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転生してた…

目覚めると、現状が理解できなくて、信じられなくて、ポカンとした。生きてきた中で一番驚いた。

酷く混乱している。


私が今居るこの場所は、いつもの自室では無く、豪華なスイートルームみたいな部屋だったからだ。その部屋は、青やゴールドなどの色合いが使われ、中心部にある大きなクリスタルのシャンデリアやファブリック製のヘッドボード、床から天井まである窓を覆うベルベット製のカーテンなど豪華な空間が広がっている。そして、私が今座っているのは、ホワイトとゴールドで構成された柄のキングサイズのベッドだ。


何が何だかサッパリ分からない。混乱を通り越して、気を失った。


そして、もう一度目を覚ました時には、外が真っ暗になっていた。

私が持っている全ての記憶を掘り起こして、何がどうなってこんな事になっているのか、考え始めた。


一応、私の名前は、詩島りお。

大学3年生 20歳

性別:女

趣味:漫画読む・アニメ見る etc...

好きなタイプ:ツンデレ好き


確か、アニ〇イトにいつも通り、授業終わりに向かった。そして、好きなジャンルは勿論、新ジャンルを開拓しようと、兎に角、沢山漫画を買った。

その漫画たちは、読み終わる前に終わった。

死んだのか、よく覚えていないから、興奮していたのかもしれない。

そこから先の記憶が一切無い。


気付けば、さっきの状態に…。

転生したのか…? 嬉しくない。


読めなかった漫画がある事の方がショックだ。

外のカバーだけで、中身が分からないモヤモヤは、消えない。


あ~、叫ぶ気力も起きない。まじで死んだ。

どうしてくれんのよ、神様ぁああああ!


神様の○○がっ!!


ふぅ、と息を吐いて、心を落ち着けてから、考えるのを放棄した。

幾ら考えても分かることなど何も無い。

神が決めた事など凡人の私に分かるはずもない。仕方がない。


取り敢えず、この世界を楽しむことにした。

今は、それぐらいしか考えられない。


折角、異世界に転生したんだから、楽しまなくちゃね!!


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