくれた。懐かしいー、やっぱり家は落ち着くわ。

 その日の夜は、学校生活の話をいっぱい話した。

「ソフィアがちゃんと成長してて嬉しいな」

 お父様は優しくそう言ったが

「いいえ、気を緩んだらいけないですわ」

 お母様はいつも厳しい。まあそれくらいしないとソフィアは駄目な人になってしまう。

「ルイとソフィアが帰ってくると賑やかになるなー」

 お父様はそう言ってくれた。お父様のこの優しさを感じれるのはとても久しぶりで嬉しかった。



 宿題は先に終わらせてあとは楽しみたいから、明日からやろう! 

 なんて意気込んで帰宅後はすぐ就寝した。


読んでくださりありがとうございました。

また次回作読んでいただいたり

コメント等していただけるととても嬉しいです

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