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第9話 結果オーライ…??


と、いうわけでやってきました毒の沼地!!



街から歩いて1日ぐらいかかった。


名前から分かる通り、この場所は地面はぬかるんでいて歩きにくいし、どこもかしこも毒の霧が立ち込めている。


一応、霧に触れないようにフード付きのコートとマスクを作ってみたけども、


「鬼のコート」:オーガの皮膚でできたコート。割と頑丈。レア度3。


完全には防げないから、解毒薬が尽きる前に速攻でコカトリスを見つけて倒さなきゃなぁと思ってた。


思ってたけど…しばらく歩いてたら、この地形に適応していた。


そう、<最適化>のおかげだ。なんか途中からダメージ感じないなーと思ってステータスをみると、いつの間にか<毒無効>がスキルに追加されてた。


なんというか……<最適化>チートやな。


なんて考えながら歩いていると、足が何かに引っかかった。これは…白い糸か。


ここは毒系の魔物がたくさん出て来る。ポイズンうんたらがそれはもう。


ということで次は蜘蛛か。ポイズンタラテクトってところかな?



ガサガサっと音を立てて現れたのは、でかい蜘蛛。かなりでかい。


種族:クイーンポイズンタラテクト

Level:30

HP:4000/4000

MP:1000/1000

スキル:<毒弾LV6><蜘蛛糸LV7><突進LV5><統率LV5>

称号:恐怖の体現者


ボス級を引き当ててしまったようだ……


改めて見回すといたるところに蜘蛛糸が散乱している。


「クイーンタラテクトの糸」:粘着性のある、頑丈な糸。魔力を拡散させる効果を持つ。レア度6。


おう。これは魔法職だったら詰んでるわ。魔法職だったらな!!


突進してきたクイーンを必死で避けて、横側に回り込む。蜘蛛糸トラップは剣で切って回避。


クイーンも反応して口から毒弾を放ってくる。


俺は冷静に正面から毒弾を切り裂く。しかしこの幻鬼剣はほんとよく切れるな。


再度突進してきたので、すれ違いざまに足を1本切り落とす。


しばらくすると、クイーンは動きを止めた。


幻鬼剣の効果である。どうやら無事異世界に飛べたらしい。きっと幸せな夢を見てるに違いない。


さて、この間にクイーンの背中に乗って剣で切り裂く。何度かやってHPを削り切れたようだ。その間反応は全くなかった。痛みを感じさせず殺せるなんて、慈悲深い武器だなぁ(暴論)。


クイーンの体液をたくさん浴びてしまった。そして、なんか焼けてるような匂いがすると思って見るとコートが溶け始めていた。


酸かこれ!あぶねぇ!


慌ててコートに合成をかけると、、


「鬼酸のコート」:割と頑丈。衝撃を受けると酸が染み出す。レア度5。


なんか面白いのができた。物理攻撃には強そうだ。結果オーライ。


クイーンの死体はアイテムボックスにしまって、散乱するクイーンタラテクトの糸も回収する。


これ何かに使えないかな…


ふと、右腕に巻きつけていた包帯と合成してみる。


「魔封じの包帯」:魔力を拡散させることができる。耐久力も高い。レア度7。


良さそうなのができた。これ、魔法とかパンチで消せるんではなかろうか。


あとは自分のステータスを確認しておく。


名前:ハヤト・ゼンジョー

種族:魔人

性別:男

年齢:19

Level:37

HP:4500/4500

MP:750/750

スキル:<剣術LV7><気配察知LV4><身体強化LV2><毒無効><鑑定LVMax><隠蔽LVMax><アイテムボックス><異世界言語>

ユニークスキル:<合成><最適化><右腕の一撃>

称号:異世界に迷い込んだ者、創造神の祈り、オーガキラー



ステータスは上がったけどスキルはあんまり増えないなぁ……


さて、気を取り直してコカトリスを探そう。





距離を稼ごうと走っていると、コカトリスを発見した。発見したんだが……



「引きつけて時間を稼ぐわ!」

「すまん!助かる!」

「魔法でサポートします!」

「うぉぉおお!行くぜぇええ!」



4人パーティの冒険者たちと既に交戦中だった。



うわぁ…これめんどくさいパターンだわどうしよ……




主人公はあまり気にしていませんが、<最適化>により常に体が最適な状態なので、風邪などの体調不良は一切ありません。羨ましい限りです。


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