表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

博士と助手と大発明

驚きの白さ

作者: 風木守人

「漂白剤、を知っているかね?」

博士の口から家庭的な単語が飛びだしたものだから、助手は少し驚いた。

「私はあれが嫌いでね」

博士は戸棚から白い液体が入ったフラスコを取りだした。

「名前の割に白くならないから作ってみたんだ」

「それ、ですか?」

博士は汚れた雑巾を水に浸して、その液体を注いだ。

「ほら、真っ白になった」

「凄い……」

博士はしかし、苦虫をかみつぶしたような表情で言った。

「どんな生地も真っ白になるがね」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] ハカセェ それは染料とかって名前じゃないですかね
[一言] もうタイトルにまず吹きました。 これをタイトルに持って来る感性、すばらしいですwww これから少しずつでありますが、読ませていただきます。
[一言] 「あかん! それ漂白やない。染色や!!」 ってツッコミ待ちですね分かります。 あぁ、それとも元々の色素も全て飛ばす完全な脱色ですか。
2012/05/30 19:48 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ