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89話 久しぶりの酒席

アクセスありがとうございます。

評価&感想ありがとうございます。


 クリスティーネの爆弾発言から僅かに時間差でリュート達がいる部屋のドアが開かれた。


「クリスティーネ様」


「あっ・・リーヴス」


 部下を連れて近衛兵長のリーヴスが部屋に入って来て告げる。


「本日の夕食時間は、いつもより早めになりますので迎えに参りました」


「そうだったね・・リュート、バイバイ」


 椅子から降りたクリスティーネは、リュートに笑顔で手を降り部屋を出て行く。そして、リュートはリーヴスに思っていた事を聞く。


「リーヴスさん」


「なんでしょう?」


「王女様を1人にさせていたのは、不味いのでは?」


「あぁ、その事ですか・・王女様には、特別な加護があると聞いてますので城内では、ある程度自由にさせる方針のようです」


「特別な加護・・ですか・・」


「まぁその・・王城で重要な会議の予定がありますので・・」


 近衛兵長リーヴスのぎこちない言動を察したリュートは、用も無いため王城から出ることにする。


「そうですね、俺達は帰りますね」


「そうだ、報酬の金貨の扱いなのですが商人ギルドの口座に入れますか?」


「ん〜今日貰えるのであれば、全額持って来てください」


「ぜ、全額をですか?」


「はい、アイテムボックスに収納しますので」


「わ、わかりました。準備は終わってますので、中庭似てお渡します。それと、こちらが報酬の書簡です。王都商人ギルドで手続きをする事を忘れぬよう」


「わかりました」


 リュートは書簡を受け取りアイテムボックスに収納し、中庭へと出ると荷車を引く使用人達が中庭へとやって来た。


「木箱の中身を確認しますか?」


「いえ、このまま受け取りますよ」


 リュートは荷車に近づき金貨の入った木箱を持ち上げアイテムボックスへと次々に収納していく。その驚くべき光景に、苦労してここまで運んで来た使用人達は深く溜息をつきスキル持ちのリュートを呆然と見つめていると使用人達の1人が心の声を小さく呟き空へと消えていく・・。


「・・はぁ、俺らの苦労はなんだったんだ」


 リーブスに見送られ王城を出たリュート達は、夜の街を歩き宿へと向かっているとリュートが何かを思い出したかのように声を出す。


「そうだ!・・夕飯は酒飲みながらでどう?」


「いいですね、リュートさん!」


 素早く反応したのはミウだった。


「しばらく飲んでないし、みんなで行こう!」


「「 おぉー!! 」」


 テンションが上がるリュートとミウと違い、酒を飲んだことがないルカとレナは急にテンションが高くなる2人が理解できず不思議そうに見ながら酒場へと向かう2人の後を黙って歩いてついて行く。


「リュートさん!あの店にしませんか?」


「おっ?いいね、あそこにしよう」


 リュートとミウは、店の軒先に掲げている大きなジョッキと骨付き肉の看板をぶら下げている酒場へと入って行く。


「いらしゃいませ〜」


 店に入ったリュート達を女店員が出迎える。


「4人だけど、席空いているかな?」


「少々お待ちください・・」


 女店員は店を見渡し壁沿いの空いているテーブルを見つけ笑顔で対応する。


「では、4名様をご案内しま〜す」


 女店員は、リュート達を店の奥のテーブル席に案内した後に注文を聞く。


「ご注文は?」


「とりあえず、エールを4人分とオススメを4人分お願いします。


 リュートは4人分の注文を伝えると、女店員は一押しのメニューを勧めてきた。


「お客さん、エールによく合うイモッコロの細揚げはどうですか?塩味が効いてエールがさらに美味しくなりますよ?」


「・・それじゃ、それもお願い」


「ありがとうございま〜す!」


 女店員は営業スマイルで注文を受けて調理場へと戻って行き、しばらくリュート達は雑談をしていると注文の品が運ばれてに来た。、


「お待たせしましたぁ〜!エールと本日のお勧めのオークの肉焼きです。それと、エールによく合うイモッコロの細揚げです」


「ありがとう」


「銀貨7枚と銅貨10枚です」


 リュートは女店員に料金を支払いジョッキを手にする。


「それじゃ、特に何も無いけど・・カンパーイ!」


「カンパーイ!」


 リュートとミウは手に持つジョッキを軽く当てるも、2人についていけないルカとレナは、遅れてジョッキを手に取り真似してジョッキを当てた。


「「 プッハー!! 」」


 ジョッキの半分を一気に飲み干したリュートとミウは泡の口髭を作り幸せそうな表情をする。その2人を見ながらルカとレナ初めて飲むエールを1口飲む。


「ルカお姉様・・」


「レナ・・」


「このシュワシュワな感じは、なかなかなものですね・・」


「そうね・・少し苦いけど、癖になりそうだわ」


「はい・・」


 エールの味を気に入ったルカとレナは、一気に飲み干しリュート達より先にジョッキを空にする。


「おぉ・・2人ともなかなかの強者だったんだな・・」


「ですね・・」


 リュートとミウがルカとレナのペースの速さに驚いているとルカとレナは、エールのお代わりを所望する。


「リュート様、もう1杯お願いします」


「主様、私もお願いします」


「ん?・・お、おう・・」


 それから4人は競い合うようにエールを飲み、それぞれが十数杯のエールを飲み干しリュートとミウは顔を真っ赤にして千鳥足で宿へと戻るもルカとレナは酔っ払うという症状はなく普段通りの足取りでフラフラ歩く2人を途中で助け宿のベッドへと寝かし活動休止へと移行し朝を迎えたのだった・・・・。


 

そろそろ召喚勇者・・転移者達の登場します。

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