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1雫目・ことり
一話完結です。
久方ぶりの小話です。
前回で、ほぼストックを使い切ったので、どこかから掘り出さない限りは、書き下ろしになると思われます。
…はい、書き手はある意味、ヒマ人です(笑)
細い木の中に、小さな小鳥が眠っている。
細い木を、丁寧に小刀で削りながら、『私』は、眠っている小鳥をそっと呼び起こす。
少しづつ、形が現れて、眠っていた小鳥が目を覚ます。
指先ほどの、小さな小鳥が、一羽。
一羽だけでは寂しいかな?
もう一羽、同じ木から呼び起こして。
色を乗せている途中で、一羽が突然、飛び去った。どこを探しても見つからない。
あーあ、飛んで行っちゃった…。
『私』は残念に思いながら、もう一羽に色を乗せた。
やはり、一羽じゃ寂しいな。
もう一羽、今度は飛んで行かないように、細心の注意を払って、呼び起こそう。
実際に、割り箸から彫りました。
で、実際に一羽、ぴょんと飛んで行きました…。
ただいま、行方不明ですwww
…どこに行ったのやら…_| ̄|○
ちなみに、新しい一羽、無事に起きました(笑)