オーポネントって本当に侵略してくるんですか?
例の戦い、もといティナのキスから五日。レクナス領に戻った俺たちの最初の朝。
「……」
「……いただきます。」
俺は夜に起きた、というよりティナに地面に降ろされた衝撃で起きた。眠り浅すぎ。そのあと目を閉じたままでいたら、ティナがキスをしてきた、ってわけだ。こりゃもうだめだな。俺のこと男としか見てない。ま実際そうなんだが。
あのあと、ティナが熟睡したであろうタイミングで、俺が部屋に持ち帰った。いや、持ち帰るってそういう意味じゃなくて、連れて行っただけだよ?
「ところでさ、ティナ。この前のことなんだが……」
「ごっごちそうさま!じゃあちょっと稽古に!」
「……あ。」
あいつ逃げたな。
「おーい、ティナー?」
「えっどうしてここが!?」
「いやいつもここにいるじゃん。」
「まぁ……ね?」
「でさ、さっきの話。こっちも二人きりの方が楽だし。」
「い、いや、今は稽古を……」
「お前してねぇだろ座ってただけじゃんか。」
「うぅ……」
出会ったころは凛々しい人かと思っていたが。そんなことはないようで、だいぶすぐ焦るみたいだ。さすがにそこをイジることはしない。気がする。
「でさ、この前の夜、となりで寝てたじゃん?」
「ごめんなさい……」
「謝れなんて言ってないよ。で、今度から一緒に寝るのはどう?」
「えぇ!?そんないきなり……」
「いいじゃん。女同士なんだし。」
「でもあなたは……」
「俺が男ってわかってるのはティナだけだし、それに俺だって外見は完全に女だし。」
そんな理由じゃなくて、彼女いない歴=年齢の俺が女性と一緒に寝るって…。いや、でもそれはティナがかなりの美人だからであって……もういいや。
「わ、わかった。いいよ……。でも、変なこと、しないでよね……」
「あっアホかお前は!」
「うぅ……」
そんなこんなで、俺とティナは同棲することになったってよ。
その夜はまぁ……ホントに何もなかった。いやまじで。あ、でも、ティナの寝顔可愛かったよ、うん。いやでもほんとに下心とかないから、マジで。
* * *
「……敵の情報は??」
「はい、敵陣は魔女と組みました。予言に載っていた、例の魔女です。」
「やはりか。……どうりでこちらの勢力に勢いがついているわけだ。で、その魔女の強さは??」
「もしかすると、あなた様を超えるやも……」
「何をぬかしおる!!我に勝つ魔道士はいないはずだ!!」
「大変申し訳ありません。……おっしゃる通りです、わが君。あなた様が最強でございます。」
「結構。もう下がってよい……パヴァーヌ……。」
「……はい……。」
そのパヴァーヌという人物は、どこかで怠惰と寵愛と勤勉を連呼してそうな笑みを浮かべ、主に改めて忠誠を誓うのであった。
どうも、岡咲です。最近すこし投稿頻度が落ちていますが、本業の方が…。そして、さらにこの話がかなり行き当たりばったりに作られているのに対し、新作の企画、今回はしっかり企画書をつくったり本格的ですが、まぁそちらがスタートしまして(どうしても学園モノが書きたくて)そういう経緯でさらに投稿頻度が落ちる可能性が高いです。まぁそのへんも理解して、暖かく見守っていただければ幸いです。
最後に、ブクマ登録してくださってる方へ、できれば、悪口でもいいので、感想や、SNSなどでの拡散をしていただけるとありがたいです。そのほうが私の文章力の向上にもつながりますので、ぜひ指摘をよろしくお願いします。
では、またいつの日か。




