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~蛍火~

「ごめん、彼氏ができたの」

前のLINEから大分間隔が空いてからそんな返事が来る

(そうだよなぁ・・・)


と思いながら、「不本意の(おめでとう)」メッセージを送る。。。いったい何回目だろう?

一抹の優しさを香るようなごまかしにももう慣れた。

やはり縁などないのさ


そして逃げるように自分の趣味へと没頭する日々がまた始まる。自問自答に駆られながら、

同時に始まっていた、言いようもない何かが・・・僕の手を導いているのだった

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