学校祭当日
上手くまとめられず、長くなってしまいました…
「私たちまだお店番じゃないから、セシルとアンナ一緒に周ろ〜」
「いいですね!行きましょう」
「私不思議部屋行きたい!」
すっかり仲良くなったアンナも仲間に入りみんなで周ることにした。
「何それ不思議部屋?」
「魔力を使ってたららしいの!」
アンナが私たちに勧めてきたので行ってみることにした。
「順番にどうぞお入りくださいー」
「私たちの番ね!何があるかワクワクするわ!」
魔力を使った出し物なんてとても心が高鳴った。
入ると辺りは真っ暗で、少しすると、辺りがキラキラと輝き出した。
「わぁー綺麗ねー、まるで夜に光る星のようですわね」
魔力を上手く使うとこんなこともできるのね。
でも、Cランクの私には程遠い技術ね…
「絵本の中に来たみたいですわ、すごく素敵です!」
セシルはとても純粋な眼で上を見上げていた。
「やっぱりすごいところ!次の部屋も行きましょう!」
アンナにつられ次の部屋へと移動した。
「次は何かしら…わぁ!」
次の部屋へ移動し目の前にあったトンネルを抜けると、そこはまるで海の中にいるような風景だった。
「ここもまた綺麗ですね!これもまた、本の世界の人魚に立った気分ですわ」
セシルは完全に本の世界に来ているかのようだった。
「ここもまたすごいですね!触るとちゃんと水だ、一体どのようにして作っているのだろう」
確かに透明のガラスでもなくちゃんと触れる水に覆われている。こんなことをする方はどれほどの魔力の持ち主なのか。
「すごかったわね!」
「はい!私は夢にもみた本の世界みたいでとても感激しました!」
セシルは相変わらず純粋で可愛いなぁ。
「確かに、すごい技術でした。いったいどれくらいの人数いや魔力の持ち主なんでしょう…」
アンナは作成者にすごくか感心していた。
それから色々周り、お店番の時間になり3人は自分のクラスへ向かった。
―――――――
「よし!気合い入れてやりましょう!」
私はとても張り切ったいた。
何故なら今まで何もできなかった私にやっとできる仕事(配膳)なのだから!
「ご注文はお決まりですか?」
「おすすめで」
「では、この焼き菓子と紅茶の合わせが抜群に美味しいですわ」
「さしたらそれでお願いします」
「かしこまりました!お待ち下さい。」
自分でも100点満点の接客ができた。
前世にアルバイト経験がありバッチリ活かされていたのだ。
「いらっしゃいま…せー」
そこにはシェネル兄弟だ。
「ソフィアとてもお似合いですよ」
「あ、ありがとうございますー。」
そうだった。私メイドのような制服着ていたのだったわ。
制服のデザインを決める際、前世の記憶でカフェ=メイドだったため、それを提案したらそのまま通ってしまったが、私もそれを着ているのだと思ったら少し恥ずかしくなってきた。
「僕としてはあまり皆さんにみて欲しくない格好ですが」
フーク様が少し意地悪な顔を向けそう言うと、
「いいじゃないか、フークのために着てる訳でもないし。」
ユーリ様が不屈そうにフーク様に言った。
「まっ、まあ、ご注文はお決まりですか?」
「2人ともおすすめで」
「かしこまりましたー、お待ちください」
最悪だわ。よりによって2人がくるなんて、2人の配膳は誰かに任せよ…
数分後…
「まだいるわあの2人…」
あの後の配膳はアンナに任せていたのだが、そのアンナが私に小さい声で教えてくれた。
「えー。早く帰って欲しいのにー。」
2人に目を向けると、こちらをみてフーク様が微笑んできた。
何を企んでいるの今度はー。かなり大きなため息をソフィアはついた。
そしてある程度お客様も引き片付けに取り掛かろうとした時
「ソフィア」
「あ、まだいたのですねフーク様…あははー」
「待っていちゃダメでしたか?」
「あっいえ、とんでもないです…」
フーク様はなんて意地悪な質問を…
「ソフィアにこれを渡したくて待っていたのですよ」
そう言って私の手のひらに綺麗なパープルの石が入ったネックレスだ。
ソフィアの瞳と同じだ。
「えっ!ありがとうございます!フーク様が作られたのですか?」
「はい、ソフィアのために作りました。」
「ありがとうございます!大切にします」
「ぜひ毎日つけてください」
「わかりましたわ!」
「…僕のだと証をつけておかないと…」
「へ?何ですか?」
「いや、何でもないですよ!では、僕も片付けに行かないと。」
「はい、ありがとうございました」
フーク様はそう言いクラスに戻ったが、なんて言ってだんだろう…僕の何とかー、何だったんだろう。
すると、その時を待っていましたかのようにユーリが現れた。
「これ…フークに先越されたけど、作っててソフィアに合いそうだなって思ったのと、この間少し冷たくあたったお詫び。」
そう言って私に紙袋を渡してすぐさまどこかへ行ってしまった。
「あっ、ありがとうございますー、早っ!お礼もちゃんと伝わったかしら。早速開けてみよう」
中には綺麗に輝くエメラルドグリーンの石が入った髪飾りだ。
「綺麗なエメラルドグリーン、あっ私の誕生石と同じなんて偶然ね、ユーリ様もなかなかいいセンスしてるじゃない」
そして私はフーク様からネックレス、ユーリ様から髪飾りをもらい、明日からつけることにした。
ソフィアがそんなやりとりをしているのをアンナとセシルは影で見守っていた。
「ソフィア、モテモテじゃない」
そうアンナは私を茶化し。
「え、まさかユーリ様……」
セシルは3人の関係に萌えていた。
ソフィア達は残念ながら賞品はもらうことはできなかったが、無事学校祭を終えることができた。
読んでくださりありがとうございました。
また次回作読んでいただいたり
コメント等していただけるととても嬉しいです




