表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔女って本当に強いんですか?  作者: SAKI
第一章 魔法が下手な俺と、世界最強の騎士
PR
15/21

世界一の騎士

 ティナがレクナス領に来て三日。寝る部屋が違うのだが……ティナは不満げだ。デレを隠し切れないツンデレっているよね。


「きょうは魔法の練習でもしたらどうだ?」


「異能でよくない?マナ使わないし、強いし。」


「はぁ……まったくお前って奴は……」


「お前出会って五日だろ。ほざくな。」


「うるさいな!」


「二人とも、朝食は静かに食べてください。」


「「ごめんなさい。」」


 ティナはあれからずっと(怒ったとき以外)すました、議会場のときみたいな口調を続けている。




「魔法の練習かぁ……ダルっ。ねぇティナ、剣術見せてよ。」


「いいわよ。私の剣術、見せてあげるわ!」


 さっきの訂正。ずっとじゃなくて、二人きりと怒ったとき以外だわ。


「じゃあいくわよ。」


 ティナが剣を前にかざすと、剣から炎が噴き出た。


「おおおぉぉぉぉおまじか!すげぇな!」


「あ、あああありがとう……。」


 安定のツンデレ、ありがとうございます。


「でもスキルを唱えずにどうやって?」


「これも異能よ。わたしは異能が二つしかなかったけど、どっちも最強クラスよ。」


「へぇ……俺もそんな異能欲しいなぁ……。」


「あなたは魔術師なんだからいいじゃない。」


「そうだな。でも無言でスキルを……。」


「魔術師は練習すればできるわよ。でもスキルばっか使ってんじゃ、その意味はないけどね。」


「確かに。じゃいっか。」


「……」


「なぁ、その異能を持ってる人って、ほかにいるの?」


「いない。私だけだ。それ故に、私は世界最強の騎士と呼ばれるようになった。」


「……すごいな……。」




 その後もティナはそれはそれはすごいスキルを連発した。炎だけでなく、水、風なども起こした。しかし……。


「光のスキルはないのか?」


「……ない。」


「なんで?」


「光と闇の魔法は、一般の魔術師でも使えない。帝国始まって以来、光の魔術を扱えたのは、君を含めて二人しかいない。闇を扱えるのは、君だけだ。」


「そんなすごい属性だったのか……。」


「あぁ。今ビカサルは平和だ。しかし、じきに戦争が始まる。勝てるかは……君にかかっている。」


「俺そんな重要ですか……」


 今は平和に民が暮らしている。しかし、もう平和は約束できない。そう思うと、とても心が痛んだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ