人物紹介(45話現在)
急に登場人物が増えたので人物紹介を付け加えました。
キーン・アービス
主人公
サルダナ第2の都市バーロム近郊で、何者かによって殺害された母の胎内から、テンダロス・アービスにより取り上げられ九死に一生を得た。その後テンダロスの子として育てられる。幼少時より既存の魔術理論から逸脱した独自の魔術を編み出しており、一度目にした魔術は自分でも発動できるという特技を持つ。また大剣の達人でもある。これまで魔力が枯渇したことはなく、おそらく無尽蔵の魔力を持つと考えられる。世間知らずではあるが、驕ることなく素直な性格のため人に好かれやすい。テンダロスの死後彼の全ての遺産を相続している。テンダロスの意向もあり王都セントラムにある魔術大学付属校に入学するも、座学の成績不良のため放校となり、現在は軍学校に編入している。
テンダロス・アービス
キーンの養父。サルダナ王国の危機を幾度か救っており、その功績により一代限りの名誉伯爵位を授けられている。国内では『大賢者アービス』と呼ばれ、彼の従者アイヴィーと共に絵本や芝居にされて、多くの国民から尊敬されている。その半面、他国からは『鏖殺のアービス』と呼ばれ恐れられている。特にダレンからは『雷霆のアービス』と呼ばれている。キーンが12歳の時、老衰により世を去る。
アイヴィー
テンダロスがとある古代遺跡で見つけたマキナドールと呼ばれる近接戦闘特化型機械人形。アーティファクト。他国からは『サルダナの悪魔』と呼ばれ恐れられている。現在はキーンの屋敷を守り家事などをこなしている。
マーサ・ハネリー
バーロムの商業ギルド長。テンダロス亡き後キーンの後見人となる。
クリス・ソーン
キーンの魔術大学付属校でのただ一人の友人。ソーン侯爵家の三女。黒髪で長髪。成績優秀。キーンに好意を抱いている。
メリッサ・コーレル
キーンの魔術大学付属校での同級生。コーレル伯爵家の次女。金髪ツインテール。キーンとの出会いが悪かったせいかキーンを嫌っている。競争心が強い。
エッケル校長
魔術師団から出向中の魔術大学付属校の校長。階級は大佐。ドジョウひげを生やした五十がらみの男。キーンを放校処分にする。
ドーラ・フィッシャー
キーンの魔術大学付属校での担任教師。専門は魔術理論。30代の女性。
バーレル
付属校の実技教師。中肉中背。キーンに好意的。現在の魔術師団長の副官はバーレルの友人。
ヘンリー・オース
王都商業ギルド本部のギルド長。キーンに好意的。
マリア・ブーリン
オースの秘書。キーンに好意的。
ローデム2世
サルダナ国王。数年間ではあるがテンダロスに魔術ではなく一般学問について師事したことがある。
サイモン
宮内省長官。
ロプロース1世
サルダナ前国王。ローデム2世の父親。
ソニア・アブリル
キーンの軍学校の同期生、友人。栗色の髪の毛、短髪。3号生徒生徒代表。
トーマス・ブルマン
キーンの軍学校の同期生、友人。背が低い。成績はソニアに次ぐ。
フォールマン・グッドオールド
軍学校校長。退役大将。元近衛兵団長。髪の毛がないくせに鼻の下には立派なひげを蓄えている。過去にテンダロスに世話になっている。
ドリス・ゲレード少佐
キーンたちの担当教官。赤毛、短髪、背が高い。筋肉質。武術実技担当。魔術大学付属校との交流戦担当。
エルンスト・ランデル少佐
馬術担当教官。近衛騎兵中隊長。
ヘンリー・サール中尉
馬術担当助手。近衛騎兵中隊第1小隊長。ランデル少佐の部下
オードリー・マルス大尉
魔術担当教官。魔術師団本部中隊長
ハンス・マクフィールド
軍学校1号生徒生徒代表
トーマ大将
サルダナ軍軍総長。
ボーア大将
サルダナ軍副軍総長
セカール中将
近衛兵団兵団長
タルボット少将
魔術師団団長
ムスク大佐
バツー守備隊隊長




