第51話.3期生コラボ 〜後半はアニカーを添えて〜
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:THE ゲーマーのための曲だったな
:4人の特徴入っててすごい
:見間違いじゃなきゃ、曲のイメージイラスト描いてるのましろさんだよね?
:ましろさん、働きすぎです……
:歌詞すごいね
:トップゲーマー4人にしか歌えない曲
:うーん、単純にリナがヤバい
「みんな〜! ありがと〜! この曲はこの配信終わったあとに、公式チャンネルで公開されるから、みんなそっちも見てね〜!」
「イメージイラストで感づいてる人もいるけど、MVもましろさんが担当してくれたんだよ! そっちも見てくれよな!」
「わたしたちが強要したんじゃなくて、自分で名乗りあげてくれただけだから」
「決して、私たちが無理やりさせてると勘違いしないように……!」
:もしもし、警察ですか?
:言ってそばから通報で草
:ましろさんマジで疲労で倒れそう
:話変わるけどさ、いちいちましろさんって書くのめんどくね?
:まぁ愛称決まってないし
ましろ:別に好きなように
:あれ、ましろさん?
:え、チャンネル持ってたっけ?
ましろ:さっき作った
:はっやいなぁ
:登録してきました
:はっやいなぁw
:好きに呼んでいいならましろんで
:ましろんは確かにいいかも
ましろ:可愛いから許す
:あ、適当に書いたらほんとに決まってしまった
:それはそうと、ましろんは早く休みなさい
「あ、ましろさんチャンネル作ったんですね! 今度コラボしましょう!」
「改めて、ましろん、よろしくな!」
「変態さんに愛称で呼ばれるなんて……可哀想に」
「俺泣きそう」
「ましろさん、また遊ぼうね〜!」
「それでは変わりまして。。ご主人様方は、オリ曲が終わったあとの私たちが何をすると思いますか?」
:アニカー
:アニカー
:それ以外ない
:3期生コラボなんだから、しょうがないか
:なにもしょうがなくないが?
「それは大丈夫! 次の配信からは別ゲーもできる準備はしてるからな!」
「きゅいあさん。多分ご主人様が言ってるのはそのことじゃないです……」
「そ。わたしと零様と変態さんで買いに行ってきた」
「あたしもお兄ちゃんが買ってくれたのと、自分でpcソフト買ったのがあるから、ゲーム配信はいつでもできるよ〜!」
:さすがはシスコン零くん
:これは優しいで止めてあげようやw
:んで? 結局今日もアニカーってことでおーけー?
「そういうことです」
「わたしたちは優しいからね、もちろん参加型」
「ということで、早速始めよ〜!」
「ふっ、また俺の無双劇が始まるのか……」
「わー、かっこいいなー」
「そうらんや、棒読みが一番傷つくぞ……」
そうして、計5時間にも及ぶ3期生の配信は幕を閉じた。
〜〜〜?????視点〜〜〜
ミックスライブの3期生の初配信があったことをサムネで確認した俺は、薄暗い部屋で待っている養子の少女に声をかける。
「次の標的はこいつだ。わかったな?」
「ち、父上! その方は、ミックスライブ所属の方ですよ!? そんなところにこんなことしたら……」
「あ? お前は俺の言うことが聞けねぇのか?」
「……いえ、わかりました……」
それを聞いた俺は、すぐに調査を始める。
こいつの名前は……そうか、神宮寺零、だな。




