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【合計100万PV感謝!】現実は難しいので、VTuberはじめました! 〜陰キャから抜け出すために始めた配信活動だったけど、有名配信者たちからの人気がすごいです〜  作者: もかの
2章.3節:みずな救出作戦

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第57話.流石に事務所に相談しておく

 ──絶賛、祐希と並んで最上さんの前に正座しているのにはわけがあるのです……。






     ★






 土曜日の朝となり、僕は8時前に目を覚ます。土曜は9時まで寝る派だけど、僕は昨日の寝る前にとあることを思い出してしまったので、いつもより少し早めに起きる。


 とあること。そう、事務所に何も伝えていなかったことをね☆


 頭の中だから☆とかつけてるけど、結構とてもかなり重要なこと。大事なので3つ重ねてみました。


 いやでもね? これで事務所に伝えて、「危ないからだめ」とか言われたらどうしよ、って結構真面目に悩んでるんだよね。


『みずなにもう人を貶めるようなことは、絶対にさせない!』


 とか言っちゃってるんだよ? 「事務所にだめって言われたからやっぱ無理」とかできなくない?


 ならいっそ事務所になにも言わないのがいいのでは?


 その考えに至ったので、僕はミックスライブとのチャット画面を何も見なかったことにして閉じる。


 すると、ブブッとスマホが震え、祐希からのチャットが届く。


〔させねぇよ?〕


 心を読み過ぎな祐希のチャットに苦笑いしていると続けて。


〔みずなを助けようと思ったけど、事務所になんも伝えてなかったの思い出して、明日行くかぁと思って朝起きたはいいけど、伝えたら助けられないんじゃね? と思ってミックスライブとのチャットを閉じる、とかさせねぇよ?〕


 もうこれはエスパーでしょ……。


〔残念だが、俺は吸血鬼なもんでな〕


 ……僕は祐希のエスパー疑惑は置いておき、ミックスライブに連絡を取ることにした。


〔え、無視?〕


 うん、無視。


 というわけで(?)、僕は諦めてミックスライブにみずなとのことを伝える。


 まぁ、その正座に至るわけであって。






     ☆






「はぁ……」

「「……」」

「はあぁぁ…………」

「「……」」

「はあああぁぁぁぁぁ………………」


 いやぁ……ぐうの音も出ないとはまさにこのことなんだろうね。ため息だけでも言い返せないや。


 ちなみにましろさんは、最上さんにマネージャー業を教えてもらっている最中なので、僕らのマネージャーはまだ最上さんになっている。


「みずなさんについてはライバーのためにも、こちらで早めに対処しようとは思ってましたけど、なんでライバー自身が対処しに行ってるんですか……」

「「ごめんなさい……」」

「まぁ、過ぎたことを悔やんでもしょうがないです。今回は2人に全面協力でみずなさんを助けます」

「え、いいんですか……? てっきり、「今すぐに断らないと事務所追い出しますよ」とか言われると思ってたんですけど……」

「私を何だと思ってるんですか……。ただし、今回は、ですよ?」

「あざます! ところで、全面協力ってマジで?」

「はい。やるからには徹底的にと社長から伝言を預かってますので」

「「ありがとうございます!」」


 僕らは立ち上がり、最上さんとここにはいない社長さんに感謝を伝える。


 これにより、みずな救出作戦に大きな後ろ盾ができた。











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