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魔女って本当に強いんですか?  作者: SAKI
第二章 反逆戦争
19/21

あっちょっとやめ…オーポネントぉぉぉ!

「では、これから軍事会議を開きます」


「まず、ティナ様よりご報告を」


「はい。ビカサル帝国議会領付近で魔物が急激に増えています。オーポネント方面の守りを固めないといけません」


「では、王国騎士団の7割をそちらに派遣しよう。残りはここの護りに入ってもらう。ドゴール、さっそく準備を始めてくれ」


「承知いたしましたレクナス様」


「そして、私も戦場に赴くとしよう。パヴァーヌ、付いてきてくれ」


「御意」


「最後にティナ、およびサティア。あなたたちも最前線に行ってもらう」


「「承知いたしました」」


「ありがとう。短いが、これで会議は終わりだ。解散し、さっそく支度をはじめてくれ」


 みんなが一気に散っていく。これぞ戦争といった雰囲気。


「サティアさん、科学者を呼んできてもらえるかな?」


「わ、わかりました。レクナス様」


 かくいう俺は、まだ新しい王に慣れていない。やさしい皇太子でよかったよ。




「おーい、科学者さん?居るかー?」


「あいよー」


「お久しぶりです」


「おっ。戦争か。武器開発ならしてるぞ」


「えっと、王が呼んでる」


「あぁ~。じゃ行きますか!」


 研究室を彼女が出ていき、俺一人になる。俺は研究室の奥の方へ行き、新しい武器を見てみることにした。


「なんだこれ、強そうだな」


 おいてあったのは戦闘機。よく研究室内に作ったなというスケール。どうやら空から攻撃する作戦のようだ。


「……やっぱりイギリス人か」


 その戦闘機には、英国の国旗があった。そんでもって、


「……いつの時代だよ」


 さらにおいてあったのはアメリカの爆撃機と日本の零戦。どちらも戦時中のもの。きっと海外の現代史に疎かったのだろう。でもよくできている。


 さらには重火器も一揃い。強そうなマシンガンや、ロケットランチャーまである。


「……よく作ったな」


「ただいまー!おっ、私の武器見てくれたのか!かっこいいよね?よくできてるよね?」


「うん。すごいと思うぞ」


「さっすが私だね!」


「王はなんて?」


「いい作戦だって。でも欠点があってね、パイロットの育成をしなくちゃなんだ。それで話し合いの結果、兵士をすこしおいていくことにしたよ。」


 帰ってきたときは威勢がよかったが、もういつもの感じだ、研究所に呪いでもあるのか?


「話し合いと言えば、ずいぶん早かったな」


「それはね、王様が近くまで来てたんだよ。ティナ様と一緒に」


「ティナが?なんで?」


「もうすぐ出発だってさ。サティアも早く行った方がいいと思うよ」


「ありがとう。じゃあ、また、いつか」


「うん」


 見送った科学者は、どこか寂しげだった。




「……到着だな」


「えぇ。また来たわね。帝国議会領。」


「なかなかいいところだね。王位継承のあいさつもしなければならないね。」


「それに関しては私がまだ議長なのでいいです。とにかく戦いの準備を勧めなければ」


「それもそうだね。じゃあ僕は城壁に上ってくるよ」


「……ねえサティア、私たちは」


「本部に行こう」


「え?」


「敵軍の本部。魔王倒したら魔物もいなくなるんでしょ?」


「それはそうだけど、リスクが……」


「俺をだれだとお思いで?」


「魔法が使えない駄目魔女」


「ひどいなそれ!異能でカバーしてるから魔法はいいの!」


「じゃあ一回行ってみる?本部」


「おう!」


 とりあえずその夜は、興奮で眠れなかった。もちろん本部に行けるっていう興奮で。




「じゃ早速行こう!」


「はぁ……」


 早速議会領を出発したわけだが。


「えっと……どこ?」


「まぁ、そうなるわね」


「とりあえずあの山なんでしょ?あそこに行こうよ」


「そうね……」


 と歩き始めた時。


「サティア様!ティナ様!お待ちを!」


「どうした?」


「パヴァーヌ様がいなくなりました」


 これは、厄介ごとになる気がするな……。




なんか最近、キャラがブレてないか心配。なにか御不満が点や、苦情、特に意味のない怒りを抱えている方は、遠慮なく私にぶつけてください

―死ぬんじゃねえぞお互いにな

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