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更なる始まり


 フーク様と婚約を決めてからは、さらにシェネル兄弟は家へ訪れることは増え、セシルともさらに仲が深まっていった。

 そして、ついに15歳、魔法学校へ通う歳になっていた。



「ソフィア様」

 いつものようにマリーが私を起こしに来た。

「ソフィア様今日は魔法学校の入学式ですよ!早く起きてください」

 いつになっても朝は苦手だ。

「おはようマリー…」

「魔法学校の入学式が終わったら、学校での寮生活になるのですよ。私はいないのですから、朝が心配です。」

 そうであった。前世では仕事、一人暮らしだったので流石に起きていたが、マリーが起こしてくれる今完全に頼りっぱなしであった。

「だ、大丈夫よ!やればできるわ!」

「ソフィア様…」

 マリーは少し呆れた顔であった。


――――――――


「あ!ソフィアおはようございます!」

「セシルおはよう!これからもよろしくね!」

 セシルもまた同じ学校に通うことになり…そして

「ソフィア、おはようございます」

「あっ、フーク様おはようございます。」

 はやり、シェネル兄弟も同じなのだ。

「ユーリ様もおはようございます。」

「おはようございます」

 しかし、フーク様は今までと変わらない感じだけど、少しユーリ様は小さい頃に比べると、クールな顔立ちはそのままだが、今まで少し恥ずかしがり屋なところが抜けて、完全に近寄りがたい人になってる…

 まあ、フーク様との婚約が決まってから、なかなかユーリ様は一緒に訪れることがなくなったし、その間に色々変わっていったのねー


――――――――


「新入生代表からの挨拶です。」

 拍手と共に黄色い歓声が溢れたと同時に壇上に現れたのは、フーク様だった。

 やっぱりこのお顔立ちだとモテるわよねー。と感心していると。ふと、フーク様と目が合い微笑んできた。

(あははは…)

 婚約をしてからといい、フーク様のアプローチはさらにヒートアップしていた。それに比べ私は好きになるかも知らないという希望も込めていたが、恋愛感情は全く持って生まれなかった。

「フーク様やはり人気ですね…」

 隣にいたセシルが私にそう囁いた。

「そうですね、この先が思いやられますわ…」

「ソフィア様はお美しいのでフーク様は目移りなんてしませんわ」

 セシルはそう思うのか。私はフーク様のことが好きな人からの視線や陰口、それが1番怖い。

 なんて思ってる間に挨拶は終わり。その後の入学式も終わった。


「ソフィア!」

「あ!お兄様!お久しぶりです」

 2歳年上のルイはすでに寮生活を送っていたため、なかなか家に帰ることがなく会うのは長期休み以来であった。

「これから会える頻度が増えるね、学校でも礼儀正しくするんだよ。僕ももちろんいるし、先生方も見ているからね。」

「は、はい…頑張ります」

 今までとは違い、遊びばかりしていたらダメなんだと改めて実感した。

 学校では主に魔力の勉強ではあるが、私生活なども成績にかかっていた。そのため遅刻なども大いに関わる。

 はぁー。泣いちゃいそう。


――――――――


 そして翌日。ついに出発の日


「ソフィア、頑張ってくるんだよ。」

「決して退学や進学できないとうないように!ルイもいるからしっかりしなさいよ!」

 いつも優しい父と、厳しい母の言葉を聞き。

「わかりましたわ!任せてください!」

 と、言葉を交わし家を出た。


 これから学校かー。頑張らなくちゃ、でもセシルもお兄様もいるから少し安心ね。


 そして、到着し部屋を案内されその日はそのまま就寝した。

読んでくださりありがとうございました。

また次回作読んでいただいたり

コメント等していただけるととても嬉しいです

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