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【合計100万PV感謝!】現実は難しいので、VTuberはじめました! 〜陰キャから抜け出すために始めた配信活動だったけど、有名配信者たちからの人気がすごいです〜  作者: もかの
3章.1節:夏だ! 配信だ!

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86/90

☆お誕生日☆そうら生誕祭

「ということでどうも、本日の主役です」


:おめでとー! ¥10000

:おめおめ ¥10000

:誕生日おめでとうございます!

:おめでとう!¥50000

:このきゅいあとの差よ

:赤スパ大量発生中

:俺も便乗しとこ、おめでとう! ¥10000


「赤スパたくさんありがと。あとで変態さん煽ってくる」


:赤スパの量で張り合おうとすなw

:向こうは9191なんてのができたから赤スパ少ないんだってw

:誕生日が近いのは匂わせ?


「君、あとで一時間ほど話し合おうか」


:おっと一部の人にとっては至福の時間

:でも声がマジすぎるw

:もはやなんで変態さんなのかも覚えてないだろw

:1時間話せるんですね、ナルホド

:通報しました

:誰も触れなそうだから聞くけど、なぜこの時間なのだ

:それは思ったw 誕生日あと30分もないぞw


「あー……それはまぁ、みんな忙しい中見てくれると思って念入りに準備してたから」


:30分に詰め込むんですね

:まぁ生誕祭なんだから本当にそうなのだろう

:ありがたい話ですねぇ


「ふふん。もっと褒めたまえ」


如月蒼 / Kisaragi Aoi:先程はエベ4時間も一緒にやってくれてありがとうございました! またしましょうねー!

:おい

:さっきマッチングできた! 対ありです!

:おい


「ちょっと蒼先輩? 悪意ありますよね?」


如月蒼 / Kisaragi Aoi:いやいや! 悪意なんてありませんよ! 6時間もぶっ通しでしてくれたのを4時間にまで抑えたんですから!

:おい!

:さすがあおくん、いじるのがうまい

:逆になんでそれを配信でしなかったのさ


「い、いやぁ、生誕祭でこれは違うかなぁって……」


:と、被疑者は申していますが、あお殿実際のところは?

如月蒼 / Kisaragi Aoi:先程僕が「今日誕生日じゃなかったっけ?」と言いましたね

:悲報、VTuber自身の誕生日を忘れるwww

:聞いたことないわw

:そうら殿、弁明のほどは?


「いやほら、だってさ? ここ所属する前まではそんなのなかったでしょ? だから忘れてたのも仕方ないのであって……」


:それでもVTuberの生誕祭は1大イベントだからなぁ

:ってことはこの配信何もしないってことでおk?


「ふっ、もともとはその予定だっt……コホン、誕生日の話を聞いたのは11時。その30分間でわたしが何もしなかったとでも?」


:まぁ誕生日忘れるくらいだし……

:嘘つくくらいだし……

如月蒼 / Kisaragi Aoi:僕がその話したの10時くらいだし……

:おい


「……すいません、ちょっと蒼先輩黙っててもらっていいですか?」


如月蒼 / Kisaragi Aoi:おっとこれ以上はほんとに嫌われそうですね


「よろしいです。それはいいとして、残された30分でなにかできないかと考えた。そしてたどり着いた答えは──!」


ましろ:私が来た

:ましろんじゃん!

:たどり着いた答えがましろんだと


「そう。ネッタークイーンとはいえ本職はイラストレーター。ということで、抽選100名にわたしとましろさんの直筆サイン入りのイラストをプレゼントする」


:おーっと! これが30分でひねり出した答えか!

:他人任せで……

:配信関係なくて……

:1種類のプレゼントのみ……

:これはっ──!

:手抜きだろ


「……というわけで、誕生日の終わりが近いのでそろそろ終わる。それじゃ」


:逃げるな卑怯者! 逃げるなァ!

:まぁプレゼントあるだけいっか

:何気にめちゃくちゃほしいものだし

:ばいばーい

:ばいばーい!

如月蒼 / Kisaragi Aoi:その答えに2分くらいでたどり着いたあとも少しエベやってましたけどねーお疲れ様でした

:これはまだまだ問いただす必要がありそうだ……











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